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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

Organic-Lee / Lee Konitz & Gary Versace

Organic Lee

Lee Konitz (as)
Gary Versace (Hammond B3 organ)
Recorded January 2006
SCCD 31599 (SteepleChase)
 
録音時80才になろうかという巨匠 Lee Konitz (B1927) と若手オルガン奏者 Gary Versace
のデュオというまことに興味深いフォーマットの本作。
Versaceは、同じアルト・サックスで10代からこのKonitzの指導を受けていたという天才肌
のLoren Stillmanと共演した "Winter Fruits" (別頁あり)もあるので参考まで。

内容は、1曲のみKonitzのオリジナルで、8曲がスタンダード他という全9曲。

Konitz は、過去organ奏者との共演は記憶がない(不確か)のですが、ここにきて、しかもデュ
オという形での録音によく合意したものかと思います。Versaceを他とは違う特別のorganist
と見たということなのでしょうか?

全体としては、Konitzがリードし、それにVersaceが応えていくというような展開が基本とな
っていますが、乾いたトーンで丹念にフレーズを紡いでいく Konitz のアルトには、やはりこ
れだけの年を重ねてきた者しか出し得ない何かを含んでおり、こんな時の表現としてよく使わ
れる単純に渋いというような言葉ではとても表現しきれない深いものがあります。
シンプルなデュオというフォーマットの中で、大先輩であるKonitz の問いかけにデリケート
に応えていくVersace も時に挑戦的な姿勢を見せるなど、表面上の静かなやりとりからは、計
り知れないほどの水面下での激しいやりとりも想像されます。
Duoという言わば隠れ場所のないフォーマットでの巨匠Konitzとの1対1の対話は、若い
Versace にとって、かけがえの無い経験でもあり、得るものも大きなものがあったのではない
だろうか。

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Lee Konitz
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