前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Outhipped / Barbara Dennerlein



1. Outhipped
2. Frog Dance
3. Odd Blues
4. Bloody Mary
5. Sweet Poison
6. Black and White
7. Mabuse
8. Strange Passion
9. Farewell to Old Friend
10. Satisfaction
11. In the Mud
12. Jammin'

Barbara Dennerlein(org)
Don Alias(perc) Ray Anderson(trb, tuba) Darren Barrett(tp) James Genus(bs)
Craig Handy(ts, bs) Antonio Hart(ss, as) Steve Nelson(marimba, vib)
Alex Sipiagin(fh) Steve Slaggle (fl) Mitch Watkins(g) Jeff 'Tain' Watts(ds)
Ada Dyer & Andre Smith(voc. on track 11)
Recorded and Mixed at Avatar Studio, NYC in February 1999

Verb 3作目となる最終作。前レーベル enja での最終作 "That's Me"(別頁あり) あたりから
彼女が考えてきたサウンドがほぼ完成されてきた感があり、一つの節目とも言える作品。
他の多くのOrganistが、左手でベースラインを刻むのに対し、フットペダルの使用が彼女の
スタイルとなっています。それがために彼女の初期のアルバムでは、ベースラインに粘りが
なく単調な印象を受けましたが、この頃になるとその辺もだいぶ改善の跡が見られます。
反面、ベースラインから解放された左手から生み出されるコードワークは、厚みとスケール
感を生み、他のPlayerには見られない彼女独特のOrgan Soundを創り出し、今の空気感を
漂わせた、クールでスタイリッシュなサウンドは、唯一無二のものと言えるでしょう。
T5「Sweet Poison」における孤独な都会の哀愁をイメージさせるような感性と漆黒の夜空
に星をちりばめていくかのようなスケール感のある華麗なコードワークは、彼女独自の世界
と言っていいでしょう。この彼女によって創られた独自のOrgan Worldは、もっと評価され
てしかるべきでしょう。
これだけのメンバーをきっちりまとめ上げる彼女は一オルガンプレイヤーだけではない才能
も感じさせてくれる。

才能に恵まれ努力家でもある彼女は、デビュー以来、一作ごとに確実にステップアップして
きていたという印象を持っていましたが、Verve以降自身のBEBABレーベルからの
"Love Letters"(別頁あり)を境に、以前のような輝きが薄れてきたように思えるのは、ちょっ
と心配なところです。

彼女関係のアルバムは、下記別頁もありますので参考まで。
1.Junkanoo / Barbara Dennerlein
2.Feelin' Dunk / Peter Autschbach Project




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Barbara Dennerlein

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Comments

Edit
J worksさん、こんにちは。

オルガン奏者には女性のプレーヤーが多いのでしょうか、オルガンのイメージが小さい教会の伴奏というのが強くてあまり聴かない分野ですが(時代錯誤も甚だしいですね)、ここまでくるとオルガンも凄いなって感じですね、教会の枠から離れています(笑)。

ところで以前、お知らせしたジャンルの更新リストの欄が突然に消えてしまいました。不思議なんですけど何故突然に機能がなくなってしまうのか、J works さんのところはいかがでしょうか?
私の所は、先週気がついたらもう更新通知欄がなくなってました。FC2よくわかりません。
EditRe: タイトルなし
まん丸さん こんばんわ

コメントありがとうございます。
たしかに、特にキリスト教圏では、オルガンのイメージは、教会とリンク
させてしまうかもしれませんね。
まん丸さんが特に「小さい教会」と表現しているあたりに、やはり、現地に
実際に居る人だからこその言葉で、なるほどと思いました。
本格的なパイプオルガンは、とんでもないくらいの高価なものなので、小さな
教会を中心に、比較的安価なハモンドオルガンが広まっていったのではと、
そんな事情を想像できるような深い一言に、
妙に納得してしまいます(ちょっと持ち上げ過ぎたかなぁ、笑!)。

言われてみれば、確かに女性organistいますねぇ。他楽器では今のように
女性プレイヤーが、あまり見られない時代からいました。Rhoda Scott、Shirley Scott
............それからTrudy Pittsなどなど、Trudy Pittsなどは、ヴォーカルも一流です。

こちらのジャンルの更新リストは、以前と変わりないようですね。
カナダ仕様と日本仕様があるわけでもないでしょうし、不可解ですね...........?
YouTubeなどでも、突然表示が変わり、戸惑ってしまうことがありますが、
ある日突然元に戻っていたりするので、もしかしたら一時的なもので、
良い行いを心がけていれば、戻るかもしれません(それじゃあ無理か、笑)。
いずれにしても、しばし様子をみてみましょう。
Edit
J Worksさん、おはようございます。

Barbara Dennerlein、知りませんでした。 動画を観ると白人っぽいオルガンでなかなかの人ですね。

このアルバムでは共演メンバが凄い! 特にJeff Wattsは現在の最高ドラマだと思います。

ですがこのオルガン、スモール・コンボの方か深く聴けて良さそうに思えるのですが、 どうでしょう?
Peter Autschbach Projectは手に入りそうにない。
EditRe: タイトルなし
tam.raさん こんにちわ

コメントありがとうございました。
ドイツのマイナーな女性organistということで、一般的に甘くみられるところもあるのでしょう、
聴かず嫌いのところもあり、一般的に正当な評価、認知をされていないと
いったところがある彼女ですが、独自のスタイルを持った、
なかなかおもしろい存在です。

小、中編成どちらもいけるタイプです。
ある程度の人数を束ねるという能力に秀でたものがあり、それらを
率いて先頭を切るというorganistは、あまりいません。Eddy Louissぐらいでしょう。
外見に似合わず姉御肌のところがあるのかもしれません。
私としては、そんなところもマルです。
スモールもいけます。特にブログでも紹介している "Love Letters" は、
ドラムスとのデュエットという、最小の編成ながら、
広がりあるスペースを感じるような、見事なorgan worldが展開され、
個人的には、Jazz Organ史上に残る一枚と思っています。

ただ、このLove Letters以降、下降線を辿っているとの感があり、
最近の盤は、手を出しにくくなりました。

今日は、メッシにコテンパンにやられるかもしれませんね!

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