前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Many Places / Gary Versace

Many Places

Gary Versace (org)
Dick Oatts (as, ts, ss)
Matt Wilson (ds)
Recorded April 2005 SCCD 31589(SteepleChase)

内容は、Versace曲5、スタンダード曲他4の全9曲。
多くのビッグバンドでの活動経験豊富なデスモンド~コニッツ派の流れを汲む、ベテランの
Dick Oattsをフロントにしてのオルガン-サックス・トリオ。

今回のVersaceの相手Dick Oatsは、今の空気感を漂わせるsax奏者ではありますが、基本は
メインストリーム寄りの感性を持った経験豊富なベテランということで、全体のサウンドも
比較的オーソドックスで落ち着いたものとなっている。イメージとしては、このブログでも
紹介済みの本作の翌年録音になるギターのVic Jurisを相手にした "Reminiscence" (別頁あり)
あたりと近いものがあるが、そこでVersaceが見せてくれたノリの良さは、本作ではちょっと
希薄かという印象を受ける。その辺は、共演者の持つ感性そして相性が大きく関係している
ところなのでしょう。
本来Versaceのノリの良さは、特筆すべきものがあり、ベテランを相手にしたオーソドックス
な展開では、そのメロディーメーカーとしてのセンスも手伝って、粋なフレーズを連発させ、
楽しませてくれるのだが................、まあ、"Reminiscence" での彼があまりにも好調だった
ということで、それと比べてしまうのも酷かもしれない。
しかしながら、Versaceは、こういったオーソドックスなメインストリーマーの中で楽しく
ノリのいいプレイをめざすよりりも、先進性あるコンセプトを持った共演者との中で、創造
の意欲溢れた音楽の中に身を置くべきorganistであってもらいたいというのが私の願いでも
ある。

Gary Versaceに関しては、このブログでは、リーダー作以外にも多数関連記事がありますが、
ここに表記しきれませんので、必要な方はお手数ながら検索 "Gary Versace" よりお入りくだ
さい。

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Gary Versace
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