前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: sax (第2期)  

Big Satan / Souls. Savedhear

 BigSatan-2.jpg

Tim Berne (as)
Marc Ducret (g)
Tom Rainey (ds)
Recorded June 9-10 2004
THI 57151.2 (Thirsty Ear)

01. Ce sont les noms des mots
02. Hostility suite
03. Geez
04. Rampe
05. Emportez-moi
06. Deadpan
07. Mr. subliminal
08. Property Shark
09. Plantain surgery

年の初めに、年初の宣言通り、前向きに攻めるためにも、そして正月気分を吹き飛ばすためにも、甘い音は避け、厳しい音を選択してみた。これを聴くのも
数年ぶりか。

Tim Berneを中心とするグループBig Satan名義の本作ですが、彼らのいつものスタイルともなっているベースレス編成。もちろんMarc Ducretの参加も魅
力となっている。
内容は、Berne曲3、Ducret曲3、Rainey曲1、Berne-D. Torn曲1、他1の全9曲。
記事歴のある本作の前年録音となるスタジオライブ盤 "The Sublime and. Sciencefrictionlive / Tim Berne"(別頁あり)からキー・ボードのCraig Taborn
が抜け、ベースレスのトリオ編成というシンプルなものとなっているが、内容としては、前作の流れに沿ったつくりとなっており、前作のライブに対して、
そのスタジオ録音版といった位置ずけと考えてもよいのかもしれない。

トリオになって前作にも増して空間の自由度が高くなった中で、3者の絡みもフリーキーなハイテンションをキープしつつ、その混沌とした流れは、一見、
無秩序のようでもあるのだが、前作同様、自由でありながらも、そこに緻密な計算も存在するかのような高いレベルでのコンビネーションを見せており、
瞬時の以心伝心を可能にする3者の呼吸は、我々常人の理解をはるか超えたところにあるようだ。

Ducretも尋常でないキレを発揮しており、この常に高いレベルでパフォーマンスの質を維持しているDucretの音創りの姿勢には、常々感心するものがある。
リスクを恐れず創ることに攻めの姿勢を維持できることこそ何よりもアーティストに最も必要な資質であろう。
トリオというミニマルな編成ながら、彼らの創り出す音像は分厚くヘヴィーだ。
攻めの2016年とするにふさわしい一枚、ガツンときた。

JAZZ-sax 74
Tim Berne

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