前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Sketches / Jason Seizer





  01. The Henhouse
  02. Clara
  03. Sketches
  04. Cumi Cumi
  05. What Do You See ?
  06. Porter's House
  07. Body and Soul

Jason Seizer (ts)
Larry Goldings (org)
Peter Bernstein (g)
Bill Stewart (ds)
Recorded by Stephan van Wylick on 3/12/1999
ORGM 9710 (organic music)

Jason Seizer名義の本作ですが、購入ターゲットは、Larry Goldings(B1968)。内容は、
"Body and Soul"を除き全てSeizerのオリジナルという全7曲。
メンバーを見ると編成的には、Jason Seizer + Larry Goldings Trioといった感じになって
いる。

Seizerは、ドイツのSaxプレイヤーではありますが、現在は PIROUETレーベルでの録音エン
ジニアとしての顔も持っており、どちらかというとそちらの仕事の方がメインになっている
のかもしれない(ひょっとしたらオーナーかも?)。本作録音の99年というとGoldingsにとっ
ては、"Time is of The Essence / Michael Brecker"(別頁あり)と丁度同年となりますが、
その何か一発やらかしてやろうというような覇気と前を向いた内容と比べてしまうと本作は、
だいぶ落ち着いたものに感じてしまうが、Seizerのtsは、気をてらうこともなく、終始安定し
たプレイを見せており、感性面でも現代に生きるsaxプレイヤーとして、一応の評価をできる
内容になっているのではないでしょうか。
この2000年前後のGoldingsは、それまでの彼を考えると、最も進化が感じられた時期でも
あり、本作においても、全体の落ち着いた中にあって、随所にその新しい感性のほとばしり
を感じることができる内容となっている。
しかしながら、残念に感じるのは、Goldingsとともに、Bill Stewartにも言えることですが、
もう少しのきっかけと刺激を与えれば、その化学反応によりsomethingを生み出す能力を十
分持ちながら、爆発することなく終わってしまったのは、それができる時期にいたプレイヤ
ー達だけに、何とももったいないと思えてしまいます。

最近、他ブログの記事を見て思い出し、それがきっかけで、しばらく冬眠状態に入って深い
眠りについていた盤を引っ張り出し、聴いてみみたりすることがありますが、そこから再確
認やら再発見あるいはあらたな発見へと、つながる場合もあり、あらたな動きを得るために
も、この活動には外部からの刺激の重要性を再認識しております。
忘れかけていたDhafer Youssefの再確認にはki-maさんの"音楽という食べ物" そして本作
もGrass_hopperさんのブログ"ジャズに焦がれて気もそぞろ" での記事がきっかけで数年ぶ
りに触れる機会ができました。この刺激に感謝であります。フレッシュな刺激を期待して
おります。

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Jason Seizer




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Comments

Editこんばんは
J-Works様
こんばんは。相変わらずなかなかコメント出来てませんが、拝見してます。
名前出して頂いてありがとうございます。最近の傾向は他ブログ様を物色後に手を出すという感じで、良いんだか悪いんだか(笑)。でも何も意識せず、マイペースでやるのが一番かと思ってます。今後もよろしくお願いします。
で、Goldingsって時々えらく行儀がいいですよね。この盤は聴いたことはありませんが、あの感じかぁとわかります。そうそう、今Filming 聴いてますよ。こちらこそありがとうございました。予想と違って驚いてますが、気に入ってます。ではでは。
Edit
こんにちは。Grass_hopperです。

記事中でご紹介いただきありがとうございます。
"Time is of The Essence / Michael Brecker"は懐かしいですね。
当時は私、ブレッカーばかり聴いていました。

このアルバムでのゴールディングスは、
確かかなりファンキーなプレイもしてますよね。
ゴールディングスがメシオ・パーカーのバックをやってた頃の演奏は
めちゃファンキーなので、それと共通するものがあるなと思いました。
EditRe: こんばんは
ki-maさん こんばんは

自分とは異質の部分を多く持っているki-maさんの
ブログは、発見することも度々あります。
異質にも大きく2つに分けられますが、発見につながる
要素を持った異質とそうでないものと、ki-maさんの
感性の質としては、前者のようで、貴重な存在と
勝手に思ってます。で、ネタを探しに覗かせてもらいますので
今後もともよろしくお願いいたします。
自分の楽しみを極めるには、やはりマイペースが一番ですね。

確かに、Goldingsは行儀がいいと思えるようなところがあり
ますね。たぶんオットリした性格と想像してますが、ムチが
入らないと本来の能力が出てこないと思えるようなことが
あります。いい意味でJohn Medeskiのようなラフさとワルが
備われば、プレイも大きく変わるのですが....................
でも、好きなMusicianの一人です。
EditRe: タイトルなし
Grass_hopperさん こんばんは

Grass_hopperさんのブログの品揃えから想像するに
Breckerを通過してきたことは、ほぼ間違いない
などと勝手に人の頭の中を分析しては、楽しんでいましたが、
まあ、やっばりそうでしたか。
これで、だいぶ分析作業も進みました(笑)。

"Time is of The Essence" でのGoldingsは、それまでと
比べ、一皮むけ、大きく前に進んだと思えるものがあり、
その点でGoldings ばかりでなく、Organ界全体にとっても、
意味のある1枚になった盤と私的には評価しております。
これも、多分にBreckerという存在が影響していると思って
ますが、その辺が大きな存在の元で能力を発揮する傾向に
あるというGoldingsへの私が不満に感じる部分でもあり、
やはり、年齢的にも、リーダー盤で、オルガニストとして
決定的なものを残してほしいと常々感じているところです。

メシオ・パーカー時代のGoldingsをご存知と、ベテラン
ですねぇ(笑)。


Edit
こんばんは。

なんか"Time is of The Essence / Michael Brecker"が気になり初めて、ひさしぶりに聴き直しましたが……やっぱ、かっこいいですねぇ(笑)。

昔、このアルバムのM-6「Renaissance Man」が大好きで、繰り返し何度も聴いてました。メセニーがめっちゃかっこいいソロ取るやつです(今この曲を聴きながらノリノリでコメント書いてます(笑)。

この曲、ゴールディングスが弾くベースラインもすごいファンキーですね。最近、2000年代のクール系ばかり聴いてたんで、ひさしぶりにこういう熱いのを聴いてコーフンしました。きっかけを与えてくださりありがとうございます。
EditRe: タイトルなし
Grass_hopperさん おはようございます。

聴かれたんですねぇ。
私も"Renaissance Man"は、本アルバム中でも最も高頻度で
聴いた曲でした。

私の現在の指向も、どちらかと言うとクール寄り、それに
明るいよりはダーク、ハッピーよりはナーバス................
そこにダーティー、怪しい、いかがわしい(これはないかな)
..........などが入ったものに吸い寄せられる傾向がありますが、
一歩引いて客観的に己を見てみれば、かなり問題の多い
人物像が浮かび上がってきます(爆)。

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