前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Sweet Science / Larry Goldings Trio

 Sweet Science
  01. Asimov
  02. Sweet Science
  03. Solid Jack
  04. Lockout
  05. This Guy's in Love with You
  06. Chorale
  07. Pegasus
  08. Gnomesville
  09. Spring is Here
  10. Come in and Pray

Larry Goldings (organ)
Peter Bernstein (g)
Bill Stewart (ds)
Recorded by Balitsaris at Maggie's Farm, January 6and 7, 2002
PM-2084 (PALMETTO)

Larry Goldings(B1968)のレギュラートリオによる一編。
優れたリーダーの元でのサイドメンとしては、先進性あるプレイにて、次代の感性も思わせる
ことも多いGoldingsだが、自身がリーダーとなった場合は、その先進性もやや希薄になるとい
う傾向もあり、その点、不満にも感じていたのですが、本作もしかり、ちょっと、おとなしい
印象は否めません。
決して、内容的に悪いというわけでもないのですが、Bernstein, Stewartという力もある2人
を従えてのリーダー作ですから、もっと思い切った冒険もすれば、結果も違ったものになった
とも思えるのですが、彼の目指すのはオーソドックスな4ビートを楽しくやりましょう的なも
のではないはず。そこに自分の目指す方向に向かう強い意思と冒険心とが強く感じられないの
は、ちょっとさびしいところです。
また、以前にも度々書いてきたような気がしますが、このBernsteinは、優れたギタリストで
はあるのですが、感性の質という点で、Goldingsが進むべき方向とは違う、メインストリーム
の感性です。ここにもしBernsteinではなく、コンテンポラリーな感性の質と強い先進性も備
えたギタリストが代わりに一枚加わっていれば、Stewartのdsとともに、だいぶ結果も違って
いただろうとも思えるのです。
Goldingsの歴史を振り返って見た場合、最も成長著しいという2000年前後の数年間をこのレ
ギュラートリオで過ごしたことが、Organist, Musicianとしての可能性を狭めてしまったと思
えるのは、残念でなりません。

T9 "Spring is Here" での、オーソドックスな中にも独自性とともに新鮮なGoldingsのフレー
ジングが光る。
見事なセンスも持っている彼だけに、アルバム全体として、それが前向きな姿勢として十分生
かされていないのは残念とも思える一枚。

尚、Larry Goldingsに関しては、他にも多くの記事歴がありますが、ここに表記しきれません
ので必要な方は → こちらから

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Larry Goldings
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