前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: piano (第3期)  

Laurent Coulondre / Opus II

  Laurent Coulondre (p, organ, voc-4)
  Jeremy Bruyere (b, voc-4)
  Pierre-Alain Tocanier (ds)
  Guest:Laura David (voc-4, 7, 8)

  Recorded at Bop City Studio
  LCOP2 (cristal) 2014

  01. Unexpected (part 1)
  02. Left Out
                     03. Take-Off N'1
                     04. Plane
                     05. An Awkward Dream
                     06. Area of Turbulence
                     07. Inner Child
                     08. Last Seven
                     09. C'est Ting
                     10. Unexpected (part 2)
                     11. Crash Landing
                     12. Shadows of Our Love

フランスの若手ピアニスト Laurent Coulondre(ローラン・クーロンドル?) の"Opus 1(2013)" に続く2作目。
同じフランスの若手アルト奏者 Sylvain Del Campo のアルバム参加作では、オルガンで新世代の感性を見せるなど注目していた Coulondre ですが、
本リーダー作でも一部オルガンの使用ありということで、これはもうチェックしないわけにはいきません。

内容は、Coulondreのオリジナル7曲の他、Bruyere曲4、David-Coulondre-Bruyere共作曲1の全12曲。
メンバーを見れば、前述のオルガンでの参加作でも抜群のキレを見せていたドラムスがPierre-Alain Tocanierとなっている。調べたら、まだ未聴の前作
"Opus 1" でもベースは違うがドラムスはこのTocanier、Coulondreお気に入りの相性良しのドラマーなのかもしれない。

一聴してみれば、現在の若手一般に言えることだが、その演奏能力の高いことにはあらためて感心してしまう。3者はいずれも凄腕、アクロバチックなプレイ
も難なくこなしてしまう技術は一級品だ。しかし、技術はあくまで技術で、問題はそれをどう使うか、使えるのかといったソフトの部分、そこが音楽として
の魅力、クォリティにつながっていくのだが、とは言っても表現上の選択肢が増え、幅が広がるということで基本に高い技術を持っていることは、やはり
それもりっぱな才能だ。

ということで、本作も間にゆったりとした展開はあるのだが、全体の印象としてはハードな立ち回りの一遍といった感じ。フランスには結構いいピアニスト
もいるのだが、また新手の才能がといったインパクトも受ける内容だ。
ベストはM9、ワンノートでベースが音を刻む中、かなり自由にピアノが動きながら始まるこの曲、緩急自在に音の流れをつくるCoulondreの持ち味が良く
出たと思える一曲。
ちょうど中盤のM6〜8にかけて、ビアノトリオ以外のオルガン曲やらLaura David のvoice, vocalが入る曲が仕込まれており、この辺は好みを分けるところ
なのかもしれない。ピアノファンからすると余計なことということになってしまうのかもしれないが、ピアニストの表現だけではない、これがCoulondre
の感性として、素直に受け止めている。年令的にも大いにいろいろ試してほしい。
他のコンポラ系、特に米国系のオルガニストとは違った過程を経て飛び出して来た異質のオルガンも可能性大と思える。

JAZZ-piano 81

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