前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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201704-4

       

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Category: organ (第2期)  

M(H)YSTERIA / Family Drug

  Giovanni Di Domenico (Hammond organ)
  Laurens Smet (eb)
  Jakob Warmenbol (ds)

  Recorded in Studio Grez, Brussels, in September 2015
  JVT0017 (JVTLANDT) 2016

  1. Road Rage (Composed by Giovanni Di Domenico)
  2. Family Drug (Composed by M(H)YSTERIA)
  3. Crumbs War (Composed by Giovanni Di Domenico)


ローマ出身で、現在はベルギー、ブリュッセル在住のピアニスト、コンポーザー Giovanni Di Domenico のオルガンを核としたグループ
“M(H)YSTERIA”としてのデビュー作。
Giovanni Di Domenico は、Jim O’Rouke や坂田明などとも交流があるらしいが、聴くのは今回が初めて。

シャケットの雰囲気などからも、何となく予想はしていたが、ELPなどの Progressive Rock あたりのテイストもある音楽となっている。
フリーっぽい展開もあるのだが、よく聴いていると、打合せも密に、結構つくりこんでいると思える流れもあり、音楽のテイストとしては、ダークで
張りつめた緊張感もあり、時にはノイジーな音も利用するなどの神経を逆なでしてくるようなプレイもあるのだが、スリル感に乏しいと感じるのは、
そんな表面上のラフで自由な形に反し、綿密な計算といったものがちらつくからなのかもしれない。

雑多なものが混じり合う状況は、いままでなかった新しいものを産み出しやすいという意味でも望む状況でもあるのだが、音楽からイメージされる
のは、遠い昔に耳にしたプログレ、この点では、まだ見ぬ新しい世界を切り拓くというよりは、逆に先祖帰りしてしまっているとも受け取れてしまう。
音楽の内容、それを支える技術面でも高いレベルであることは、感じとれるのだが、単純に奏者の感性の質と、そこから産まれる音楽の性格みたい
なものが、現在の自分との相性の悪さを感じてしまう。

ここ4〜5年の Organ シーンの状況を振り返れば、新しい時代を切り拓いていく立ち位置にいるコンテンポラリー系及びそれより先端寄りにいる
方向性を持った Organist の活動状況が極めて鈍く、大きな不満も持っていたこともあり、かすかな期待とともに手を出した本作ではあったのだが、
新しい時代の Jazz Organ を切り拓いていく存在には、どうもなり得ない感性の質、であれば、もっと先端寄りで、メインストリートを行くコンポラ
系のオルガニスト達に何らかのアイデアを与える存在になり得るかといった先進性に富んだ音楽でもなかった。
人材不足の現在の Organ界には、状況こそ違え、あの Organと言えば、黒いものといった固定観念に縛られて、どうにも動きのとれない状況が長く
続いていた前世紀終盤の閉塞感、停滞感が思い出される。今世紀に入り、コンテンポラリー系オルガンの中心となっていたオルガニストの多くが、ピア
ノでの活動にシフトしたかのような動きも目立ち、オルガニストとしての新作リリースも極端に減っているというコンテンポラリー系オルガンシーンの
現状。マイナーな楽器として、同じ鍵盤楽器のピアノよりも低いものとして見られる傾向もあるオルガン、彼らのよりメジャーな楽器での評価を求めて
の動きなのか、あるいはオルガニストとしての可能性に行き詰まった結果なのかは、わからないが、こっちがダメならあっちでといった甘い姿勢からは、
良い結果はイメージできない。
この停滞した悪い流れを断ち切る感性、革命家の出現を期待したいものだ。

JAZZ-organ 190

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201704-3

             

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Category: oldies  

But Beautiful (from “Stan Getz & Bill Evans”)

  Stan Getz (ts)
  Bill Evans (p)
  Ron Carter (b-1,2,3)
  Richard Davis (b-4,5,6)
  Elvin Jones (ds)

  Recorded May 5 & 6, 1964 (Verve)

  1. Night and Day
  2. But Beautiful
  3. Funkallero
  4. My Heart Stood Still
                      5. Melinda
                      6. Grandfather’s Waltz

Stan Getz のラストアルバム “People Time(1991)” との出会いをきっかけに、楽器ごとに集中して聴いてしまう悪癖を持っていた自分は、それまで
一時遠ざかっていたテナーサックスに再び関わり始めた。そんな中で、この “People Time”中の Ballad “First Song” に心惹かれたところもあり、
テナー全般とはまた別に、特別なカテゴリーとして Tenor Sax による Ballad に関心が向くようになった。
そこに至ったのも、今振り返ってみれば、そこからさかのぼること20年程前に本作中の Ballad “But Beautiful” に出会っていたことも、その下地として
関係しているように思う。

1964年という本作録音当時の状況を考えると、しっくりこないメンバーである。dsのElvinもそうだが、特にアルバムタイトルにもなっているご両人の
相性も気になる本作だったが、やはり個々のプレイには、質の高いものを感じつつも、何となくそんな匂いも漂う、微妙な空気を感じなくもない。
その辺は、全て当方の勝手な解釈だが、密な絡みは無いものの、それぞれが自分の持ち分のシゴトをきっちりこなしつつの流れには、適度の緊張感も
生み出し、結果的には、これもありと思えるほどになっているのが、彼らのすごいところなのかもしれない。

元々、ワンマン性もあるGetzだけに、そんな影響はなかったように、快調にらしさを出している。
ここでは、特に Ballad “But Beautiful” にフォーカスした記事なので、他曲については省略するが、GetzのBallad表現は、抑制されたトーンによる
デリカシーに富んだソフトブローでの表現部分、これが逆に強の部分も生かし、 Ballad での豊かな表現力につながっている。

             

JAZZ-oldies 20

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201704-2

                   

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Category: piano (第3期)  

Patrck Favre / Origines

  Patrick Favre (p)
  Pierre Perchaud (g)
  Gildas Bocle (b)
  Karl Jannuska (ds)

  LL333 (FREMEAUX & ASSOCIES) 2012

  1. Bigibop
  2. Passage
  3. Echo
  4. Elan
  5. Tourne Sol
                      6. Intuition
                      7. Origines
                      8. Ou Hirondelles
                      9. Au Revoir

フランスのビアニスト、コンポーザー Patrick Favre(B1960 パトリック・ファーブル) のピアノトリオを基本として、同じフランスのギタリスト
Pierre Perchaud が参加した一作。

冒頭曲は、ギターの Perchaud を大きくフューチャーした一曲。
Favre の、いかにも欧州らしい、リリカルなピアノに加えて、それにカウンターを当てるように、エフェクトをきかして違った質感のワイルドなテイスト
のPerchaud のギターを投入して、本作はこれで行くという Favre の意思表示ともとれるようなスタート曲。

全体に Favre のメロディックで透明感に溢れた硬質の、これぞ欧州といったタッチのピアノが、曲調に関係なく一貫した安定を維持しており、本作の
基本的なカラーを作っている。ブレないコンセプトと、それを実現するコンポジトョン、そんなものが感じられる。
M3 “Echo” は、Bocle のアルコからスタートし、こぼれ落ちた水が流れ伝わっていくようなピアノの音の流れが美しい美曲。
M6 “Intuition” は、硬質で透明感に溢れたビアノトリオによるスローナンバー。

Perchaud のギターは、コンセプトに沿って、エフェクトによるシングルトーンの伸びをいかしたプレイに徹しており、推測だが、透明なピアノの音との
対比をねらって、それぞれをより際立たせようといった狙いもあったのか?
ただ、Perchaud の持ち味、というよりも私的好みの部分でもあるクリヤートーンでの端正なフレージングやセンスあるコード感覚が、抑えられて
しまったと思えるのは残念。
対比という手法ではなく、同質のものでの協調による相乗効果という選択肢もあったが、私的にはそちらを聴いてみたいとも思った。
オープニング同様、M8 “Ou Hirondelles” もPerchaud を大きくフューチャーしたナンバーでラストにつなげる。

ある意味、Perchaud の持ち味を抑えてまで、狙ったイメージの Favre のコンポジション、部外者の私には、思うように成果が出なかったようにも
感じる。内容的には、水準以上のものになっていると思うが、Perchaud の持ち味を目一杯引き出して、自分も生かす方法がとれたら、星一つ増えた
とも思える。

JAZZ-piano 88
Patrick Favre

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201704-1

                 

                 親戚のねこ

                 4月になったが、朝晩はまだまだかなり冷え込む地方なので
                 この通り、下半身をこたつに突っ込んでは、グダグダと過ごすのがお気に入りなんだとか、
                 まあ、何とも気楽でいいやねえ!

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