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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 03 2015

Category: guitar (第2期)  

The Evil Art Contest

  Marc Ducret (g)
  Teun Verbruggen (ds, electronics)
  Nate Wooley (tp)

  Recorded at Sunny Side Inc Studio's, Anderlecht - Nicolas Lefevre, april 2013
  RAT024 (Rat Records) 2014

  1. Shanna the Fairy Queen
  2. Commission BlitzPonX
  3. If I loose it's all your Fault
  4. Size M. Dump
                     5. If you see any errors please inform me
                     6. Watersoup
                     7. Ruby Rose
                     8. My Flexible Friend (homage for mastercard)

今回初めてとなるベルギーのフリー系新興レーベルRat Recordsよりフランスのフリー系ギタリストMarc Ducret(B1957)参加のベースレスユニット
"The Evil Art Contest"による一作。

このベースレスという編成は、Marc Ducretにとっては、これまでにも多く関わってきた形であり、特にフリー系ミュージシャンにとっては、より自由度
が高くなるといったこともあるのか、好まれる形でもある。
本作も高い自由度の中で、完全フリーとでも言えるような気の抜けない張りつめた空気が漂う。互いの出す刺激とそれに瞬時に反応するという展開は、何か
をきっかけとしてまた新たな展開が生まれ、刻々と変化を見せる音の流れは予測しがたいものがある。

一口にフリーといってもそのスタイルも様々で、近年のDucret関連作では、一応の基本軸らしきものがあった上での自由といった形のものが多いように
感じていたが、そういった意味からすると、本作は3者同格の形をとりつつの展開は、そこにきっかけとなるような決めごとはあるにせよ、かなり動きは
自由だ。こういった展開では、いかに互いの音にタイムロスなしで反応し、そこからアイデアを膨らませて音の流れを創り出し、さらには相手に質の高い
刺激として発信していくといった一連の流れとなるのだが、それぞれの奏者は豊かなアイデア、イマジネイションとともに、多くの引き出し、そしてそれを
瞬時に表現する技量とを持っていないと、成立たない世界だろう。

本作メンバーに関しては、Ducret以外の2人に関して、情報不足もあり経歴などはわからない。また本メンバーでのこれまでの活動歴などもわからないのだ
が、瞬時のやりとりも必要となるこういったフリーの現場において、その以心伝心といった面でのレベルでは、微妙だがロスも感じられ、まだ途上のユニット
といった印象も持つのだが、こういったフリーの展開においては、一般の展開以上にその時のコンディションを含めた諸々の状況に左右されやすいといった
こともあり、次回作がもしあるのであれば、またぜひ聴いてみたいものである。

JAZZ-guitar 134

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