前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: Gallery > Photo  

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              201512-2-2.jpg
              
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Category: guitar (第2期)  

2015年 今年出会った極私的この1枚

今年一年を振り返り一枚を選ぶという恒例のこのコーナーですが、優柔不断、意志薄弱な当方としては、この「一枚に絞る」という作業は悩む。
あまり記事にはしてないが、メジャーな盤の中にも候補としてふさわしい内容の盤はけっこうあるし、この記事を書いてる年末の締め切り間際にもなって
オっとするような新盤も飛び込んできたり、もちろんマイナーな盤にも........ということで、あーでもない、こーでもないと悩みの多い師走でもあったのだが、
やはり、当ブログのカラーを守らなければ、その存在する意義もなくなってしまうというということで、例によって、あまりスポットがあたる機会に恵ま
れない日陰盤からひっそりと1枚選出しておきます。

gari-3.jpg  Ananda Gari / T-Duality

  Tim Berne (as)
  Rez Abbasi (g)
  Michael Formanek (b)
  Ananda Gari (ds)


  Recorded at Acoustic Recording Studio, Brooklyn - USA on March 21, 2013
  AU9041 (AUAND) 2014

イタリアの若手ドラマーAnanda Gari のリーダー作ながら、参加しているパキスタン出身のギタリストRez Abbasi(B1965)のギターに刺激を受け、
私的には、その後の流れの指向を変えるきっかけとなったということで、意味ある一枚だった。
Kurt Rosenwinkel以降のそこから派生したと思われる流れが中心となっている現在のコンテンポラリー系、そしてそういった流れとは違った流れを
模索するフリー系、その中間系として現在のコンテンポラリー系の流れは意識しつつも、フリー系ほどの極に走ることもなく、ある意味、実行性ある改革派
とでも言えるようなこの中間的エリアに目を向けさせてくれたのも本作であり、これがきっかけで、一般に見落とされがちな、このエリアで長年地味な活動
をしてきたギタリスト Liberty Ellman の再確認にもつながったのは、極めて大きな意味があった。
単に楽しく聴けるということではなく、自分の流れを変えるというその意味は大きく、その点、評価できる一枚だったと考えている。
上記今年の一枚の他に、この流れから再確認に至ったEllmanの過去作及び本年度作の記事も参考までに記しておきます。


tactiles.jpg  Liberty Ellman / Tactiles (2003)






Radiate.jpg  Liberty Ellman / Radiate (2015)






JAZZ-guitar 155

Category: Gallery > ニャンズ &・・・・・  

movie 2

                
                Puppy for Christmas

ニャンズ & ・・・・・2
Category: Gallery > ニャンズ &・・・・・  

movie 1

ちょっとした時間、動物系動画をよく見ることがある。
ホッとするというか、癒されるんだねぇ。
そんなことで、アクセスしやすいこともあり、コーナーをつくっておくことにしました。
あくまで自分が見たいものをすぐ見れるよう作った、お気に入りストックコーナーではありますが、
関心おありの向きは、どうぞご覧ください。
硬派Jazzブログとしてのイメージは崩れてしまうが...............................
まあ、そんなもんとっくに崩れているかぁ、まぁ、いいだろう!

             
             Christmas Cats Playing In The Snow
             Music: Dean Martin "Ive Got Love To Keep Me Warm"

             ダイハードのエンディングなどでもそうだったが、この手の歌は、ハッピー効果絶大だ。
             ニャンも元気に跳ね回ってるしね!

ニャンズ & ・・・・・1
Category: organ (第2期)  

Simone Gubbiotti / The Hammond Trio

  Simone Gubbiotti (g)
  Joe Bagg (Hammond org)
  Joe La Barbera (ds)

  DT9033 (Dot Time Records) 2014

  1. Mind the Gap
  2. Ana Rita
  3. Simone Blues
  4. It Could Happen to You
  5. J. And J.
                     6. Lidia
                     7. Beautiful Love
                     8. E. N.
                     9. We Will Meet Again

出身国イタリアと米国とを股にかけ活動するギタリスト Simone Gubbiotti のオルガンを加えたトリオ作。
私的には、リーダー作も少なく、参加作ながらJoe Baggのオルガンが聴ける貴重な音源ということでゲット。従ってカテゴリー “organ” の記事とします。

ギターのSimone Gubbiottiを聴くのは、今回初めてとなり、曲目やらジャケ写の雰囲気などから、今現在、自分が求める方向性を持ったギタリストでない
ことは、予想もしていたのだが、それでもゲットしたのは、ひとえに、あまり音源も出回っておらず、聴ける機会に恵まれていない Joe Bagg の参加。
Gubbiottiのギターは予想通り、王道のスタイルを基本としたものだった。しかもJesse Van Rullerのように、王道とは言っても、今の空気感を持ち、
現在のコンテンポラリー系の主流につながるといった類いの感性でもなく、その流れの中でも、かなり後ろ寄りに位置するといった感性と見た。
こうなると焦点は、彼の音楽である定型の枠の中で、いかに楽しませてくれる巧さを見せてくれるのかといったあたりになってしまうのだが..................
決してマズくはない、けれども際立った巧さもといったのが率直な印象。ただし一点、独特の哀愁ある響きを感じさせる瞬間がある。これはイタリア出身と
いう血のなせる技か、米国系ギタリストには無い響きだ。その部分を生かし、それを自身の音楽の魅力につなげていければ、それはギタリストとして生きて
ゆく上で、強力な武器になるのだろう。
とりわけ豊富な人材がひしめき合っているギター界、生半可な個性では苦労する。そこを意識した活動で、難所をクリヤーしてほしいものだ。

さて、そんな王道色も濃い音楽の中で、リーダーのアシスト、そしてソロにと、きっちり巧さも見せ、魅力としているBaggのオルガンには、毎度のことだが、
地味ながらセンスを感じる。さしずめ、昔気質でシゴトは、キッチリやる職人のとっつぁんといったところか。
Baggが入ることにより、音楽が落ち着くというか、リーダーに足りないところがあれば、さりげなく補い、いい雰囲気になってくれば、これまたさりげなく、
さらに盛り上げ、このあくまで目立たず、さりげなくといったあたりが彼らしいところで、この地味なシゴトぶりが、いまいち知名度UPにつながらないのか。
そんなBaggなので、これまでを振り返ってみれば、共演者にもそんな傾向が見える。いつも思うことだが、例えば先進性に溢れた感性のギタリストが相手
だったらどうなのか、その刺激から、Baggのオルガンから、いったいどんな音が飛び出し、そしてどんな対応をしてくるのか、これまでの彼の状況、そして
そこから感じられるオルガニストとしての能力を考えると、ついついそんなことを思ってしまうのである。そんなめぐりあいの機会に恵まれなかったことが
残念に思えるオルガニストでもある。そして、それを自ら掴みにゆく積極性も欲しい。

その他のJoe Bagg関連記事は → こちらから

JAZZ-organ 178
Simone Gubbiotti

Category: Other Instrument  

Javier Lopez Jaso & Marcelo Escrich / Pagoda

  Javier Lopez Jaso (accordion)
  Marcelo Escrich (b)
  Luis Gimenez (g)
  Juanma Urriza (ds)

  Recorded February 15, 2013
  ER063 (ERRABAL) 2013

  1. Un paseo con Astor
  2. Vals 20-16
  3. Pagoda
                      4. 5 grados Brix
                      5. Casimiro
                      6. Canbios
                      7. Envero
                      8. Bebe 7-7(Para Javi)
                      9. Hada marina

オルガンと同じ持続音の鍵盤楽器として、アコーディオンやら鍵盤ハーモニカの類いには関心を持っていたこともあり、未聴のスペイン人アコーディオン奏者
ながら、そのアコーディオンに共通する “哀愁” をイメージさせるジャケットにもつられて手を出してみた。

一通り聴いてみて、民族音楽的要素やら、もちろんタンゴを思わせる部分など多種入り交じった音楽はJazz度は薄い。そのこと自体は私的好みから外れたもの
でもなく何ら問題はないのだが、サラッとした表現と、あらかじめレールを敷いてしまっていると思えるような流れが多く、スリル感に乏しいことが音楽の
テンションを落としてしまっているとも感じるのだが、その辺は、彼の目指す音楽の方向性と自分が音楽に求めるものとが単に違うということであり、彼の
ミュージシャンとしての能力とは、あまり関係ないところだろう。

そんなことで、その瞬間、瞬間、そこに創ることでのテンションある空気感みたいなものを音楽に求めてしまう自分にとっては、音楽の形として、こういった
予定調和的傾向の強い音には、いまいち入り込めないものもあり、面と向かって対峙して聴こうとすると物足りなく感じてしまうこともある。逆に、ながら聴
きには好都合、私的にはそんな位置づけの一枚か。
まあ、これも感性、好みの問題だからしょうがない。

             

JAZZ-other instrument 33
Javier Lopez Jaso

Category: sax (第2期)  

Jonathan Orland / Small Talk

  Jonathan Orland (as)
  Nelson Veras (g)
  Yoni Zelnik (b)
  Donald Kontomanou (ds)

  PJU016 (Paris Jazz Underground) 2015 自主制作

  01. Day Dream
  02. Look Inside
  03. The Seaman
  04. Reysele
                     05. Booth Kid
                     06. Be There
                     07. Falling Grace
                     08. Halva
                     09. Trio for Joe
                     10.Played Twice
                     11. Adule Games
                     12. For Heaven’s Sake

今回初めてとなるフランスの若手アルトサックス奏者の新作、一度聴いてみたかったブラジル出身のギタリストNelson Verasが参加していたこともあり、
ちょうど良い機会ということで手を出してみた。
バークリー出身で Garzone や Osby らに師事といった経歴もある Orland のアルトは、典型的コンテンポラリー系の感性、第一印象としてクールな面も
あるのだが、それよりはどちらかというと、抑えぎみながらもエモーショナルなブロウで、いろんなものをバランスよく感じさせるタイプといった印象。
それだけに個性派というタイプではなく、わかりやすいプレイは、多少のもの足りなさもといったところ。
どちらかというと、好き嫌いがはっきり分かれてしまうような個性派が好みで、本作にもある程度の尖った作風も期待していた自分としては、ちょっとイメージ
が違ったかなというところもあるのだが、それなりのの実力者であることはまちがいないようである。
年齢的にも場数を踏むごとに、いろんな色を身につけて個性に磨きがかかっていくのだろう。そんなことを十分に感じさせてくれる有望な新鋭アルト奏者との
印象を持った。

さて、これまたお初となる Nelson Veras(B1977) だが、ギターらしいギターを弾くギタリストだ。
ブラジル出身ということで、おそらく生ギターの奏法を基本にきっちり叩き込んできたのだろう。ピックを使っていないと思われる五指をフルに使って弾き
だされるギターは、高速フレーズも難なくこなしてしまうスピード感、シャープさとともに、そんな中でもラフにならずに細部まで神経のゆきとどいた繊細な
ものも感じさせる。かなりのハイレベルを感じる技術面だが、感性面でも、ブラジルルーツのプリミティブな部分をわずかに残しつつ現代Jazzのモダンな
ところまで広くカバーする感性には、確かな独自性も備わっているとの印象も持つ。
感性、技術面ともに申し分ないものを感じさせる Veras だが、聴き手としては、後は自分の求める音世界と彼の創り出す音世界との相性、好みといったところ
なのだろう。
今回、初めて聴いた Nelson Veras だが、高い能力持ったギタリストとは感じつつ、私的には自分の求める質とは若干のズレがあることも感じ取った。
ビックを使わないと思われる奏法から、繊細な反面、ここ一番で欲しい強いアタック感に若干の不満も残ったが、いずれにしても本参加作1枚のみで、判断
できるほど簡単なギタリストとも思えず、ちょっと本作とは経路の違った他作も聴いてみたい。

             

JAZZ-sax 73
Jonathan Orland

Category: Gallery > Photo  

201512-1

    

    今年は、中途半端な暖かさがズルズルと残り、どうもクリスマス〜年末という雰囲気にはなってこない。
    冬のコートもまだ着てないし、それに周りの緑も、何だかまだ12月という感じじゃないし........この絵、どう見ても冬の朝って感じじゃないよなあ!

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Category: sax (第2期)  

David Ambrosio / Gone

  David Ambrosio (b)
  Loren Stillman (as)
  Russ Meissner (ds)

  Recorded at Tedesco Studio’s, in Paramus, NJ, on December 18, 2012
  FSNT440 (FRESH SOUND NEW TALENT) 2014

  1. The Proof is in the Pudding
  2. Verse
  3. Let it Go
  4. Matters of Fact
                     5. Gone
                     6. Brahmin
                     7. Her Love was Like Kryptonite

ベーシスト David Ambrosio のリーダー作ながら、アルトサックス奏者 Loren Stillman(B1980)目当てのゲットだったこともあり、カテゴリ ”sax” の記事
とします。
リーダーの David Ambrosio は、NYをベースに活動してきたキャリアも豊富なベーシストだが、ビッグネームとの共演が比較的少なめで、地味な印象もある
せいか、キャリアの割には知名度が低く、アンダーレイテッドされるタイプと言えるのかもしれない。
当ブログでは、参加作 “Vinnie Sperraza / Peak Inn” で記事歴があるが、やはり他の過去作などを見ても、同じように、力があっても知名度が伴わないと
いったマイナーな匂いのある共演者とのつき合いが多いようにも思うのだが、その辺は、当方としてはあまり関係ないことで、むしろそういった地味な活動は、
売る、売れないといった世界とは距離を置いたところでの音づくりのイメージにもつながり、アーティストとしての好感度は高い。
もっとも、好感度が高くても、それが音楽としての結果につながらなければ、意味はないのだが.......................。

さて、内容の方だが、リーダーのAmbrosioを差し置いて、Stillman曲4、Ambrosio曲2、Meissner曲1とStillmanのオリジナルが半分以上を占めており、
その辺からも、本作の方向性みたいなものが感じられるような気がする。

目当てのStillmanだが、それなりにキャリアもあるので、ベテラン的イメージも持ってしまうが、若くしてシーンにデビューしているので、まだ35歳という
ことで、この世界では、若手と言っていい歳だ。
元々、Konitzの影も感じられた彼のアルトは、現在のコンテンポラリー・アルトサックス・シーンでは、少数派とも言っていいスタイル。フルトーンでハード
に攻めるよりも、熱くなり過ぎることもなく、あくまでクールに、思索的にソフトトーンでのヒネリの入った語り口が持ち味。
参加作ではあるのだが、本作でも彼を中心に据えた形をもって、彼のアルトは、いつもの彼よりは一見ストレートぎみとも見えるのだが、微妙に複雑に絡む
リズムの中でソフトトーンでの語り口には、やはり微妙にトゲも感じられる辛口テイストのものとなっている。
一見ふつうのストレートだから、いつでも打てると思っていたら、その微妙に変化してくるクセ球に、気がついてみればゲームも終盤になるというのに、完全
に抑えられてしまったという感じだ。
そんなことで、ヘンな例えになったが、まさに地味ながらそんな感じで、繰り返すほどに味の出てくる一枚だ。
そういう意味では、地味系のリーダーの持ち味もよく発揮された一枚とも言えるのかも。
本作を聴いて、やはり同じように地味系ベーシストのリーダー作にStillmanが参加した一枚 “Arthur Kell / Jester” を思い出した。

その他のLoren Stillman関連記事は → こちらから

JAZZ-sax 72
David Ambrosio
Loren Stillman

Category: vocal  

Maja Christina / Romance

 Romance-2.jpg Romance-3.jpg

Maja Christina (voc)
Roland Koppel (p)
Emanuel Schnyder (b)
Pascal Graf (ds)
Stefan Schlegel (tb)

Recorded February 7-9, 2003
200385-2(BRAMBUS)

1.Tom's Diner
2.Romance
3.I Can't Stand The Rain
4.Heart of Gold
5.Honeysuckle Rose
6.Summertime
7.Yellow Moon
8,Bewitched, Bothered and Bewildered
9.Time to Say Goodnight

ここしばらく聴く音楽も、だいぶ片寄ってしまっていたことを自覚していたこともあり、軌道修正といったことでもないが、たまには気分転換ということで、
しばらく聴いてなかったvocal盤を特に選んだわけでもなく、一枚引っぱり出してみた。

出てきたのは、スイスのMaja Christina嬢の一枚、10年ぶりぐらいのご対面である。
内容は、彼女のオリジナル2曲、スタンダード他の全9曲。
バックは、ピアノトリオを基本として曲によりゲストのtbが加わるというスタイル。

程よい厚みとまろやかなクールヴォイスがなかなか魅力的な歌い手で、器楽的スキャットも見せるなどテクニック面でもしっかりしたものを持った本格派
といった印象である。
やや低めの声で基本は透明感あるひんやりした清涼感だが一方でそんな中にダル、レイジーといった相反するようなものが、かすかに顔をのぞかせるといった
あたりが彼女の個性でもあり魅力となっているようである。

バックのピアノのクールなスイング感、そしてゲストとして曲により入るトロンボーンが本作の味付けとして見事に機能しているようである。
冒頭1曲目の "Tom's Diner" での飛び込んでくるピアノソロの粋さ、2曲目の彼女のオリジナルタイトル曲 "Romance" での初々しさの中にも、時折見せる
レイジーな歌い回しなど..............本作のハイライトと言っても良い部分だろうか。

ということで、たまには違った空気も吸っとかんといかんなぁ................急がば回れなぁんてこともあるし!

JAZZ-vocal 50
Maja Christina

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