前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: sax (第2期)  

Tobias Meinhart / Silent Dreamer

  Tobias Meinhart (ts, EWI)
  Ingrid Jensen (tp, Effects - 1,5,6,7,8,9)
  Charles Altura (g - 2,3,4)
  Yago Vazquez (p, Rhodes)
  Phil Donkin (b, eb - 1,5,6,,8,9)
  Orlando LeFleming (b - 2,3,4)
  Jesse Simpson (ds)
  Justin Carroll (syynth - 1,7)

  Recorded at H2 Studios, Berlin and Bunker Studios, Brooklyn, NY
  ENJ-9754-2 (enja) 2017

                       1. Fighting Your Fears
                       2. Letter of Intent
                       3. Silent Dreamer
                       4. Mariana’s Dream
                       5. Can’t Say Enough
                       6. Equality
                       7. Ghost Gardens
                       8. Purple Spsce
                       9. Simply Beauty

今回初となるドイツのsax奏者 Tobias Meinhart(B1983) の新作。ちょっと気になるメンバーも参加していたので手を出してみた。
一聴して、典型的な今時のスタンダードなコンテンポラリーサウンドといった印象。
メンバーは、リーダーの Meinhart の他は、tpの Ingrid Jensen が入った2管編成のグループで6曲、gの Charles Altura が入ったグループで3曲
というつくりになっている。

まずは、ながらで一回、通し聴きしてみたのだが、リーダーの Tobias のテナーが引っ掛かからなかった。はて、どんなテナーだったかと思い出そうとして
もイメージがわいてこない。それが初顔合わせの印象だったが、その後も何度か繰り返すが、やはりその印象はあまり変わらない。
決してヘタなテナーというわけでもないのだが、単純に自分の好みのフィルターには、引っ掛からない感性ということなのだと思う。
リーダーのテナーが、好みでなく引っ掛からないというのも困ったものだが、グループとしての音楽は、コンテンポラリーテイストで、そこそこのまとまり
も見せており、今時のJazzとしては、特別に良くもなく、また特別に悪くもなく極スタンダードな仕上がりとなっていると思う。と、ここまで書いてきて、
何だかこんなんだったら記事にすることもなかったのかとも思ってしまうが、気になるメンバーも入っていたということで、そこには、ちょっと触れておこう。

このサウンドの中にあっては、Vazquez のピアノ、そしてAltura のギターあたりに、ついつい耳が向いてしまう。
Jensen や Altura の出入りとは別に全編参加の Vazquez のピアノは、このグループを支える意味で、大いに貢献しており、時に見せるソロでも
輝きを放っている。
ちょっと気にしていた Altura のギターだが、やはり非常に巧さを感じるプレイだし、本作中にあっては、光っているとも感じられるのだが、現在の若手の
コンポラ系ギタリストは、高能力者も多く、普段からそういったプレイに接していると、何かマヒしてしまっているのか、特別の驚きもなく、他者と区別でき
る強い個性という点でも、物足りなさも感じている。人材豊富で裾野も広いギター界にあっては、それだけ高レベルにある才能も多く、それは、うれしいこ
とでもあるのだが、そんな中で生き抜く大変さも痛い程伝わってくる。生半可な個性では、頭一つも抜け出せない。これからが、自分独自のものを身につけ
本当の意味での個性が備わっていく段階となるのかもしれない、そして残された時間も年々少なくなっていくが、可能性も感じるギターだけに、いいステップ
を踏んでいってほしい。また、参加作ばかりで、本来の姿がいまいち見えてこないとも感じている Charles Altura の現状だが、自分の色を全面に出した
リーダー作が待たれる。その勝負作を聴いてみないと何ともはじまらない。

JAZZ-sax 92

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