前向きに Jazz!

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Category: vocal  

Irie Butterflies / Emma Larsson

Emma Larsson






 Emma Larsson (voc)
 Seppo Kantonen (p)
 Ville Huolman (b)
 Tomi Salesvuo (ds)
 Recorded January 2006
 IGCD132 (Imogena)

Emma Larssonは、スウェーデン出身だが、現在はヘルシンキ在住らしい。内容は、彼女
のオリジナル中心の全10曲だが、アレンジ面では、ピアノのSeppo Kantonenも大きく関
わっている。

典型的北欧の感性を持った、そしてPOPなセンスも漂わせる彼女は、コンテンポラリー系
と言ってよさそうだ。
透明感ある素直な声質とちょっぴりダルなテイストも漂わせつつ北欧特有の叙情性を感じ
させるという一方でパンチ力あるところも見せてレンジの広さも感じさせるなど、彼女の
唄には力強さもあり、しっかりとした存在感と芯のあるヴォーカルだ。
オリジナル曲も、きれいなメロディーラインを持っており、作曲能力にも秀でたヴォーカ
リストである。

このアルバムは、ピアノ・トリオをバックに従えてのEmma Larssonの単なるヴォーカル
アルバムという見方はできない。その存在感あるバックのピアノ・トリオに耳を奪われて
しまうのだ。4人は、対等に曲に参加しており、ヴォーカル+唄伴Pトリオという図式では
ない。特にSeppo Kantonenのピアノのキレ味はすばらしく、このアルバムのアレンジ面
でも大きく関わっている彼は並々ならぬ能力の持ち主であることがわかる。
あくまでヴォーカル目的で購入したアルバムではありましたが独自性に富んだすばらしい
感性を持ったピアニストに出会えたこと、何よりの収穫でしょうか。
甘さ抑えめのキリっと引き締まったHigh Qualityのヴォーカル・アルバムとなっているの
も彼の貢献度大であろう。

ピアノのSeppo Kantonen(B1963)については、本作での出会いをきっかけに、彼のリーダ
ーアルバム、できればトリオでということで捜してみましたが、日本では入手できるものも
あまりなくやっと一枚のアルバムを入手できました。
また、調べてみると彼は、keyboardやhammond organなどのプレイも多く、そういう場合
は特に先鋭性の強いプレイを見せており、私にとっては特別要注意人物であることも判明し、
一枚のヴォーカル・アルバムから予期せぬ良い出会いに発展したことを喜んでいるしだいで
す。彼の記事は、本作より先にこのブログでも下記とりあげてますので参考まで。

1.Tokka / Seppo Kantonen (別頁あり)
2.Kahden miehen Galaxy (Seppo Kantonen & Joonas Riippa)-Jazz 123 (別頁あり)


Emma Larsson Quintet - Irie Butterflies(本作とバックのメンバーは違います。)
Benito Gonzalez(p), Joonatan Rautio(sax), Christian Spering(b), Jukkis Uotila(ds)


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Emma Larsson
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