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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: guitar (第2期)  

Pierre Perchaud / Waterfalls

  Pierre Perchaud (g)
  Chris Cheek (sax)
  Nicolas Moreaux (b)
  Seergio Krakowski (pandero)
  Andre Charlier (perc)

  GR1309 (Gemini) 2012

  1. Kora
  2. Le Paradisier
  3. Montreal
  4. Une Apres Midi
                      5. Because
                      6. No Moon at All
                      7. Le Vieux Piano Et La Lampe
                      8. Waterfalls

フランスのギタリスト Pierre Perchaud の Chris Cheek の参加も魅力だった2012年作。
基本は、ドラムレスのトリオで、曲により軽くパーカッション系のものが入るという内容。

メンバーから、コンポラ色の強いテイストの音楽を期待していたのだが、ふたを開けてみれば意外とオーソドックス、ストレートな展開となっている。
しかも、苦手としている、ちょっぴりフォーキーなテイストも一味加わったりして、ちょっと微妙だね。
これほど、全編ノーマル、オーソドックスに、そして何かノスタルジックとでも言ったらいいのか、ひと時代さかのぼったようなテイストで通す Cheek
に出会ったのも、あまり記憶がないのだが、音楽としての内容は決して悪くない。この辺は、あくまでリーダーである Perchaud の求めた質感であろ
うとは思うのだが、後は、聴き手である自分の感性の好みにフィットするかといったところだが、私的には、このノスタルジックでセピアカラーもイメー
ジさせる沈んだ質感とフォーキーな、ある意味、淡いグリーンの陽の光もイメージさせるようなテイストとのフィット感の悪さも感じてしまい、なかなか
楽しませてもらえない。

Perchaud のギターは、アルバム全体に通じる曲調もあり、曲によりアコギ使用、エフェクトもあまり使わず、ノーマルな音使いで通しており、アルペジオ
も多用するなど、しっとりとしたものが目立つのだが、コード感覚やシングルトーンでのソロにおける音の選択などには、このギタリスト特有のセンスも
感じられる。

ただ、ある方向に片寄ってしまったテイストと思える内容が、好みを分けるのではないだろうか。この片寄ったと受け取るのか、あるいは、統一されたと
受け取るのか、その辺が分かれ目なのだろう。私的には、やっぱり、ちょっと好みを外したかなといった感覚が最後までつきまとい、唯一他とは違い、
普通にJazzな曲調で仕上げたスタンダードの M6 “No Moon at All” に一番親しみを感じるという皮肉な結果となった。

Chris Cheek のテナーに Nicolas Moreaux のベースという私的関心度の高いスタッフを従えての Pierre Perchaud のリーダー作ということで、
それなりに期待もあったのだが、私的には、クラシカル、フォーキー、カントリーといったテイストをJazzに絡めるのは、せっかくのJazzを不味くしてしま
うことに他ならないという、これまでの過去の私的流れを覆すには至らなかった。言ってみれば、アボガドと絡んだ鮨を良しとするか否か.........あくまで
内容の良し悪しではなく、好みの問題ということで、悪しからず。

        

JAZZ-guitar 186
Pierre Perchaud
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