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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: trumpet  

Cuong Vu 4-tet / Leaps of Faith

Leaps of Faith

  01. Body and Soul
  02. All the Things You are
  03. My Funny Valentine
  04. Leaps of Faith
  05. Child-Like
  06. Something
  07. I Shall Never Come Back
  08. My Opening Farewell


Cuong Vu (tp)
Stomu Takeishi (eb)
Luke Bergman (eb)
Ted Poor (ds)
Recorded April 14-16, 2010
ORIGIN 82585 (Origin Records) 2011

Cuong Vu(クォン・ヴーB1969)は、ベトナム出身、6才で米国はシアトルに移住、その後
New England音楽院を出て、彼が世に知られるようになったのは、Pat Methenyのグルー
プへの参加が大きく関わっている。
このブログでは、Pianist & ComposerのMyra Melfordのグループ "Be Bread"の
"The Image of Your Body"(別頁あり)にて重要な役回りをしており、記事歴がありますが、
先進性あるコンセプトを持ったミュージシャンとの交流も多く、移住してきたこの米国で
重要な立ち位置にいるミュージシャンになりつつあるのではないだろうか。

さて、本作は、ピアノやギターの入らないツイン・ベースという変則編成のtp Quartetと
いうことで、この編成の中でVuがいったいどんな動きを見せるのかというあたりが一番の
関心事でもありましたが、一聴してみると、ツインベースというよりも一つは通常ベース
の役回り、多分武石の方だと思われますが、メタリックでソリッドに時折、不穏な響きも
交え緊張感を醸し出しており、もう一つは、どちらかというとギターのような使い方を交
え、ベーシックな環境と効果といった使い方により、2台のベースがスペイシーな音の空間
を創り出しているといった感じでしょうか。Vuのtpは、時にはその空間を漂い、縦横に飛
び交い、そして突き抜け、エレクトロニクスによるエフェクトも駆使した全体のサウンドは、
スケール感を感じる広がりのあるものとなっている。過激、不穏といった部分に耳が行きが
ちだが、時折見せる叙情性あるよく歌うプレイも、かなりの上手さを感じるトランペッター
である。血の部分を色濃く出してくるミュージシャンも多いが、6才からの米国暮らしとい
うこともあるのか、また、そこを売りにしてくるといった姿勢もなく、聴く側としても、根
っこのところでの微妙な差異は感じるものの、ことさらアジアを意識して聴く必要もない世
界スタンダードのコンテンポラリー感に溢れたJazzと言えるだろう。

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Cuong Vu
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Comments

Edit
おはようございます。

クォン・ヴーというトランペッタは過激、不穏という言葉がピッタリで好みの一人。 

このCDは超スタンダードを取上げ興味深いのですが、多分歪んだ音がしていそう。
そうな感じですか? お勧め度は?
EditRe: タイトルなし
tam.raさん こんにちわ

たしかに全体に歪みから、現代社会のゆがみ、暗部も
イメージされるような音楽になっています。
特にベースなどは、エフェクトかけまくりで、真っ当な
Jazzファンからは、怒られそうです。
Cuong Vuは、ストレートに吹いても、かなりの使い手
で、本作にもスタンダードが入っておりますが、その辺を
期待してしまうと、ガッカリするかもしれません。
このメンバーなので、やはりスタンダードな捌き方は
見せません。
いずれにしても、楽しみなトランペッターと感じてい
ます。
本作を評価するならば、私的には、ちょっと辛めに
3.5~4ッ星、お好みしだい盤といったところでしょうか。

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