前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: sax (第2期)  

Maybe September (from ”Day Dream”) / Harry Allen

  Harry Allen (ts)
  Tommy Flanagan (p)
  Peter Washington (b)
  Lewis Nash (ds)

  Recorded September 14 & 17, 1998
  BVCJ31004 (NOVUS J) 1998

  01. A Sleepin’ Bee
  02. Maybe September
  03. I’m Checking Out, Goodbye
  04. A Child is Born
                      05. Shibuya After Dark
                      06. The Midnight Sun Will Never Sets
                      07. Three and One
                      08. Day Dream
                      09. Low Life
                      10. They Say It’s Spring
                      11. The Christmas Song

普段の記事内容から、あまりイメージできないかもしれない、この Harry Allen だが、元々雑食性で節操がないという自分であり、あるジャンルにこだわ
って、出会いの可能性を狭めたくはないという気持ちでいる。Jazzファンであるよりも音楽ファンでありたいというのがスタンスである。
Jazzにおける“Tenor Ballads” は、材料となる曲を、奏者がTenor一本で、いかに料理するかというシンプルな世界。あまり新旧のスタイルにこだわると、
おいしい部分を逃してしまうといったこともあり、奏者の音楽的方向性も広くカバーしている。

また、Ballad集は別として、通常のアルバムでも、なかなか納得のBalladに出会えることが多いわけでもなく、それでも出会えればいい方で、せいぜいあっ
ても1〜2曲というところだろう。本作も、ほとんど Ballad “Maybe September”の1曲聴きアルバムになっていた。それでも満足のアルバムである。
アルバムトータルを平均点で計るような見方、評価はしない。私的には、最高到達点こそが問題であり、そこでアルバムの評価、つき合っていいけるアルバ
ムかが決まる。たとえ、1曲でも高いレベルで評価でき、好きと感じられるものがあれば、それが評価であり、常に平均点でプレイする奏者より、バラつき
はあっても、時に平均を遥かに越えられる奏者に魅力を感じるし、やはりそこが能力であり評価の基準として考えたい。道楽でつき合っているので、それで
よいと思っている。

良い Ballad の条件として、曲自体に魅力が無いと、なかなか魅力の Ballad にはならない。曲と奏者の感性、技量などの条件が高いレベルでかみ合って
こそ魅力の Ballad が生まれる。本曲は Percy Faith の作曲によるもので、その辺にも恵まれ Harry Allen のデリカシーに富んだ歌心が加わり魅力の
Tenor Ballad としている。
ビターテイストもいいが、Balladだし、甘さに徹した繊細な表現にも納得。正解などない世界、これもありだ。
(動画は、本アルバムのものとは、別です。)

            

JAZZ-sax 83
Harry Allen

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