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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 09 2016

Category: guitar (第2期)  

Pierre Perchaud - Nicolas Moreaux - Jorge Rossy / Fox

  Pierre Perchaud (eg, ag and key - 1)
  Nicolas Moreaux (b)
  Jorge Rossy (ds)

  Recorded Feb. 17-18, 2015 at studio des Brueres, Poltiers
  JPCD816001 (Jazz&People) 2016

  01. Paloma
  02. And I Love Her
  03. Fox
  04. Vol de Nuit
                     05. Strange Animal
                     06. Moon Palace
                     07. Pour Henri
                     08. Whisperings
                     09. Ya-Ya
                     10. Paloma Sonando

若手から中堅といった世代(?)のフランス人ギタリスト Pierre Perchaud 参加の共同名義作。このギター・トリオという編成で彼を聴くのは初めてでも
あり、ちょっと楽しみにしていた一枚。
内容は、おなじみのビートルズ曲 M2以外は Perchaud曲6、 Rossy - Moreaux曲3とオリジナルで固めている。

曲は、あるコンセプトで統一したのかな? と思えるぐらい、比較的ゆったりめで、イメージ的にも近いものがあり、それぞれのテーマ部分のみ聴いていると
Jazz度は薄く、おそらくオーソドックスな形を好まれる方には、敬遠される要素が詰まったと、最初からで何だが、そんな印象すら抱く内容だ。
しかし、アドリブパートになると、速い展開から、NYコンテンポラリーを思わせるようなギターのキレキレのフレーズが飛び出してきたりの曲もあったりと
その表情の違いにはちょっと戸惑ってしまうようなところもある。
コード感覚のセンスや鮮やかなシングルトーンでのフレーズなど、またいたずらに無機的なフレーズに走ることもなく、豊かな歌心も備えているあたり、
このギタリストの長所じゃないだろうか。この歌わせ方などでは、フィンランドのギタリスト Teemu Viinikainen(テーム・ヴィーニカイネン?)を思い
出す。
ざっと、全体にそんな印象で、アドリブパートの速い展開に連動してつながるような、テーマ部分からガツンと決めてくれるようなまとめ方が、もっとあると
魅力も増したとも、聴く方としては勝手に思ったりもするのだが、アルバム全体で統一されたものも感じるし、何らかのコンセプト、考えもあったのでしょう。
そんな意味では、あんまり考えをめぐらし作り込んだ要素は少なく、感性の向くままの素のプレイも聴いてみたいギタリストだ。

M2など、決して悪くはないのだが、この解釈だったら、オリジナルのビートルズの方が心地良く聴けると思ってしまう。JazzギタリストPierre Perchaud
の演る “And I Love Her” を聴きたかった。
全体に Moreaux - Rossy の好サポートも光る。

             

JAZZ-guitar 165
Pierre Perchaud

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