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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: Other Instrument  

Fitting Room / Vincent Courtois

Fitting Room-1

Vincent Courtois (cello)
Marc Ducret (6 & 12 string guitars)
Dominique Pifarely (violin)
Recorded December 2000  ENJ-9411 2(enja)

FR-2.jpg FR-3.jpg FR-4.jpg

何やら怪しい雰囲気になってしまいましたが........................。
Vincent Courtois(ヴィンセント・クルトワ B1968)は、フランスのチェロ奏者。
Marc Ducret(g)の参加も魅力となり購入となった一枚。
内容は、Courtois曲6、Courtois-Ducret曲1、Courtois-Ducret-Pifarely曲1、
Ducret曲1の全9曲。

まず、このアートなジャケットに惹かれる。作品の解説は一切なし、中には、ご婦人用
Fitting Room内の様子を克明に写したモノクロ写真のリーフレットが入っているだけと
いう代物。なぜこのタイトルなの? そして美的センス溢れたモノクロ写真だが、何か怪
しさが漂うという、まず、このジャケットを抱え込んでのトータルな演出がいい。
何か、やらかしてくれそうな期待感を持たせてくれること、これはお金を出して買って
くれた人に対するサービスとしては、当然のことなのだが、最近のCDは、ジャケットを
含めたトータルな魅力に欠けるものが多い。こんなところにもCD離れの一因が、少しだ
けあるのだろう。

さて弦楽三重奏とも言えるフォーマットの本作である。
Jazzに形を決めつけて臨むなら、拒否されてしまうような音楽であろう。しかし、まっ
さらになって臨むならば、それなりに応えてくれる音楽、なかなかの曲者のようだ。
ある程度の決めごとは、あるにせよ、基本的に3者のimprovisationによって展開されて
いるようである。
3者の絡みは、対等であり、互いの仕掛けに触発され、新たな展開が生まれるという中で、
その役割分担も3者の瞬時の判断によりめまぐるしく変わるという展開は、弦楽器による
3重奏という外見的には、表面温度が低く、静寂な中にも緊張感を伴った激しいやりとり
が見えてくる。
暗闇から次々と出ては消えていく音塊は、残光を残しながらも時に淡く、時に鮮烈な
限りなく無彩色に近い光を放ち迫って来る。
この展開で単に音楽として成立たせるばかりでなく、極めてハイ・クォリテイなものと
して、成立たせている彼らは、相当なハイ・クォリティに違いない。

Marc Ducretに関しては、下記別頁もありますので参考まで。
1.Liberte Surveillee / Daniel Humair
2.My Man in Sydney / Bobby Previte's Latin for Travelers
3.In the Grass / Marc Ducret & Bobby Previte
4.Live / Marc Ducret Trio
5.Marc Ducret ArteScienza 2009

FR-5.jpg FR-6.jpg FR-7.jpg


Vincent Courtois(cello) & Franck Vigroux(electronics) 2010


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Vincent Courtois
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中古のもう一枚は400円でしゃれたジャケットを覚えていて、会うと思わなかったのにこんなのがあるのかと驚いた。 でも内容はどんななのかまるで解らない、チェロとバイオリン6,12弦ギターのトリオだから、静謐な世界が広がるだろうと想像したけれど、結果はちょ...

 

Comments

Edit
Jworksさん、こんにちはmonakaです。
いつも私にとっては珍しいアルバムを選んでいますね。このアルバムなどもなかなか手を出す人いないと思いますが、検索したらJworksさんでした。
このアルバムが良いことをおっしゃっているので、私も失敗とかかないでよかったです。
TBさせていただきます。
EditRe: タイトルなし
最中さん こんにちわ

コメント、TBありがとうございました。
最中さんの記事にされているものも、知っているもの、所有
しているものも多いのですが、生来の変わり者で、記事にする
ものが、そういう傾向に片寄ってしまいます(笑)。
普段スポットの当たらない人にもスポットを当ててやるのも
このブログのシゴトかと。
このアルバムも他では見たことありません。最中さんが初めて
です。おそらく今後、記事にされる方は出ないでしょうね。

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