前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

Codebook / Rudresh Mahanthappa



Rudresh Mahanthappa (as)
Vijay Iyer (p)
Francois Moutin (b)
Dan Weiss (ds)
Recorded April 21, 2006 PI 21 (PI RECORDINGS)

1.The Decider
2.Refresh
3.Enhanced Performance
4.Further and In Between
5.Play It Again Sam
6.Frontburner
7.D(Dee-Dee)
8.Wait It Through
9.My Sweetest

Rudresh Mahanthappa(B1971)は、イタリアで生まれてアメリカはコロラドで育ったとい
うインド系アメリカ人。Vijay Iyerとは、同じ'71年生まれの同じ年令ということになる。

Mahanthappaも前回記事としたVijay Iyerと同じく出会いは、数年前になる。強烈な個性
に惹かれつつ、やはりVijay と同じく自分の中で何となく視界の開けてこない部分が残り、
ブログの記事とするには、時期尚早と都合のいい理由をつけては先延ばしにしてきたアー
ティストである。しかし、迂闊にもVijayを記事としてしまったこともあり、Vijayとは共に
行動することも多く、重要関連人物として記事にしないわけにもいかなくなってしまい、
急遽本作を本日の記事としてみました。

元来、アルトよりテナーに指向がある私ですが、Mahanthappaのアルトは、彼独特のエネ
ルギーに満ちあふれた力強さがあり、テナーだのアルトだのと思うことが、どうでもいい
ことと思えるような、手段である楽器を超越したところにある音楽というイメージを抱かさ
れます。このアルトであるにもかかわらず、あたかも民族楽器のような響きに聴こえてくる
のは、彼の感性によるところでもあり、自分の声としている証でもあるのでしょう。
また、Vijayと同じく決してハッピーになることなく、ひたすらダークで怪しい質感を持った
彼の感性から生まれる音楽も私にとっては、まさにストライク・ゾーンと言えるものです。
唸るようにウネウネと這い回るアルトは、真剣て切り込んでくるような殺気に満ち、場は緊
張感を充満させた空間と化してしまいます。何を思ったか、こういう相手には、こちらも真
剣で臨まないとと身構えてしまいますが.........................、そんな感じを抱かせる限られた
Musicianと言えるでしょう。
決してリラックスして、くつろいで聴くことを許してくれない相手、極めてヤバいです。

Mahanthappaは、このブログでも以前紹介したことのあるパキスタン出身のギタリスト
Rez Abbasi(別頁あり)らを加え Indo-Pak Coalision(インド-パキスタン連合)というグルー
プも結成し意欲的活動をしていますが、彼らの演っている音楽を単なるルーツ回帰とみるの
は適切ではないでしょう。インド~パキスタンを中心とした南アジアの音楽を消化して未来
に向かった新しいJazzと見るのが適切に思います。

私にとっては2~3枚聴いて終わりというアルト奏者ではなく、なにがしかの決着を見るまで
しばらくは、おつき合いしなければならない相手のようです。もちろん真剣での勝負!


Vijay Iyer & Rudfesh Mahanthappa Live at Jazz & Wine of Peace 2009
こういった美曲を演ってもエッジの立った硬質な彼らのプレイは、見事というしかない!


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Rudresh Mahanthappa
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