前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: piano (第3期)  

Marc Copland / Marc Copland And .........

  Michael Brecker (ts - 2, 8)
  John Abercrombie (g - 3, 4, 6, 7, 9)
  Marc Copland (p)
  Drew Gress (b)
  Jochen Rueckert (ds)

  Recorded on June 6 & 7, 2002 at The Studio, NYC by Jon Rosenberg.
  hatOLOGY593 (HAT HUT Records)

  01. Old Friend 1
                      02. See You Again
                      03. Blue in Green
                      04. Balloonman
                      05. Old Friend 2
                      06. Air Conditioning
                      07. Spring Song]
                      08. Cantaloupe Island
                      09. You ana Night and the Music
                      10. Old Friend 3

Abercrombieの過去作などを引っ張りだしては、聴いていたら、久しく聴いてなかった盤だが、強い印象とともに頭の片隅に残っていた1曲 “Blue in Green”
の入った本作が目についた。

早速だが、まずはその “Blue in Green” から手始めに聴いてみた。これを聴くのも、このブログを始めてから初になるんじゃないだろうか。
デリカシーに富んだAbercrombie独特の柔らかいタッチのテーマからそっと滑り出し、インテンポになってからのギターも、そっと寄り添うピアノをバック
に、そのピックという人工物を介さず、弦を直接親指の腹で弾く奏法とともに、ハンマリングやプリングを巧みに取り入れ滑らかに音をつないでゆく彼独特の
弦の響きは微細な心の揺れまで伝えてくる。
続くCoplandのピアノもそれに輪をかけて繊細極まりないタッチが冴え渡るという展開になるのだが、単に繊細というだけでなく、突き刺してくるほどの硬質感
をともなった鋭さが痛く染みる。その無駄のない音の選択の美しさは、やはり限られた人のものであろう。

Copland と Abercrombie は、これより以前にも2001年作 “That’s for Sure” でも共演しているが、後に “Speak to Me(2011)” など多くの作に
つながっていく相性の良さを感じさせ、それぞれの音による心のやりとりは、高いレベルにあることをつくづく感じさせられる。
久しぶりに再会したこの曲は、2人によるDuo曲だが、またしばらくヘビロテになりそうな気配、そして今の自分の方向性にも何らかの影響が出そうな予感。

本作には、今は亡きMichael Breckerもゲストとして2曲に参加しており、彼らしい音と押しでテンション高めのプレイは、楽しめる内容ともなっている
のだが、アルバム全体として見た場合、この2曲だけ異質になっており、私的には、Brecker参加作をこれとは別に1枚つくっておいてくれたら良かったなどと
思ってしまう。その辺は、変化に富んで、あるいは気分転換として良いなどと見る向きもあるだろうが..................。

久しぶりに聴いた本作だったが、いいきっかけを貰った気がする。その先にある自身の流れを変えるという点で、一番求めているところなのだから...............。

JAZZ-piano 85
Marc Copland

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