前向きに Jazz!

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Category: Other Instrument  

Because of Bechet / Aldo Romano

Because of Becet-1   Because of Bechet-2

01. Dans les rues d' Antibes (extrait 1)
02. 50 years later
03. Les oignons
04. Fina
05. Petite fleur
06. Blossom
07. Giorgia
08. Crossbreed
09. Across
10. Dreams and Waters
11. Song for Bechet
12. Muskrat ramble
13. Dans les rues d' Antibes (extrait 2)

Aldo Romano (ds, drum-sampling, b, keyboards, g)
Emmanuel Bex (org)
Francesco Bearzatti (ss, ts, cl)
Emanuele Cisi (ss, ts)
Nico Morelli (p)
Olivier Sens (b)
Michel Benita (b)
Giorgia Fiorio (poem recitation)
Naab (drum-sampling)
Recorded August 31-September 4, 2001at studio Chateau, Paris.
017 275-2 (Universal)

アルバムタイトルからすると、Aldo Romanoが、ニューオリンズの伝説的クラリネット, ソ
プラノサックス奏者Sidney Bechet(1897-1959)に捧げたという一枚になるのだろうか。
私的には、フランスのorgan奏者Emmanuel Bex(B1959)の参加も魅力で購入したという
一枚で、Romano曲8の他、Bechetのオリジナル5曲を取り入れた内容となっている。
メンバーを見ると交流の多い、Romano, Bex, Bearzattiを含め伊-仏混合バンドといったとこ
ろでしょうか。

さて、今回このアルバムを取り上げてみたのも、前回Bugge Wesseltoftのアルバムを記事と
したこともあり、同じPCプログラミングという手法を利用しているということで、ちょっと比
べる意味もあり、久しぶりに聴いてみたことがきっかけでした。
全体としては、フランスとは、関わりの深いBechetの曲を21世紀にふさわしく、現代的タッ
チ溢れた感覚でスポットをあててやりたいというようなRomanoの思いも伝わってくるクール
でカッティングエッジな表情をみせながらも、温もりも感じられるという聴いて心地良い音楽
となっている。この辺は前回記事とした "Filming" にも通じるものがあるように思えます。
わずかに違いを感ずるのは、人肌を離れた音が気持ち混在するといった感覚ですが、これは
Buggeのシリーズ5作目と本作との経験値の差ということではないでしょうか。
この手法も、自分の手足のごとく自由に自分の感性を表現するのは、かなりの経験も必要で、
その辺は楽器と同じであり、Buggeのシリーズでも、初期作は、決して満足できるという状態
ではなかった。しかしながら、そういった若干の負の要素はありながらも、むしろ、本作にお
いてはこういった手法を取り入れたことにより、現代的感覚に溢れた理屈ぬきのカッコ良さも
引き出しているというプラスの面の方がより大きかったように思う。
何よりも、60にして、こういった新しい手法にもチャレンジして、未知の美を探し求めようと
いう前向きな音創りの姿勢をしっかり維持していること、そこが尊いのである。

Bexのオルガンもしっかりとしたバックアップを見せており、おなじみのT5 "Petite Fleur"
(小さな花)も原曲の甘い調べもそのままに、現代に蘇らせており、楽しめるアルバムになって
いるのではないだろうか。

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Aldo Romano
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Comments

Edit
こんばんは。
ここで、ロマーノにであうと思っていなかったので、びっくりです。
わたしは、ロマーノはフレスやキャストリ目当てで集めていました。
でも、彼のトータルバランスみたいなのや、ほどよい緩さも好きです。
そして、いつも、若手を起用して前に進んでいく姿も好きです。

>何よりも、60にして、こういった新しい手法にもチャレンジして、未知の美を探し求めようという前向きな音創りの姿勢をしっかり維持していること、そこが尊いのである。

そレですよね。
って、新譜がでてたのにまったく気がつかなかったんで焦ってます。
EditRe: タイトルなし
Suzuckさん こんばんは 

どマイナーなブログにようこそ!

> ここで、ロマーノにであうと思っていなかったので、びっくりです。

Romano絡みのものは、けっこうあるのですが、
なかなか記事にするまで至っていません。
時間があれば、毎日でもアップしたいところですが
なかなかそうは、いきません。
で、Romanoですが、ある程度の年令になっても
前進意欲を維持している、こういうタイプは、
ミュージシャンの姿勢として最も好きなタイプです。
これが基本かと。

で、で、Bugge/Songs聴きたいと思っているのですが、
まだ予約段階のところが多く、購入可のところも、
通常のCD2枚分ぐらいと高値、安値に慣れてしまった身には
厳しい現実です。ちょっとセコく、値が落ちるのを待って
攻めてみようかなあなどと企んでいます。

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