前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Tisziji Munoz / Love Always (Spirit of The Ancient Masters)

  Tisziji Munoz (g,synth)
  Dave Liebman (ts-7)
  Pharoah Sanders (ts-8)
  Ravi Coltrane (ts-9)
  Paul Shaffer (key-1,4)
  Bernie Senensky (p-2,3,5,6.7,8,10)
  Dennis Irwin (b-1)
  Rasto Harris (b-1)
  Don Pate (b-2,3,4,6,7,8,10)
  Cecil McBee (b-7)
  Guillermo Cantu (ds-1)
  Bob Moses (ds-2,3,6,10)
                      Rashied Ali (ds-4,7,8)
                      Adam Nussbaum (cymbals-1)

                      Recorded January 29,1982 〜 December 9, 2000
                      COCB-53596 (2006)

                      01. Song for All Children
                      02. Seven Steps to Heaven
                      03. All Blues
                      04. Blessings
                      05. Summer of ‘42
                      06. Breaking The Wheel of Life and Death
                      07. Happy Sadness
                      08. Purification by Fire
                      09. Offering of Love
                      10. Love is When You Let It Be

昨年、John Medeski 集中聴きということで、その関連作を記事とした中で、Medeski とは、蜜な関係もあるギタリスト Tisziji Munoz(B1946 ティシー
ジ・ムニョス)の作をいくつか記事としたが、そんな流れもあり、Medeski 接触以前の Munoz もあらためて聴いてみたくなり、久しぶりに引っぱり出してみた。
年の初めにふさわしい重みもある一枚だ。

70年代に Pharoah Sanders のグループに参加していたことがあったが、その後、消息がつかめない時期があったり、名前を使わず名字(Munoz)だけで
の活動などで、何かとなぞの多いギタリストだった Tisziji Munoz ですが、本作は、Munoz が自ら設立した 「Anami Music」なるレーベルに自主制作と
して残した、一般にはほとんど入手困難だった多くの音源の中から選曲し、アルバムとしたもので、先鋭的ギタリストでもある Jim Orourke(B1969)自らが
立ち上げたレーベル「社会人」の第一弾としてリリースされたもので、Orourke も大きく関わっている。

元々、自主制作としてマイナーな存在だった音源ながら、Pharoah Sanders、Dave Liebman、Cecil McBee、Bob Moses、そして後期Coltraneを
支えたRashied Ali 等々、そうそうたるメンバーが名を連ねており、一般には知名度も低かった Munoz だが、一目置かれる存在であったこともうかがえる。

幼少時の左手首神経損傷の事故もあり、コードプレイが不可というハンデの中から編み出されたシングルトーンによるプレイスタイルは、プエルトリコ系と
いった血の部分、そして他のギタリストをほとんど聴くことなく過ごしてきたといったことも関係しているのか、他のギタリストでは、あまり類を見ない独特の
感性を見せており、そのラインからは、Sax奏者のそれがイメージされる。この辺は Coltrane の存在も関係しているのか。
本作の全10曲も、過去の多くのレコーディングから、ピックアップされたものだけに、濃いものが揃っている。
雑多な要素が入り交じり、ギターの音は歪み、プレイは激しく、時には攻撃的とすら感じるのだが、そんな表面上のヨゴレ成分も含んだテイストとは相反し、
音楽には何かピュアなものとともに、目の前が拓けて来るような一種の清々しさも感じられるのは、ことばでは説明不可の部分だ。

その他の Tisziji Munoz 関連作は → こちらから

JAZZ-guitar 175
Tisziji Munoz
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