前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Shakill's II / David Murray

shakills 2  David Murray (ts)
  Don Pullen (Hammond B3 Organ)
  Bill White (g)
  J. T. Lewis (ds)

  Recorded October 5-6, 1993 in New York
   Columbia DIW 884 (1994)

  1. Sixth Sense
  2. Blues Somewhere
                    3. For Cynthia
                    4. Shakill's II
                    5. Crazy Tales
                    6. One for the Don
                    7. 1529 Gunn Street

Jazz聴き始めた頃、Bluesから流れ込んできた自分は、それまで馴染みのあった楽器としてGuitarやらOrganをよく聴いたのだが、その後SaxやらPianoを
聴くようになると、Jazzの指向もアコースティックな方向へと変化を見せ、自然とそれまで聴いていた世界の音を逆に避けるようになり、しばらく聴かない
時代があったが、90年代後半、一曲との出会いから再びOrganにどっぷり浸かる日々が訪れ、それは今現在も続いています。
その一曲というのが、本作の前作となる"Shakill's Warrior / David Murray"(別頁あり)中の一曲で、これは以前、記事としましたので参考まで。
本作は、それから3年後録音の続編になる。
内容は、Murray曲1、Pullen曲3、White曲1、他2の全7曲。

本作は、もちろんOrganのDon Pullen(B1941-1995)目当ての購入だったのだが、彼の本職は、やはりPianoで、こうしてOrganで参加しているアルバム
も他には、John Scofieldの"Live 3Ways"(別頁あり)やKip Hanrahanのプロジェクトでの参加などその数も極めて少ないものです。
彼の交流のあったGeorge Adamsなど、そのメンバーから想像すると、Organもかなり黒っぽいものをイメージするかもしれないが、前作同様コテコテ感
というものはなく、またPianoで見せるような尖り感もなく、ちょっと洗練されたものも感じる彼独自のスタイルと言っていいかもしれない。
本作でもT3 "For Cynthia" では、そのMedium Balladといった哀愁溢れた親しみやすい曲調の中、彼のピアノからはイメージできないような軽快で洗練
されたソロを聴かせてくれます。
もちろんMurrayの泣き節も冴えてます。
彼は、54才という若さで亡くなっており、先鋭的な部分も持った彼のピアノだけに、もう少し彼に時間が与えられたならば、オルガンにおいても、もっと
違った形を見せてもらえたのではとも思えてしまいます。残念です。
しかし、こうして再びOrganを聴くきっかけを作り、自分の指向に変化をもたらしたMusicianとして、生涯忘れることはないでしょう。

JAZZ-organ 75
David Murray
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