前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: piano (第3期)  

Forest of Oblivion / Pablo Held

Forest of Oblivion
  01. Two Questions One Answer
  02. Forest of Oblivion
  03. Hand Jive
  04. Interlude
  05. Phasen
  06. Melody
  07. Vertico
  08. Pajaro Triste
  09. Ana Maria
  10. Phase 2

Pablo Held (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Byrgwinkel (ds)
Recorded August 3rd December 13th 2007 by Jason Seizer at Pirouet Studio, Munich
PIT 3032 (PIROUET) 2008

ドイツの若手ピアニスト Pablo Held(B1986)のデビュー作。若手といっても本作録音時21才
という彼は、10代前半からドイツ国内のJazzコンペで優勝していたということで、本作リリ
ース時にも早熟の天才として話題になっていたのを思い出す。
内容は、Held曲6、3人共作曲1、T. Williams曲1、W. Shorter曲1、他1の全10曲。

10代から活動していたという彼は、本作に至るまでは、ピアノをHubert Nussに指事し、
The WDR Big BandやManfred Schoofのグループでの活動歴がある。
温度感が低く、ほの暗いトーン、そして硬質なタッチ...............と、このジャケットが、実に
よく彼のピアノのイメージを表していると思う。
モーダルに走るフレージングにもセンスが感じられるし、バラードにおける叙情的表現、テク
ニック、作曲能力............................どれをとっても水準をかなり超えたところにいると思え
るPabloのピアノ。
実にうまいピアノだと思うのだが、何かが足りない、どうしてもいまいち感が残るのだ。
ダーク好きの私だが、このダークの質も?だ。ダーティーなところも通ってきてのダークで
はない、優等生の演じたダーク?、板に付いてない感覚が残る。
足りないものがあると感ずるのは事実だが、その足りないものは、はっきりことばにできる
ような代物ではない。それを探すのが、これからのPabloの仕事だろう。
そんな未完を感じさせるピアノだが、録音時まだ21才、それで当たり前だろう。これで完成
されていたら、先が無い。未だ荒さも残し、何か足りない彼のピアノは、多くの可能性を秘め
ているということだろうか。
でも、若くして天才と呼ばれるようなタイプって、その後は、思うように伸びないケースも
意外と多いんだよね。人生は差し引きゼロになるよう動くことが常、ピークがどこに来るかの
違いなのかもしれない。稀にピークのないまま終末をむかえるなぁんてさびしい人もいるが...
..................気をつけよう!
その秘めた高いポテンシャルが、いつか爆発する日が来ることを期待しよう。

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Pablo Held
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