前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Tribute to Jimi Hendrix / Lonnie Smith Trio

Foxy Lady Purple Haze

Foxy Lady              Puple Haze
TKCV-79053(VENUS)          TKCV-79055(VENUS)
Rec. March 19, 1994         Rec. March 20, 1994

Lonnie Smith(org) John Abercrombie(g) Marvin "Smitty" Smith(ds)

本作録音の前年にColtrane作品集として、同一メンバーにて"Afro Blue"(別頁あり)を録音
しているこのトリオだが、1年も経たない今回は、ロックの革命児 Jimi Hendrix へのトリ
ビュートアルバムである。
私的には、Abercrombie(B1944)の参加が購入のきっかけともなっているが、内容の方も
編成的に自然そうなってしまうが、Abercrombieのギターを前面に立てての展開で、彼の
普段とはひと味違った面も見る事ができるという点でも興味深いものとなっている。
当初、この企画も1枚の予定だったが、録音時のメンバーのノリも良く、自然発生的に湧き
出す音も予定より長いものになってしまったこともあり、2枚に分けてのリリースとなった
らしい。従って、収録曲もアルバムあたり4曲でいずれも長尺曲という内容になっている。

内容の方は、Jimi へのトリビュートアルバムということで、Jimi 縁のナンバーが多く
Abercrombieとしては、いつになくブルージィーな面を出したプレイが多くなっており、
その辺が本作の魅力ともなっているようだ。
ちょうどこの時期、Abercrombieは、他にもDan Wall, Jeff Palmerなど好んでOrganistと
の共演をしており本作も彼のそんな気持ちから実現したものらしい。
さて、このブルージィーという面だが、WallやPalmerとは違い黒人でもあるSmithのOrgan
は、元来、強烈な黒さを持っており、そのあたりもAbercrombieからブルージィーな面を引
き出した要因となっているのだろう。
しかしながらこのブルージィーという感覚もAbercrombieの場合は、一般のギタリストのそ
れとは、だいぶ違ったもので、露骨に前面に押し出してくるようなものではなく、奥に潜ん
だそのブルーの感性がジワーっと滲み出てくるような印象で、あくまでもクール、彼のギター
の魅力の核心となる部分はこの辺にあるのだろう。

さて、Lonnie Smith(B1943)ですが、リーダーとしてどちらかというとまとめ役という感じ
の役回りでdsのSmithとともにしっかりとしたグルーヴのベースを創り出しています。現在、
70に手が届くというぐらいの年令になりますが、近年では、コンテンポラリー系のギタリス
トJonathan Kreisbergとのアルバムリリースがあるなど、新しいものへの意欲も衰えていな
いようです。




JAZZ-organ 54 


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Comments

Edit
ジミヘンとアバークロンビー、しっくり行きませんが演奏を聴くとオルガンが頑張っておりGoodです。 ジャズ以外は興味ないのですが、学生時代にウッドストック2回も観に行きジミヘンの凄さは実感しました。(歳がバレル)
EditRe: タイトルなし
tam.raさん おはようございます

当方、記事はその時々書くやり方をしているので、
関連あるものを記事としていたら、気がつけば
かなり片寄った内容になってしまいました。
たぶん正当派Jazzファンから見ると、まゆをひそめたく
なるような内容だと思います。
しかし、そんなフィールドこそが私のテリトリーということで
やはり、この先もそのマイナーな世界で生きてゆくことになると
思います。

ウッドストックを体験されているとのこと、しかも2回も、
歴史の生き証人として、大変貴重な存在です。
そんな人は日本にも何人もいません。

Open Loose / Strange Unisonは、八方手をつくしましたが
ダメです。そんな古い盤ではないので、なんとかなると思って
いたのですが...................たぶん初回プレスがごくわずかで、
決して売れる盤ではないので、そのまんまということで
こういうケースは、見通しよくありません。
そうなると、余計に欲しくなってしまうのが人情、
なんとかしたい......................。
Edit
J worksさん、こんにちは。

Jimi Hendrix は、やっぱり凄い!
ウッドストックの録音で初めて聴いて衝撃をうけました。
まだ中学生の終わりか、高校生の始めくらいだったけど、背伸びしていた時代を思い出しました。なんかの雑誌で Hendrix がジャズ・ギタリストとしても凄かったようなことを書いてあったのを読んだ記憶があります。それとイメージや容姿に似合わず、お茶目だったことも。

私が10代の終わり頃でもまだヒッピーの生き残りが一杯いて、彼らが成長してヤッピーになって、今はサンドイッチ・ジェネレーションになって歴史はあっと言う間に動くんだなって思う今日この頃です。
EditRe: タイトルなし
まん丸さん おはようございます

Jimi Hendrixは、特別なものを持っていたと思えた少年時代
でした。そんな彼ですからジャンルの垣根を超えて、Jazz界
でも影響を受けた人は、多いと思います。MilesとJimiは、互いに
リスペクトしあう仲でした。
我々同じ時代を生きてきた世代のようですね(あ~、気が重くなる......笑)

Tracy Toddの"Moon and Sand"は、下記CD Babyサイトで試聴でき
ますが、短く、オイシイ部分が全く聴けません。音のない部分は、まだ衰え
を見せていない想像力でカバーしてください。
http://www.cdbaby.com/cd/tracytodd

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