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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

In a Silent Mood / Barbara Dennerlein

In a silent Mood-1 In a Silent Mood-2

Barbara Dennerlein (hammond organ, footpedals, synthesizer)
Recorded at Newtone Studio Putzbrunn, May - July 2004 (BEBAB)

Verve以降、自身のBEBABレーベルからの3作目にあたる本作は、全て彼女のオリジナルに
よる全8曲。
オルガンでは、めずらしいソロ・アルバムですが、彼女は本作以外に、"Solo"(1992)、
"Spiritual Movement No.1"(2002), "Spiritual Movement No.2"(2008) と3枚のソロ・
アルバムを出している。( "Solo" 以外の2枚は、Church Organによるもの)

Jazz Organistでは、珍しい足によるベースライン、左手のコードワークという両手、両足を
フルに使い、かつ多彩な音処理を特徴とし、まさに一人オーケストラとも言える彼女のオル
ガンは、彼女にとって、表現手段としてのソロは、大事なレパートリーとも言えるのだろう。

さて、内容の方ですが、ずっと彼女のorganを追い続けてきた私としては、ちょっと気になる
内容です。
以前の記事でも書いているのですが、Verve以降、自身のBEBABレーベルからの第一作
"Love Letters"(別頁あり)があまりにもすばらしく、新しい独自のorgan musicを創り出して
いるという点で、私的にはjazz organの歴史に残る一枚と評価しています。
enjaでの最終作 "That's Me" あたりからverve時代を経て、この "Love Letters" に至るまで
順調に上昇曲線を描いてきた彼女のパフォーマンスが、これ以降、緊張の糸が切れたかのよう
に何か冴えが感じられなくなったように思えてなりません。
本作でもそれは、随所に感じられ、以前の彼女だったらこんな表現はしないのにと思わせる
ような場面に度々遭遇します。
彼女は、1964年生まれのドイツ人。このアルバム録音時は、ちょうど40才ということで、年
令面では、下降期に入るような年令ではなく、これからもっといい仕事を残してくれるものと
大いに期待していたのですが、以前のような音創りの姿勢に感じていた前向きなものが薄れて
いるとも思えるような部分があり、表現上のアイデアなども本来の彼女にしてはと思えるよう
な部分ありと、不満の残る一作となっています。
数少ない魅力あるorganistとして評価していただけに、その輝きを取り戻してほしいと願わず
にはいられません。
また、Barbaraに関心ある方は、このブログでもカテゴリー "organ" にて多数記事としており
ますのでご参考まで。


このmovieは、ここ1~2年ぐらいのソロ・パフォーマンスと思われますが、今回記事の2004
年録音時の状態と比べるると、状態はいいようです。
Barbara Dennerlein - Chemnitz - Lutherkirche


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Barbara Dennerlein
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