前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 01 2016

Category: organ (第2期)  

Devin Garramone / Nite Blues

  Jeff Palmer (org)
  Devin Garramone (ts)
  John Abercrombie (g)
  Adam Nusbaum (ds)

  Rank Records (2004)

  1. Bear Hug
  2. Walkin’ Taller
  3. Bird Groove
                     4. Attitudinal
                     5. Wiggie - Waggie
                     6. Bulls Eye
                     7. Maps Blues
                     8. Move It

オルガニストのJeff Palmer(B1951)は、90年代から2000年代前半ぐらいにかけて John Abercrombie(B1944)との活動も多く、私的には、その
あたりも魅力となっているのだが、本作はテナーのDevin Garramone名義ながら、一応オルガンのJeff Palmer目当てのゲットなのでカテゴリー”organ”
の記事とします。

フリーなアプローチなど、結構自由な展開にも手を染めていたPalmerですが、ここはあくまでも参加作ということで、音楽はGarramoneのカラーが強く出た
オーソドックスなものとなっており、Garramoneのブルージーなテイストもあるノーマル過ぎるくらいノーマルなブロウに対して、逆にAbercrombieや
Palmerのちょっとしたソロに強い個性も感じられるといった面もあるのだが、アルバム全体としてみれば、出番の多いGarramoneのイメージが、アルバム
のイメージを支配してしまっており、せっかくの個性に溢れたAbercrombieやPalmerの持ち味を生かしきれてないとの印象も残る一枚になっているのは、
ちょっと残念な気もする。

それでも、こうしてあらためてPalmerのオルガンを聴いてみると、現在のコンテンポラリー系オルガンとその原点とも言えるLarry Young(B1940)との間
の世代にいる地味ながら先進性ある感性を持ったオルガニストとして、貴重な存在であったことをつくづく感ずる。

今世紀に入ってからの Palmer は、話題となるような新作リリースもなく、何かを求めさまよっている感もあり、若くして旅立った Young の人生終盤の
混迷の時期に重なるものもある。

Jeff Palmerに関するその他の記事は → こちらから

JAZZ-organ 179
Jeff Palmer
John Abercrombie

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Category: Gallery > ニャンズ &・・・・・  

movie 4

             

             控えめにおねだり!

ニャンズ &・・・・・4

Category: Gallery > Photo  

201601-6

                

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Category: trumpet  

Eric Le Lann / I Remember Chet

  Eric Le Lann (tp)
  Nelson Veras (g)
  Gildas Bocle (b)

  Recorded at 51Studio in August & September 2012.
  BEE 057 (Bee Jazz) 2013

  01. For Minors Only
  02. If I Should Care
  03. The More I See You
  04. I am a Fool to Want You
                     05. Summertime
                     06. The Touch of Your Lips
                     07. Milestones
                     08. Zingaro
                     09. Love for Sale
                     10. Angel Eyes
                     11. Backtime

キャリア豊富なフランスのトランペッター Eric Le Lann(B1957)が、Chetに捧げた一枚。
Chet 縁のナンバーを中心に彼が好んだドラムレストリオという編成となっているが、私的にはストレートなテイストも予想される音楽と、このミニマルな編成
の中でのNelson Verasのギターをぜひ聴いてみたいとの思いでゲット。

ドラムレスで、デリカシー溢れる Veras のギターをバックに Le Lann のペットがより鮮明に浮かびあがる。Le Lannも、これを狙ってのこの編成なのだろう。
古いも新しいもない、今後も続いていくであろう王道のJazzだ。
オリジナルは、ラストの1曲のみで、Chet縁の曲を中心とした内容。
緊張感を保ちつつリラックスした中という、理想的なコンディションで、歌うことに集中した Le Lann のペットが紡ぎだすビターなフレーズが沁みる。

さて、Nelson Veras(B1977) だが、しばらく前にフランスの若手アルトサックス奏者の作 “Jonathan Orland/Small Talk” で初めて彼のギターを聴き、
それとは違い、ストレート、オーソドックスな音楽も予想される中での彼を聴いてみたいとの思いもあっての入手した本作でもあったが、音楽の質が変わった
状況の中にあっても、彼のギターは、奏法を含めて基本変わらないとの印象を持った。
前述の盤で感じたように、やはり巧いギタリストだ。ピックを使わず五指で弾く奏法もJazzの世界では少数派で、その繊細なタッチから弾き出されるギター
には独自性も感じられる。
その辺の印象も前述作と変わらないが、同様に自分の求めるテクスチャーでないこともあらためて確認した。
彼のギターはイメージ的には、言ってみれば、流れで表現する、音の集合体で表現するといった感じ。凝縮された一音ではなく、その集まりである集合体で
訴えかけてくるイメージだ。
この辺は、どちらが良いとか悪いとかではなく、もう好みの世界だろう。私的には、マシンガンよりも狙いすました一発で、しとめる、そんなイメージを求めて
しまう。

              

JAZZ-trumpet 9
Eric Le Lann

Category: Gallery > Photo  

201601-5

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Category: Gallery > Photo  

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Category: guitar (第2期)  

Pete McCann / Range

  Pete McCann (eg, ag)
  John O’Gallagher (as)
  Henry Hey (p, Rhodes, organ)
  Matt Clohesy (ab, eb)
  Mark Ferber (ds)

  Recorded May 8, 2014, New York
  Engineer:Michael Marciano
  WR4675 (Wherwind Recordings) 2015

                    01. Kenny
                    02. Seventh Jar
                    03. Realm
                    04. To the Mountains
                    05. Mustard
                    06. Dyad Changes
                    07. Numinous
                    08. Bridge Scandal
                    09. Rumbie
                    10. Mine is Yours

NYを中心に活動し、自身作以外にも多くのアルバムへの参加など、キャリアも豊富な中堅ギタリスト Pete McCann は、どちらかというと脇役としての活動
が多く、地味な印象からアンダーレイテッドされがちなタイプだが、幅広い対応力と確かなウデを持ったギタリストとの印象を持っている。

すべてMcCannの手による全10曲という内容。
典型的コンテンポラリー系ギタリストとしての感性を見せるMcCannだが、このエリアに多いクールな無機質感を振りまくといった面での極端さはなく、あく
まで程よいクールネスとともに、技術面でも多くの現場で場数を踏んでいるだけあって、その安定した巧さは、安心して音に身を任せていられるものもある。
また曲により、自身のアコギとの使い分けとともにメンバーの楽器の使い分けなどを駆使して変化をつけつつ、アルバムとしてもうまくまとめているとの感も
あり、コンポラ系ギタリストの一作品として上質の一枚と言っていい仕上がりを見せており、こういった高いレベルのギタリストが数多く存在するギター界の
裾野の広さをあらためて感じる。
感性の質としては、ちょっと違うが、ちょっと地味めで、職人的巧さもあるといったあたりで同じような匂いもある Tom Guarna あたりを思い出す。

ただ、そういった上質感とともに、言わば職人的巧さによるソツの無さといった印象が、それ以上の満足感に歯止めをかけているといった微妙な感覚がつきま
とうのも事実であり、このあたりが、いまいち地味な存在にとどまっている要因との気がしないでもない。
何か回りくどい言い方をしていると自分でも感じているが、この回りくどい言い方になってしまうところが、まさに彼の現状を表しているのかとも思えるが.....

JAZZ-guitar 155
Pete McCann

Category: Gallery > Photo  

201601-3

            201601-3-2.jpg

           散策中、見慣れないものが遠くから近づいて来るなあ、
           などと思っていたら................なっ、なっ、なんと (°_°)
           とりあえず、急いで道を避けたが.................はぁ? いったい、何?


Category: Gallery > ニャンズ &・・・・・  

movie 3

            

            ただネコが寝てるだけのなんちゅうことないものだが、そこが良い。
            クッションの境目というのがまたビミョーに収まりがイイんだろうねぇ。
            シッポもよく動いてるし、気持ち良さそうだね!

ニャンズ & ・・・・・3
Category: vocal  

Fay Claassen / Live at the Amsterdam Concertgebouw

  Fay Claassen (vo)
  Peter Beets (p)
  Martijn van Iterson (g)
  Rudd Jacobs(b)

  Recorded July 2014
  CR 73411 (Challenge Records) 2015

  01.Just One of Those Things
  02. I’m Old Fashioned
  03. When Sunny Gets Blue
                     04. The Song is You
                     05. Poor Butterfly
                     06. ‘s Wondeful
                     07. Zon in Scheveningen
                     08. I’ve Got the Word on a Song
                     09. Meditation
                     10. You’d be So Nice to Come Home to
                     11. Detour Ahead
                     12. Summertime

オランダの正統派ボーカリスト Fay Claassen と Peter Beets のドラムレスTrioによる Rita Reys トリビュートコンサートのライブ。
Fay Claassenは以前、生でも聴いたことがあり、その良さは確認しているが、そのClaassenが、これまた私的には縁のあるボーカリスト Rita Reys
トリビュートしたアルバムということで、即ゲットとなったしだい。
普段の当ブログからすると、こういった王道ど真ん中の匂いもするJazzは、違和感を覚える方、はたまた節操がないなどと思われる方もおられるかもしれ
ませんが、そうなんです、ことボーカルに関しては、この真ん中の路線がことのほか心地良いのです。コンテンポラリーテイストのものも嫌いなわけではない
のだが、やっぱ、ボーカルは王道が落ち着くのです。

Claassen にとって Rita Reys は、同じオランダの敬愛する大先輩ボーカリスト、そしてBeets は、Reys晩年のピアニスト、さらにClaassenとBeetsは、
普段から共演も多いという間柄、2人の共通の大先輩Rita Reysのトリビュートコンサートということで、オランダの名門ホールの会場も大いに盛り上がって
いる様子が伝わってくる。

スゥインギーな推進力を発揮するBeetsのピアノをバックに、ボーカルにそしてでアドリブでスキャットに、時にはベースラインやBeetsのブロックコード
のみをバックにあらゆるパターンを駆使するClaassenも終始快調に飛ばす。
“Poor Butterfly”などを聴いていると Rita Reys を思い出す。それだけでもトリビュート作としての意味があったというものだろう。

             

             
             
             Fay Claassen(vo), Jan Wessels(tp), Karel Boehlee(p), Hein van de Geyn(b), John Engels(ds)

JAZZ-vocal 51
Fay Claassen

Category: Gallery > Photo  

201601-2

                 
                                               蠟梅(ロウバイ)


                 この蠟梅、こうして清潔感のある淡く甘い香りを放ちながら花のついた今の時期には目が向くが、
                 そうでない時期の状況はほとんど知らなかった。
                 以前、怪しい正体不明植物として、画像を一枚載せたことがあったが、
                 なんと、この蠟梅の実の部分であるらしい。
                 それにしても、あのグロな実のフォルムから、この黄色い花はイメージできないね!

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Category: Gallery > Photo  

201601-1

         201601-1-2.jpg

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Category: sax (第2期)  

Big Satan / Souls. Savedhear

 BigSatan-2.jpg

Tim Berne (as)
Marc Ducret (g)
Tom Rainey (ds)
Recorded June 9-10 2004
THI 57151.2 (Thirsty Ear)

01. Ce sont les noms des mots
02. Hostility suite
03. Geez
04. Rampe
05. Emportez-moi
06. Deadpan
07. Mr. subliminal
08. Property Shark
09. Plantain surgery

年の初めに、年初の宣言通り、前向きに攻めるためにも、そして正月気分を吹き飛ばすためにも、甘い音は避け、厳しい音を選択してみた。これを聴くのも
数年ぶりか。

Tim Berneを中心とするグループBig Satan名義の本作ですが、彼らのいつものスタイルともなっているベースレス編成。もちろんMarc Ducretの参加も魅
力となっている。
内容は、Berne曲3、Ducret曲3、Rainey曲1、Berne-D. Torn曲1、他1の全9曲。
記事歴のある本作の前年録音となるスタジオライブ盤 "The Sublime and. Sciencefrictionlive / Tim Berne"(別頁あり)からキー・ボードのCraig Taborn
が抜け、ベースレスのトリオ編成というシンプルなものとなっているが、内容としては、前作の流れに沿ったつくりとなっており、前作のライブに対して、
そのスタジオ録音版といった位置ずけと考えてもよいのかもしれない。

トリオになって前作にも増して空間の自由度が高くなった中で、3者の絡みもフリーキーなハイテンションをキープしつつ、その混沌とした流れは、一見、
無秩序のようでもあるのだが、前作同様、自由でありながらも、そこに緻密な計算も存在するかのような高いレベルでのコンビネーションを見せており、
瞬時の以心伝心を可能にする3者の呼吸は、我々常人の理解をはるか超えたところにあるようだ。

Ducretも尋常でないキレを発揮しており、この常に高いレベルでパフォーマンスの質を維持しているDucretの音創りの姿勢には、常々感心するものがある。
リスクを恐れず創ることに攻めの姿勢を維持できることこそ何よりもアーティストに最も必要な資質であろう。
トリオというミニマルな編成ながら、彼らの創り出す音像は分厚くヘヴィーだ。
攻めの2016年とするにふさわしい一枚、ガツンときた。

JAZZ-sax 74
Tim Berne

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