前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: piano (第3期)  

The Image of Your Body / Myra Melford Be Bread

be bread
  01. Equal Grace
  02. Luck Shifts
  03. Fear Slips Behind
  04. To the Roof
  05. Yellow are Crouds of Flowers, 2
  06. The Image of Your Body
  07. Be Bread
  08. If You've Not Been Fed
  09. Your Face Arrives in the Redbud Trees
  10. Made It Out

Myra Melford (p, harmonium)
Brandon Ross (eg, banjo, voice)
Cuong Vu (tp, electronics)
Stomu Takeishi (b, electronics)
Elliot Humberto Kavee (ds)
Recorded December 2 and 3, 2003, Brooklyn, NY
CG131 (Cryptogramophone) 2006

Myra Melford(B1957)は、"Alive in the House of Saints(Rec.1993)"で初めて出会った
ピアニストですが、それ以来、気になるところあり、全作とはいかないまでも、こうして
時々チェックしているというフリー系ピアニスト/コンポーザーです。
内容は、全て彼女のオリジナルとなる全10曲。

一聴して、しなやかで甘美なライン、インド・パキスタン~中東をイメージさせるような
エスニックな旋律、どフリー、時折走るエフェクト処理された閃光................と掴みどこ
ろの無い様々な表情と抽象性に前途多難を感じましたが、聴き重ねてみると楽曲はしっか
りと創り込まれており、本作全体に彼女の一貫した意思の通ったと感じられるものがあり、
コンポーザーとしての並々ならぬ能力も感じ取ることができます。
本作で、彼女は harmonium を多用していますが、この harmonium とは、昔、学校で
よく見かけた足踏み式オルガンのようなもので、リードを送り込んだ空気により振動させ
音を発する原理となっているようだ。インドがイギリス統治下にあった時代、インドにも
この楽器が入り込んで、その後インド音楽の伝統に添う形で改良され、ひざの上に載せて
使うというインド特有の形も生まれ、インド音楽とは関わりの深い楽器となっているよう
だが、インド音楽とともにこの楽器にも強い関心のあったMyraは、長期に渡りインドまで
行っている。彼女のインド音楽に対する興味も生半可なものではないようだ。

そんなMyraの強い意志によりコントロールされた音空間の中にあって、エフェクトを効か
せたCuong Vu(クォン・ヴー)のtpが、スペイシーにそして時に鋭い切り込みで本作のベー
シックなカラー創りに実にいい仕事をしており、多少の歪みを加えたBrandon Rossのギタ
ーもこのサウンドには、欠く事の出来ない脇役として機能している。
そしてMyraとは、つき合いも長いベースの武石務も加え、こういったメンバーの人選にも
彼女のセンスが良く出ているのではないだろうか。これもコンポーザーとしての彼女の眼
なのであろう。


Myra Melford's Be Bread Sextet - Live at Jazzfestival Saalfelden 2010

Myra Melford - piano, harmonium
Cuong Vu - trumpet
Ben Goldberg - clarinet
Brandon Ross - guitar
Stomu Takeishi - electric bass
Matt Wilson - drums

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Myra Melford

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