前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 06 2016

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201606-3

                 
                  
                 半夏生 (ハンゲショウ)

                 この時期、上の方の葉の半分ぐらいが、ペンキでも塗ったように
                 白くなることから、「半化粧」 「片白草」 などという呼び名もあるらしい。
                 この葉が白くなるのは、虫媒花であるために、虫を誘う必要から
                 白くて目立つ、このような姿に進化したらしい。

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Category: Other Instrument  

Boris Kozlov / Conversations at the Well

  Boris Kozlov (b)
  David Gilmore (g)
  Rudy Royston (ds)

  Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y., February 16, 2016.
  CRISS1389CD (CRISS CROSS) 2016

  1. Five
  2. Conversation
  3. Orbits
  4. Semblance
                     5. Prelude to a Kiss
                     6. Eye of the Hurricane
                     7. Latin Genetics
                     8. Headless Blues
                     9. Pannonica

ベーシスト Boris Kozlpv のリーダー作ながら、キャリア豊富で芸歴も長いにもかかわらずアルバムリリースが少なめで、大きな話題とも縁遠いといった感も
あったが、近年、何かと注目されることも多いギタリスト David Gilmore(B1964) 参加、しかも、かねてよりトリオというフォーマットでの彼もチェックして
みたいと思っていた矢先のリリースだったこともあり、かなり早いタイミングで予約は、入れておいたのだが、リリース日の5月20日を過ぎてもいっこうに発送
の連絡なしということで、もうすっかり予約したことすら忘れていたのだが、そんなある日、突然に届いたというしだい。
しかし、かなり早い段階で予約を入れておいたにもかかわらず、スムーズに入手できないという状況は、一度や二度ではなく度々、もうこんなやり方にも見切り
をつけないといけないのかもしれない。
ということで、すっかり新譜盤という印象も薄れ、何かケチがついてしまった感じだが、気を取り直して聴いてみることにしよう。

Kozlov のリーダー作ということもあり、内容の方も、ある程度ノーマル、ストレート...........といった味わいのものになるであろうことは十分に予測はしていた
のだが、曲の方もM8の3者共作曲を除き、他はすべてJazzメンおなじみの曲という内容になっている。

本作の私的興味の焦点は、リーダーのもと、予想されるストレートな展開の中で、Gilmore がどう動くのか、どう自分をそして個性を表現してくるのかといった
あたり。一聴してみれば、予想していた以上のストレートな4ビート主体の展開が多く、Gilmore のギターもスキのない手堅いプレーに徹し、初回印象では、
今の時代のスタンダードなギタートリオ作として、好内容の一作といった印象のものに仕上がっている。
この形の中でも、ハイレベルの一枚としてきっちり結果を出す、正統派としてもGilmore の能力は素直に認めるところだが、これはこれで良しと感ずるか、
いやGilmoreに求めるものはこんなものじゃないと思うかは、それぞれの感性しだいというところだろう。
私自身どう受け止めたらよいのやら、迷うという内容だ。

そういったハイレベルの技術面や理屈はともかくとして、何度か繰り返したが、単純に、思わず引き込まれるような魅力あるポイントが見つからない。面白みに
欠けるというところからは抜け出せない。全体に山のないフラットなプレイは、盛り上がりに欠ける。まあ、どっちに転ぶか、この辺の微妙なところは、受け手
それぞれの好みが大きく左右するところなのだろう。
Gilmoreにとっては意に添わないプレイということでもないと思うが、シゴトとしてこなしているといった感もあり、その微妙な心の持ちようが最終的な結果に
表れているようにも感ずる。結局、その微妙なところが音楽には極めて重要な部分でもあるのだが。
ミャージシャンには、大きく分けて2つのタイプがいる。環境に合わせるタイプとどんな環境にあっても個を通そうとするタイプ。もちろんそれは状況により
違い、一概にどちらが良いと言えるようなものでもないのだが、本作においては、私的目的が、あくまで David Gilmore と偏ったものだったこともあり、
そして彼に正統派としての巧さなどを求める考えの無い自分にとっては、そのGilmoreらしさ、個性を薄められてしまった結果に満足できるものが見つから
なかったということなのだろう。

Gilmore寄りに考えれば、あくまで参加という立場、結果の内容にそんなところまで求めるのは厳しいのかもしれないが、リーダーのKozlov中心に考えても
結果から判断すれば、David Gilmoreというギタリストを起用した意味に疑問が残るのである。
度々共演歴もあり、レーベルと縁もあるということのみで選んだわけでもないとも思うのだが。

とっ、言葉にすれば、ついつい厳しく感じるものになってしまうが、決して内容悪しという感覚はない。自分のような偏った人間でなく、真っ当な感性を
持った方であれば、良しとするだろう。
私的には、評価と問われれば、フラットな眼で見て星4ツ、道楽目線の好みで判断すれば星3ツといったところか。

JAZZ-other instrument 35
Boris Kozlov


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201606-2

             

             基本はトラだけど、ちょっぴり混じったヒョウ柄に、どことなく漂うリッチ感!
             最近のネコは、マグロの赤身とか鳥のささみをサッと湯通したもんとか、はたまたチーズなど
             ヘルシーなものを食ってるのも多いんだとか、たいしたもんだね。昔は、いわゆるネコまんまが基本だったけどね。
             怪しいもんがこうして目の前まで来てるっちゅーのに、この動じない堂々とした寝姿とオットリ感。
             う〜む、達観の境地だね!どうも、オイラより遥か上のステージにいる上級者のようだ。
             きっとエエとこのネコやんなんだろうねえ、
             いや、エエとこのネコやんは、真っ昼間、こんな道ばたでゴロゴロ寝とらんか?
             まあ、どうでもいいことだけどね....................

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Category: sax (第2期)  

Tony Malaby Paloma Recio / Incantations

  Tony Malaby (ts, ss)
  Ben Monder (g)
  Elvind Opsvik (b)
  Nasheet Waits (ds)

  Recorded March 16th, 2015 at Systems Two by Joe Marciano and Max Ross.
  CF367CD (Clean Feed) 2016

  1. Glass
  2. Artifact
  3. Hive
  4. Procedure

Tony Malaby’s Paloma Recio による2009年作 “Paloma Recio” に続く2作目、メンバーも変更なし。

Opsvik の呪文のようなアルコと音数を抑えた Monder のギターで静かに入る冒頭曲、その徐々に空間が構築されていく流れにヤラれた。
その妖しさもある静寂の空間に、いつのまにかMalaby がスーッと透明感に溢れたソプラノを流し込んできて、空気感はラストに向かって徐々に冷から
微熱を帯びていく。そのゆるやかな変化の流れに美が漂うM1の冒頭曲。

4ビートで、ややハードボイルド感もあるテーマからオーソドックスに始まるM2、既成のスタイルを拒否したかのような Monder のソロがキレ、
場は、緊迫した空間と化し、めまぐるしいリズムの変化も見せる中、続くMalaby の怒濤のテナーでピークに、ラストに向かい Monder のギターが
彼方の空間に突き抜けてゆく。

循環奏法を使った(?) Malaby のソプラノから入るM3。
徐々にヒートしていく Malaby のソプラノ、しなやかに強い。Monder のギターが入り、その絡みでピークをむかえる。

イマジネイション溢れる Opsvik のベースから入る17分超のM4。
飛び道具と化した Monder のギターが飛び交い、剛柔織り交ぜてはウネりまくる Malabyのテナー、スリリングな瞬間を供給する Nasheet Waits
のドラミング、そしてビシッと決まるエンディング。ことば無用の音世界だ。

全4曲、それぞれ独立したものというより、何らかの関連も感じられる組曲仕立てといったものとも受け取れる。

耳を澄まさないと聴き取れないほどのデリカシーに富んだピアニシモから大胆なフォルテシモに至るまでフルに使ったレンジの広い表現が音楽を
ダイナミックにしており、そこでは、個々のソロは、確かに自由に溢れたものなのだが、そこに目を向けるよりも、一歩引いてグループのトータルな音楽と
して見るならば、あたかも計算されつくした上での精緻な仕上がりも見せる構成美すら感じられるのだが、それは最初から計算され予定したものというより、
あくまで自由の結果として得たものなのだろう。そこまで読んだ上での自由、Malaby の深さか。
この環境を得て、水を得た魚のごとく、生き生きとしたMonderの存在感が、やけに目につくが、Malabyのイメージする世界観は、このMonderのアシスト
抜きでは考えられないほどのフィット感もあり、彼のスペイシーなギターワークも一歩前に進んだ感もある。
感性面では、共にダークな質感を持つという共通の部分もあり、互いの刺激するポイントも心得ているところもあるのか、その相乗効果で、結果もプラスに
作用しており、理屈抜きに、ダイレクトに脳髄に作用してくる音の起伏ある流れによる刺激は、ことば不要の音世界だ。
音による表現の先に、抽象的なものではあるのだが、どれだけ豊かなイメージを投影できるのか、といったあたりをミュージシャンを計る私的判断基準の
一つとも考えているが、そういう意味では、久しぶりに骨のある一枚との出会いだった。

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JAZZ-sax 78

Category: sax (第2期)  

Ellery Eskelin Trio Willisau Live

 WillisauLive-2.jpg

Ellery Eskelin (ts)
Gary Versace (Hammond B3 organ)
Gerry Hemingway (ds)

Recorded live at the Jazz Festival Willisau, Switzerland August 28, 2015.
hatOLOGY 741 (2016)

1. On (or about) ...
 My Melancholy Baby
 Blue and Sentimental
 East of the Sun
2. We See
3. I Don’t Stand a Ghost of a Chance with You

アバンギャルド、フリーシーンを主戦場として活動をしてきたテナー奏者 Ellery Eskelin ですが、近年コンテンポラリー系のオルガニスト Gary Versace を
加えたトリオでの活動もしており、それはフりー系エリアで活動するオルガン奏者が非常に稀だったこともあり、2011年の初作となる “Trio New York” から
ずっと、その経過観察をしながら追ってきているのだが、スタイルとしては、Eskelin のいつものオリジナル曲をメインとしたフリースタイルではなく、
スタンダードナンバーを題材として4ビート主体でリズムもきっちりとった中でのインプロということで、彼の活動の中でも特別のものと考えているのかも
しれない。
前にも書いたような気もするが、それは、彼の母親がJazzオルガニストだったこともあり、子供の頃から母親のオルガンを通してJazzのスタンダードナンバー
を耳にする機会も度々あったことも想像されるが、おそらくそんな彼の生い立ちも関係しているのではと思われる。
本作は、そんなこのトリオの3作目になるが、dsが Gerald Cleaver からフリーでは、おなじみのベテラン Gerry Hemingway に代わってのスイスにおける
Jazzフェスでのライブとなっており、これまでの2作の自主制作に変わり、Hat Hut Recordsからのメジャーリリースとなっている。

過去2作では、スタンダード中心で、本作もその基本路線に変わりはないのだが、冒頭メドレーの1曲目のみ彼ら3者の共作となっており、これが27分を超える
長尺の本作の目玉とも言っていい内容となっている。
過去2作同様に Eskelin のいつものスタイルとなっているフリーという形はとらず、伝統の匂いも強く感じられるオーソドックスな展開ではあるのだが、
十数分に及ぶ Eskelin のソロは、自由にそして縦横無尽に圧巻のブロウを見せる。 Eskelin の創り出す流れに繊細にフレキシブルに対応する Versace と
Hemingway も好調だ。
Versace のオルガンも音色の選択やら音量のコントロールなどデリカシーに富んだタッチを聴いていると、一昔前のオルガンと言えば、黒っぽい、ブルージー、
ジャージー....................などと決めつけられた見方をされた楽器の時代も、やっと過ぎ、少しは正常な方向に向かいつつあるのかとも思えるのだが、
他楽器同様に変に決めつけた見方をされることもなく、あらゆる方向にその可能性を追える楽器としての地位を確立してもらいたいものである。
オルガン好きとしては、普段は、別世界にいるVersaceが、こうしてフリー系の手練れ2人に挟まれてというシチュエーションは、それだけでも一大関心事と
なるのだが、形としてはオーソドックスながら他プロジェクトでは得られないような何かを感じ取ったであろうことは、間違いない。その何かを今後のオルガン
界にもぜひ生かしてほしいものである。

ここ数年のこのトリオの状況を振り返れば、もしかしたら本作はライブということも関係したかもしれないが、やや Eskelin のワンマン性が増したようにも
感じられるのだが、形としては、3者同格とまではいかなくても、互いの自由で緊密なやりとりとその刺激から、新たな刺激と展開にといった形が出てくれば、
もっと可能性という広がりも見えてくるようにも思えるのだが....................、そういう意味では、このトリオとしての活動も5年程、そろそろけじめをつける
時期にさしかかっているようにも思える。

            

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JAZZ-sax 77
Ellery Eskelin

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201606-1

                 

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Category: guitar (第2期)  

Will Bernard / Out & About

  Will Bernard (g)
  John Ellis (ts)
  Brian Charette (org)
  Ben Allison (b)
  Allison Miller (ds)

  PR8148 (Posi-Tone) 2016

  01. Happy Belated
  02. Not too Fancy
  03. Next Guest
                     04. Habenera
                     05. Redwood (Business Casual)
                     06. Homeward Bound
                     07. Homebody
                     08. Suggested Reading
                     09. Full Sweep
                     10. Pan Seared
                     11. Out & About

2013年の前作 “Just Like Downtown” のdsが Rudy Royston から Allison Miller に代わり、オルガン入りの編成ながらベースにBen Allison が
加わってのギタリスト Will Bernardの新作。

前作では、全ての面で平均点をクリアーした好内容ながらも、それ以上の際立った魅力となるポイントが見つからないといった漠然とした印象もあり、
満足の一枚とは、ならなかったのだが、このドラムスを代え、新たに専任のベースを加えるといったリズムセクションの変化による違った刺激を求めたとも
思える狙いは、どうなんだろうか。

専任のベースを加えたことで、前作では、Ellisがbclを使った曲ではベースレスを補うような曲調のパターン化が感じられたが改善、ベースの負担が
なくなったからか、特に速い展開では、Charetteのオルガンがソロにキレが出ているようにも感じられる、またAllisonのベースが加わったことでの刺激も
何らかのプラスをもたらしているんじゃないだろうか。
Bernardのギターは、脱力したユルい展開では、ワウなども使い、なかなかいい味も出し、定評もあるところだが、この手の使い手は、他にも多くおり、特別
の存在というわけでもなく、私的には、ストレートな速い展開で見せるプレイによりBernard独自のものも感じられ、好みはこちらだ。
これまで、ジャムバンド系路線のものなど、グルーヴィー、ファンキータッチのもので味を出すタイプだったが、年令的にも何か方向性の変化があっても
いいような気もするし、よりストレートな中でも十分やれる力はあると思うのだが。
いずれにしても前に進むことでの変化を求めていくのが、彼のシゴトだ。

Brian Charette のオルガンについては、オルガニストとしてメジャーデビュー作となった2008年Rec.の "Upside” からずっと追ってきているのだが、
このデビュー当時から比べるとだいぶステップアップしたとの印象もある。タイプとしてはストレートアヘッドな中でより力を発揮するように感じているが、
おそらく本人の指向もそちらにあるんじゃないだろうか。
共演者の感性やら音楽面でのコンセプトが自身の音楽にも大きく関わってくることになるわけで、特に即興性の強いJazzという音楽においては、それが
顕著に現れてくる。これまでのChareetteの共演ギタリストに限って振り返れば、本作の Will Bernard や Yotam Silberstein, Ben Monder, Vic Juris,
Sheryl Bailey...............などの名前が浮かぶのだが、この中でオルガニストとしてのメジャーデビュー作”Upside”でのBen Monderは、当時のCharetteに
合わせ、おシゴトとしてこなしていた感もあり、問題外として考えれば、正統派のコンテンポラリー系オルガニストの刺激剤としては、特に先進性という点で
物足りないものも感じてしまうのだが、自身より先を行く存在との共演により、自身から新しいものが引き出される可能性も増すというものだろう。
環境が整えば可能性も感じるというオルガニストだけに、自身の開拓という面でも積極的にそこを求めていってもらいたいものだが、Charetteは、まもなく
リリース予定のリーダー作では、本作でのWill Bernardを加えたトリオ作(Once & Future)となっているので、内容的にも本作とともに前作からの流れ
から変わらないものとも予想され、この辺が、積極的な自己開拓という点で私的には不満を感じている部分でもあるのだが........................。

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Will Bernard

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