前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Farewell Shows-Seattle, WA / Zony Mash

Zony Mash

Wayne Horvitz (org, rhodes)
Tim young (g)
Keith Lowe (b)
Andy Roth (ds)
Recorded December 12-13, 2003 KUF0061(KUFALA)

Wayne Horvitz(B1955)は、このブログでも "Fascination / Michael Shrieve" (別頁あり)
にて取り上げたことがありますが、80~90年代にかけNYダウンタウンシーンの新しい音楽
形成に大きな役割を果たした人物である。その活動は、単にキーボード奏者のみならず、コ
ンポーザー、プロデューサーとして多岐にわたっている。
彼の名が注目され始めたのは、ビル・フリーゼル、フレッド・フリス、ジョーイ・バロンな
どとともにJohn Zorn率いるNaked City(1989結成)への参加が大きなきっかけとなっている。
本盤のグループ Zony Mash は、Horvitzが90年代末から率いたファンク・ジャズ・クァルテ
ットで、おりしもオルガン・ジャズ・トリオのMedeski Martin & Woodがジャム・バンドと
して注目されるようになった頃と重なるわけだが、このZony Mashもそんなジャム・シーン
の真っただ中で注目を集めることとなる。
本作は、そんなライヴ中心の活動をしてきた彼らZony Mashのシアトルでの最後となるライ
ヴ・パフォーマンスを収めた2枚組アルバムである。

彼ら独特のゆるいグルーヴとダークで邪悪な雰囲気が支配する中、時にダルに、時にフリーキ
ーなプレイも飛び出すが、全体にHorvitzの精緻な構築美を持った意思が反映されたものとなっ
ており、けっして個々を際立たせるといった展開ではなく、集団インプロといった印象の彼ら
のファイナル・パフォーマンスである。
グループとして成熟し完成度も感じられるだけに、これが最後となったのも惜しい気もする
が、だからこそ、継続の意味を見出せなくなったというのがまたHorvitzらしいところでしょ
うか。

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Zony Mash
 

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