前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: piano (第3期)  

Whirl Pool / John Taylor




  01. Consolation
  02. Whirlpool
  03. For Ada
  04. Nicolette
  05. The Woodcocks
  06. I Love You Porgy
  07. Everybody's Song But My Own
  08. In The Bleak Midwinter

John Taylor (p)
Palle Danielsson (b)
Martin France (ds)
Recorded in Ludwigsburg on 21, 22 October 2005 at Bauer Studios
CAMJ7802(Cam Jazz)

John Taylor(B1942)の前回記事にした"Angel of the Presence"(別頁あり)のほぼ1年後の
録音となる本作は、全く同一メンバーにより、Taylor曲3、Kenny Wheeler曲3、他2の全
8曲という内容になっている。
この1年間という時間の経過がプレイにどう表れるのか、その辺も興味のあるところです。

オープニングのWheelerの曲 "Consolation" が哀感あるキャッチーなメロディーラインで
まずグッと心を掴む演出はアタリだ。しかも音質が非常にクリアーで、鮮度バツグンだか
らたまらない、Danielssonの巧みなベースワークも生々しく記録されており、大いに盛り
上げてくれる。この1曲でこのアルバムの評価は、ほぼ固まったようなものだ。
全体の印象としては、前作の流れに沿ったものとなっており、Taylorらしく適度な尖り感
を潜ませながらも明快でメリハリあるという側面とデカシーに富んだリリシズムに溢れた
側面とを持ったハイセンスなピアノトリオアルバムとなっている。
スリリングなインプロもすばらしい。

さて、最新作 "Patience / S. Kerecki & J. Taylor"(別頁あり)に続いて2回連続でCam Jazz
レーベルからのJohn Taylor Trioのアルバムを記事としましたが、私的には、2002年録音
となるECMよりリリースの"Rosslyn"(別頁あり)でのMarc Johnson(b)、Joey Baron(ds)との
コンビによるスリリングなインタープレイが記憶に残るところで、同じトリオというフォー
マットであるならば、そちらに軍配を上げてしまいます。

ハイクォリティーの内容は前作と何ら変わらないのですが、これまで、ともするとメカニカ
ルな印象を受けるほど、その寸分の狂いもない精度と俊敏性を見せていたTaylorのピアノタ
ッチ、気にしなければ気づかないほどのわずかな、いつもの彼とのキレ味の違いを感ずるの
は、私だけであろうか。このアルバムで初めて見せたTaylorのこの感覚、単に気のせいであ
ればよいのですが、ちょっと気になります。

追記)この機会にJohn Taylor 5連チャンぐらいやって、少し貯まったものを吐き出してお
   こうと企んでいたのですが、基本、雑食性で飽きっぽく、気の多い私にはムリなよう
   でした。3つが限度です。キツい!John Taylorは、またの機会ということで、次回か
   らは、無節操にあっちこっちに手を出す通常お気楽モードに戻ります。

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John Taylor
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