前向きに Jazz!

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Category: vocal  

Ballads and Burton / Ann Burton

Ballads  Burton


  Ann Burton (voc,)
  Louis Van Dyke (p)
  Jacques Schols (b)
  John Engels (ds)
  Rudy Brink (ts)
  Recorded 1969
  ESCA 5041(Epic)

1.A Lovely Way to Spend an Evening
2.Try a Little Tenderness
3.Bang Bang
4.Someone to Watch over Me
5.The Shadow of Your Smile
6.It Never Entered My Mind
7.That Old Devil Called Love
8.Here's That Rainy Day

このアルバムは、以前ほとんどvocalを聴かなかった時代の、数少ない例外とも言える一枚。
オランダの歌手Ann Burton(B1933)の "Blue Burton(Rec.1967)" に続く2作目の
アルバム。
歌詞を大事にし、噛み締めるように唱うAnn BUrtonの持ち味が良く出た一枚で、聴いた後
にいつまでもメロディーが、フレーズが耳に残るという不思議な魅力を持った本盤である。
地味でどこかはかなさを漂わせたAnnのヴォーカルを支えるバックが、そういった味わいを
より深めるほどの、切々としたプレイを見せており、決して一流とは言われることのない、
Louis van DykeのピアノとRudy Brinkのテナーは、しみじみとしたB級の味により、本
作を一級のヴォーカル・アルバムとしている。
Jazzのスタンダードばかりでなく、ポップス畑の曲もよく取り入れる彼女は、そういった
ポップな曲も、彼女色の見事なJazzにしてしまうが、本作でもCher(シェール)の大ヒット
ナンバー "Bang Bang" をLouis van Dykeの耳にこびり付くような、切ないシングルト
ーンと相まって、見事に料理して見せてくれる。
いい意味で、想像を裏切るハッとするようなフレーズを連発し、非凡なところを見せてくれ
るLouis van Dykeの持ち味が良く出た一枚でもあると思うが、唄伴で光り輝くところがま
た彼らしいところか。
捨て曲なしの全8曲。一流には、創り得ないB級Jazzメンが、創った見事な名盤だ。

(ここで言っているB級とは、決して悪い意味ではありません。誤解なきよう。)

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Ann Burton
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