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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

3osity



Dave Corbus (g)
Pat Bianchi (Hammond B3 Organ)
Todd Reid (ds)
Recorded July 5, 2005 (CAPRI74077-2)

アルバムタイトルとなっている "3osity" はDave Corbus(B1960) をリーダーとするグル
ープだが購入のターゲットはPat Bianchi(B1976)。
集中的なBianchi追尾態勢の中から、掘り起こした過去盤である。
このグループは、結成時の "TRI-OCITY" という名称を "3osity" に改名したようだ。
内容は、CorbusとReidの曲がそれぞれ1曲ずつの他は、M. Tyner、T. Monk、K. Dorham
などからJ. Hendrixの曲に至るまで、彼ららしい選曲の全11曲。

録音日を見ると既に記事歴のある "East Coast Roots / Pat Bianchi"(別頁あり) からわずか
2ヶ月後ですから、ほぼ同時期になるんですね。メンバーの違い、そしてサイドメンとして
というあたりが、音楽にどのような違いとして出るのか、あるいは出ないのか、その辺も興
味のあるところです。

冒頭1曲目のTyner曲 "Inception" でアレッと思いました。このブログでも記事歴のある
Sam Yahelの "In The Brink of an Eye"(別頁あり)に入っている同曲と全く同じテーマ部の
演奏で、思わずCDを間違えたかなと思ったほどなのですが、良い方に解釈すれば、これは
遊び心でもあり、先輩格 Yahelへの敬意の表れでもあるのでしょう。そしてBianchiは、方
向性の近いオルガニストSam Yahelにも関心を持っていたことがうかがえます。

"East Coast Roots" でもそうでしたが、この頃のプレイには、既に独自性が芽生え始めてお
り、既に記事とした同グループの2002年作 "The Art of the Jazz Organ Trio"(別頁あり)
での平均的プレイと比べると、やや感じられたDeFrancescoの匂いも抜けつつあり、曲に
よっては、モーダル臭も漂わせるスタイルへの変化も見られるなど、やはりこの21世紀、
注目していかなければならないorganistとして再確認したしだいです。

S.Allen曲のT7 "This Could Be The Start of Something Big" では、音使いと高速プレイ
に、強いDefranceso色、そして意外にもK.Dorham曲のT6 "Una Mas" では、ごく部分的
ですが、Barbara Dennerleinのフレーズが聴けたのには、驚きでした。彼の見ていた方向
が、いろいろ見える思いがして興味深いところです。
そして今後は、独自性という部分でより磨きをかけ、進化させた姿を見せて欲しいというの
が私の願いでもあります。

尚、Pat Bianchiに関しましては、文中で紹介している他にも下記記事(別頁あり)もあります
のでご参考まで。
1.Looking Back / Dan Schwindt
2.Back Home / Pat Bianchi

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3osity
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