前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

The Beautiful Enabler / Mauger(Rudresh Mahanthappa)

Beautiful Enabler-1



  1.Acuppa
  2.Bearings
  3.Flac
  4.Intone
  5.The Beautiful Enabler
  6.I'll See You When I Get There
  7.Meddle Music

Rudresh Mahanthappa (as)
Mark Dresser (b)
Gerry Hemingway (ds)
Recorded at Acoustic Recording by Michael Brorby on December 17, 2006 
CF114CD(clean feed)

Rudresh Mahanthappa(B1971)を中心としたグループMauger名義による本作は、既に
記事とした2010年作の "Tasty ! / MSG"(別頁あり) とは同年の録音、時期としては本作
の方がわずかに後ということで、メンバーも変わっての2度目のサックストリオ作という
ことになる。
内容はMahanthappa曲2、Dresser曲2、Hemingway曲2、3者共作曲1の全7曲。

Anthony Braxtonとの活動などでもおなじみの両ベテランMark Dresser(b)と
Gerry Hemingway(ds)とを迎えたオールスタートリオとも言える強力なメンバーを迎え
た本作では、普段Mahanthappaの音に感じるインド色はあまりなく、極めてストレート
なJazzといった印象である。
本作を通してまず感じるのは、全7曲全て違ったイメージが表れ、あらためて彼のその多
彩な感性を確認できたことである。それは生まれはイタリア、血はインド、育ちはコロラ
ド、教育はボストンやシカゴでというように多文化をルーツに持っているとも言えるような
彼の生い立ちとも多少関係しているのであろうか。
もちろん本作でのバラエティーに富んだ音楽は、Mahanthappaのワンマンショーによる
ものではなく3人のメンバーの感性のぶつかり合いと同調とを経た知の結晶とも言えるも
のであり、その有機的に密に絡み合いながらのインタープレイにより集団的創造物である
本作ができる過程こそが本作の一番の見せ場ともなっており、この終始張りつめた緊張感
の中で、一部のスキをも見せず、凄みとともに殺気みなぎるこのアルトには、ただならぬ
ものを感じる。

Mahanthappaに関しては、下記記事(別頁あり)もありますのでご参考まで。
1.Codebook / Rudresh Mahanthappa
2.Apti / Rudresh Mahanthappa's Indo-Pak coalition

Beautiful Enabler-2

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Mauger


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