前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: piano (第3期)  

Nobody Knows / Olivia Trummer

Nobody Knows

Olivia Trummer (p, voc)
Antonio Miguel (b)
Bodek Janke (ds, per)
feat. Matthias Schrief (tp)
Recorded August, 2009 NCD4044(NEU KLANG)

ドイツ人女性ピアニスト Ollivia Trummerは、このブログのピアノ編一発目(別頁あり)を飾
ってもらったほど、デビュー後の2作を聴いて、大きな可能性を感じていた私でありました
が、今回記事の3作目は、その予想される内容から、とりあえずスルーしていました。しかし
ながら期待していた若手ということもあり、内容確認の必要上、気乗りしないながらも購入に
至ったというしだいです。まあ、私的お仕事の一環ということでしょうか。

前2作の記事では、「美形でpianoもキレる、若くて可能性の塊みたいなもんだ。こういうタイ
プは、邪念が入り、以外と素直に伸びてくれないケースが多い。」などと書いてましたが、
3作目の本作 "Nobody Knows" では、この心配していたように、邪念が入ったのか、これま
でとは方向性が変わってしまい、彼女の良い部分があまり感じられないような残念な結果に
なったというのが私の印象です。
また、前回のOlivia評の記事では、できればトリオのみで勝負したものをという私の願いも書
いていましたが、今回もやはりゲストにtpが入り、かつ彼女自身のvocalが4曲も入るという
ことで、またしても希望は叶えられなかったわけですが、まあその多才が彼女の個性という
ことだからしょうがない事なのでしょうか。全10曲、全て彼女のオリジナルということで、
作曲面での才能も見せてくれているし、vocalもそれなりのうまさは持っている、しかしなが
らvocalistとしてはどうなんでしょう? ウマいヘタよりも、一番肝心な部分「魅力」が伝わ
ってこない、「う~む」なのである。
そんな本作の結果もその多才な人がよく通る道ではあったわけですが、小細工なしに勝負でき
る十分過ぎる能力を持っているのに.......とも思ってしまうのである。まあ、これも他人だから
言えることで、当の本人は、そこまで自分を客観視して、冷静に状況を分析できないのが人間
である。ましてや、若い彼女にそれを求めるのは酷なことなのかもしれない。
それでも彼女は、この結果を踏まえ、自分で軌道修正できるだけの能力を持ったpianistである
ことを信じたい。

次回作では、Pianist Olivia Trummerとして勝負の姿勢を見せたジャケットで帰って来てほし
い。頼むよ!


Nobody knows - Making Of - EPK.mov
これじゃあ、せっかくの才能が..............! NEW KLANGは、彼女に何をやらせたいのか?


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Olivia Trummer
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