前向きに Jazz!

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Category: sax (第2期)  

Andratx Live / Kullhammar - Osgood - Vagan

Andratx Live-1 Andratx Live-2

Jonas Kullhammar (sax)
Kresten Osgood (ds)
Ole Morten Vagan (b)
Recorded Live at Glenn Miller Cafe, May 19 & 20, 2008
MMPCD 064 (MOSEROBIE)

1.Snake City Rundown
2.The Two-Step
3.Morsan A Farsan
4.Opti
5.Farah
6.Attainment (Bonus Track)

前回に続きAndratxの今回はライブ盤である。
スウェーデンのsax奏者Jonas Kullhammar(B1978)他、連名によるワンホーントリオ作と
なる本盤のライブ会場は、北欧ではおなじみの"Glenn Miller Cafe"。
内容は、Kullhammar曲2(1,3)、Osgood曲2(2,4)他の全6曲。

このサックストリオというフォーマットでのKullhammar作は、このブログでも
"Gyldene Tider Vol.2 / Daniel Fredriksson"(別頁あり)、
"Andratx / Kullhammar - Osgood - Vagan"(別頁あり)に続き3作目の記事となる。

ライブである本作は、スタートからゴールまでハードドライブにそしてストレートアヘッド
にフルスロットルで熱くぶっちぎった感のある一枚である。
ハードバップの熱い魂を奥に宿し、荒々しく、アグレッシブに、豪快にといったそういう面
の彼の持ち味は、リズムセクションの熱いプレーとともにライブということもあり普段以上
に発揮されており、そのヒートアップ度もハンパないものがあるのだが、普段の彼のプレイ
に感じる伝統のハードバップを奥に潜ませながらもモード、フリーといったスタイルを吸収
している彼のテナーから放出される音は、現代感覚に溢れたという私が最も求めているその
部分で多少の物足りなさを感じるのだ。
そして持ち味である荒々しさが、ともすると単に荒っぽいとも思えるような部分もあるのは
ライブということでしょうがないことなのであろうか。
あえてハードバップ期のイメージを創出したいという意図があってのプレイなのか判断はし
かねるが、何をやろうとも最終的には、今を感じる音、そこに持ち込んでほしいというのが
私の願いでもあり、Kullhammarに私が求めている音もそこなのだ。これがないと
Kullhammarもただの人になってしまう。
21世紀の今、あえて半世紀さかのぼったイメージを創ることにどれだけの意味があるのであ
ろうか、彼の目指すところはそこではないとも思えるのである。

年齢的には、十分過ぎるほど進化の余地を残しているKullhammar、その可能性に期待して、
しばらくは、ちょっと距離をおいて見守ることにしよう。
4月の来日時は、ぜひ生Kullhammarをと意気込んでいたが、どうも雲行きが怪しくなってき
た。

JAZZ-sax 26
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