前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: organ (第2期)  

Olivier Ker Ourio / Magic Tree

  Olivier Ker Ourio (chromatic harmonica)
  Emmanuel Bex (Hammond organ)
  Philip Catherine (eg,ag)
  Andre Ceccarelli (ds)

  Recorded in September 2009 at Studio Meudon, France
  PL4531 (Plus Loin Music) 2010

  01. Eva
  02. Magic Tree
  03. Sunday
                       04. Libertalia
                       05. Jenn
                       06. Chaloupe Mwin
                       07. St. Jacques
                       08. Okokalypso
                       09. Mirella
                       10. So Long P
                       11. Achille

先日、フランスのオルガニスト Emmanuel Bex(B1959)の新作 “Chansons” を記事とした流れもあり、しばらくご無沙汰していたBex関連作も
聴いてみたくなり、いくつか引っぱり出してチェックしてみた。記事にしてないものもあったので、ついでに記事としておきます。
リーダーの Olivier Ker Ourio(B1964) は、ゲスト参加した “Charlier - Sourisse / Gemini(2000)” で、記事歴はあるのだが、ゲスト参加の
プレイということもあり、ほとんど記憶していない。本作は、あくまで Bex 目当てのゲットだったこともあり、一応カテゴリー「オルガン」の記事として
おきます。

ハーモニカといえば、この世界ではプレイヤーも少なくマイナーな楽器でもあるのだが、 昨年、惜しくも他界した Toots Thielemans(B1922
- 2016)という大先輩がいるが、この分野での彼の残したものは大きく、この Ourio も、その音楽からは、Thielemans の影も感じられる。
また、幅広い音楽性など方向性にも、つながるところがあるといった印象もある。
全体に哀愁漂うサウンドが点在する。これは、この楽器の持ち味といってもよいのだろうか、空気の送り方に違いはあるが、金属プレートの振動
によって音を発するという点で共通する、アコーデオン、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)といった楽器の音の質感と共通するものがある。
Jazzにおいては、こういった楽器も奏者が少ないだけに、開拓の余地も多分に残していると思えるところもあり、革命家の出現によっては、大きく
前に進むのだろう。Thielemans の後を継いでゆくプレイヤーにも、その音楽を少しでも前に進めてもらいたいものだ。

この音楽の中で、あくまでサポートする立場ながら、フランス人である Bex の持ち味は、発揮されているのではないだろうか。おそらくシャンソン
やらタンゴなどを通して奏者も多いフランスで、アコーデオン、ハーモニカといったものと接する機会もそれなりにあったことで、Ourio の音楽に
馴染んでいる感もある。Ourio が、共演者としてオルガニスト Bex をチョイスしたのも、なんとなくわかるような気もする。黒い空気を振りまく
オルガンは、いくらでもいるけど、こういうフランスのコジャレた質感を持つオルガンは、なかなかいない。

Catherine もアコギでしっとり、エレキでコンポラチックな攻めを見せたり貢献度大。
Ceccarelli もOurioの音楽の中で、ビートを変化させていく曲があったり、好サポートで存在感あり。

その他の Emmanuel Bex 関連作は → こちらから

JAZZ - organ 192
Olivier Ker Ourio
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