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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: Other Instrument  

Sam Most / Organic Flute

  Sam Most (fl)
  Joe Bag (org)
  Mark Ferber (ds)

  Recorded at Multi Media Music, Hollywood, California by Mark Vincent, January 2009
  LiquidJazz 2010

  01. Speak Low
  02. Bluesette
  03. Yesterdays
                    04. The Nearness of You
                    05. Darn That Dream
                    06. So in Love
                    07. Relaxin' at Camarillo
                    08. We'll be Together Again
                    09. Pensativa
                    10. Indiana
                    11. Blue Daniel
                    12. You Stepped Out of a Dream

最近、聴く機会も多かった1枚。
本作でフルートを担当そしてリーダーの Sam Most は、たしか昨年亡くなったなどと思っていたら、新しい年が明けたのでもう一昨年ということになるん
ですね。
本作録音時は、80になろうかという時期ですが、その活き活きしたフルートのプレイには驚く。あらためてフルーティスト Sam Mostを見直した。
Most は、フルート以外にも cl や ts などでのプレイもあるのだが、私的には好きな楽器でもあるし、このフルートとの相性が一番良い。

音楽の方は、小難しい要素は皆無、スタンダードを並べて実に気持ちよく楽しく聴けるという内容に仕上げている。
こういった流れだと、ついついイージーな方向へもという展開にもなりがちだが、小粋、コジャレ感とともにイージーになる一歩手前、紙一重のところに
コントロールしている。これも長年Jazzと良い関わり方をしてきた Most の音楽性、Jazz観といったものの表れなのだろう。
音楽は全編に渡り、ほぼ4ビート主体の定型スタイルながら、その決まった枠の中で職人的技が冴え渡り、実に活き活きとした無になって楽しめるJazzに
仕上げている。職人という言い方はアーティストに対して悪い意味で使われる場合もあるが、ここでは年季の入った経験豊富なツボを心得たといういい
意味での職人だ。

そんな4ビートのグルーヴ感をつくりだしている大きな原動力にもなっているのが、地味ながら確かな職人 Joe Bag の左手、そのベースラインが
Mark Ferber のドラミングとともに音楽に推進力をもたらしている。
Joe Bag については、このブログでは、ボーカリスト Anna Callahan作の "It's Just the Rain" で記事歴もあるが、独自性も備えたコンポラ系の
クールな感性のオルガニストとして、もっと評価されてしかるべき存在だと思っている。本作でも彼の働きは大きく、大ベテラン Most の枯れたフレージ
ングを支えるとともに、そのクールなオルガンワークは、音楽に今の空気感を吹き込みフレッシュなスパイスとなっている。

            
            

JAZZ-other instrument 27
Sam Most

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