前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Earth Tones / Peter Bernstein

Earth Tones




  Peter Bernstein (g)
  Larry Goldings (organ)
  Bill Stewart (ds)
  Recorded December 14, 1997
  (Criss Cross 1151)


Peter Bernstein 名義のアルバムではありますが、Larry Goldings をターゲットとしての
購入。当ブログでは、カテゴリー振り分けの都合上、購入の目的をはっきりさせています。
Bernsteinを軽視しているというわけではありませんので、悪しからず。

さて、そのリーダーのBernsteinですが、メインストリーム系の感性と安定したプレイで、
今ではJazz Guitar Sceneのど真ん中でその存在感を見せていますが、私が現在求めている
感性は、将来的に主流になるであろう、あるいはさらに先端のもっと細胞分裂の激しい部分
というあたりのものということで、普段はこうしてターゲットとなる共演者でもいない限り、
単独では手を出さないであろうというギタリストです。
しかしながら、私がよく購入のターゲットとする本盤でのLarry GoldingsやSam Yahelなど
のオルガン絡み、あるいは他盤などで共演者となっている場合が非常に多く、腐れ縁という
わけでもないのですが、自然つき合いも長くなっているというのが私とBernsteinとの関係で
す。また、GoldingsやYahelとBernsteinとの関係ですが、共演者との対話の中からその互い
の刺激により新たなsomethingを生み出そうというJazzにおいては、共演者の持つ意味は非
常に大きいのですが、新しい刺激を与えれば、化学反応をおこしやすいGoldingsやYahelの
感性にとって、このBernsteinの感性の質がどうなのかという疑問をずっと持っていました。
Bernsteinは、良いギタリストですが、その持っている感性の質という面で、もっと強い先進
性を持ったギタリストが共演者であったなら彼らの元々持っている先進性が引き出され、そ
の音楽もだいぶ違うものになっていたのではと考えています。

そんなBernsteinの本盤におけるプレイですが、T1 "Metamorphosis" では、珍しくコンテ
ンポラリー寄りの感性も見せ、そのキレとドライヴ感あるプレイは、私のお気に入りの1曲と
なっています。T9 "Carrot Cake" では、タイトなBill Stewartの叩き出す8ビートに乗って、
それとは対称的にちょっとダルなテイストも入れたBernsteinとGoldingsのソロがレイジーで
いい感じです。ターゲットのGoldingsは、時期的にはこれからという時期でもあり、彼のピ
ーク時のプレイと比べると物足りない部分もありますが、随所に光るものは感じられ、この時
点では次代のorganとして大いに期待させられる若手のホープといった存在感を見せてくれて
います。この後も、Goldingsは、彼のグループにおいて長年、ギターにBernsteinを起用し続
けるのですがこれが、もし違うギタリストを相手としていたら、だいぶ違った展開になってい
たであろうといった思いに駆られてしまいます。

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Peter Bernstein
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