前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 04 2014

Category: vocal  

Maggie Green / First Song

Maggie Green
   Maggie Green (vo)
   features special guest Chris Howes(violin) and many other Ohio based musicians.

   Self-Release (2007)

   01. Chega De Saudade
   02. No Moon at All
   03. First Song
   04. So Danco Samba
   05. Up Jumped Spring
   06. A Felicidade
   07. I'm Old Fashioned
   08. My One and Only Love
   09. All Blues
   10. But Not for Me
   11. Aqua De Beber


ブラジル音楽に取り組んだデビュー作 "Maggie Green" に続くMaggie Greenの自主制作による2作目は、ブラジル音楽に加えジャズサイドの曲を半分ほど
取り入れ持ち味をより広くアピールした内容となっている。

ミシガン州立大学でクラシックピアノを追求していた彼女だったが、Billie HolidayやChet Bakerに魅せられ、ピアノから自身の声での表現に関心が向き、
後にバークリーに再入学。その後、ブラジル音楽に強い関心を持ち始めた彼女はヴォーカリストのMili Bermejoに師事している。
2005年、ブラジル旅行の際、現地のピアニストMarcos Arielと知り合い、それがきっかけでNYで活動していたブラジル人ドラマーJurim Moreira、ベー
シストAndre Neivaらと共に活動することになるのだが、その2年後さらにLuiz Avellar、Kiko Freitasなども加わり前述のデビュー作につながる。

本作は、バイオリンのChris Howesの他、彼女が活動拠点としているオハイオ州の地元ミュージシャンがバックをつとめているのだが、Howesのバイオリ
ンそして地元ギタリストの生ギターがなかなかシブく、味のある響きを出しており、彼女のわずかに素朴感もあるテイストにはフィットしている。
Maggie の歌は、私が普段好みとしない素直で爽やか感もある声質だが、それが決してイヤな感じがしないのは、彼女の音楽に対する真っすぐな姿勢が歌
に感じられるからなのかもしれない。
ジャズナンバーでは、Anita O'Dayをちょっと思いだす。

自主制作だが、ジャケットが気に入った、写真の選択にセンスを感じる。邪道と怒られるかもしれないが、Vocal はヴィジュアルを含めたトータルな魅力が
勝負、従って私にとってインストものとは、だいぶ違う世界となっている。
このジャケットとGetzのラトレコーディングでも忘れられないタイトル曲ともなっているCharlie Hadenの手による "First Song" につられてゲットした
本作でしたが、ブラジルとジャズそれぞれのテイストが半分ずつぐらいと、どっちつかずの中途半端感も多少感じるものの、まずまずの内容でした。

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Maggie Green

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Category: organ (第2期)  

Unitrio / Page 1

  Damien Argentieri (Hammond B3 organ)
  Frederic Borey (ts, ss)
  Alain Tissot (ds)

  as249 (altrisuoni) 2008

  01. Judith
  02. Like a Cat in the Snow
  03. Croisements
  04. Jack
  05. For You
                     06. Plaisance
                     07. What about ?
                     08. Another Blouzzz

"Unitrio / Page 2 (2013)"で出会ったフランスのオルガン奏者 Damien Argentieri(ダミアン・アルジェンチェリ?) ですが、彼の前も洗ってみたいという
ことで、過去にさかのぼりUnitrio としてのデビュー作 "Page 1 (2008)"を入手しました。

"Page 2" からは、およそ5年前の録音となる本作ですが、デビュー当時から、やはり高いレベルのまとまりを見せているのは、流石の感があります。

こういったオルガン入りのトリオにおいて、オルガンの相手がギターの場合は、対等の立場としてのやりとりもできますが、本作のように管が相手となると、
その状況もだいぶ違い、オルガンのソロパートでは、ギターのようなバッキングは得られず、常にドラムスとのデュオでのプレイを強いられるという形に
なってしまうこともあり、バンドとしてのサウンドづくりという面で、その分負担も大きくなってしまうといった状況もあり、管の入ったオルガントリオの
場合は、オルガニストの力量も計りやすいという状況もあるのだが、このArgentieri 、バッキング時そしてソロ時と全体のグループとしてのバランスを崩す
こともなく、なかなかの巧さも感じられます。
左手の安定したグルーヴィーなベースライン、右手のフレージングのキレ..............他、技術面の高さも感じられますが、何よりも基本となるその米国系
オルガニストには見られない欧州の香りもする独自性ある感性は、魅力であり、彼の最大のウリとなるところでしょう。
目下、ピアニストとしての活動もしており、今後どういった方向を目指していくのかわかりませんが、オルガニストとして限られた才能の持ち主であること
は確か、絶対数の少なさから他楽器分野に比べ、慢性的に人材不足といった状況もあり、なんとかそこを開拓していってほしいと願わずにはいられない。

その他のDamien Argentieri関連作 → Laurent Cohen Trio / En Retard (2013) 

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Unitrio

Category: Gallery > Photo  

201404-4

              

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Category: organ (第2期)  

Kjeld Lauritsen / Hammond Time!

Hamm Time-1 Hamm Time-3 Hamm Time-2

Kjeld Lauritsen (Hammond A100 organ)
Anders Holm (ds)
Per Gade (g)

Recorded 2009 in Kovenhavn/Denmark
CD 5068-2 (MUSIC MECCA) 2009

1. Booker for T
2. Blagards Blues
3. The Man I Love
4. King of the Ghetto
5. But Not for Me
6. Piece of Heaven
7. Peace (please)
8. Soul Time
9. Canada

デンマークのオルガニスト Kjeld Lauritsen は、今回初めてとなります。
曲目などから察するに、あまり期待はできなかったのですが、知らないオルガニストは、とりあえず聴いておきたいということで消極的ながらゲットです。

Lauritsenのオリジナル3曲、Gershwin曲2他で全9曲となっているが、冒頭のオリジナル曲 "Booker for T"は、たぶん、その昔、私もよく聴いたブッカー
T ジョーンズにまつわる曲なのだろう。そんなところにも彼のオルガニスト、ミュージシャンとしての出発点も見えるような気がする。

一聴してみれば、持続音を生かしたり、ゴージャス感もあるコードなど、ハモンドらしさを生かしたサウンドづくりは感じられるのだが、Jazzのスピリットが
あまり伝わってこない。もちろんJazzという狭い枠の中だけのものを求めているわけでもないので、要は音楽として魅力あるものなのかということなのだが、
どういう音楽としたいのかという基本となる音づくりの姿勢に曖昧さがあるのか、音楽も曖昧なものになってしまっているように思えてならない。
確かにハモンドオルガンが好きというのは、何となくそのサウンドからも伝わってくるのだが、それはあくまで手段であって、目的はその好きなハモンドを
使ってどういった音楽を創るかということ。そこに強い意志が感じられないのが、ちょっと残念。

カクテルミュージックとでも言ったらよいようなJazzの上っ面だけを舐めたようなもの、これまたブルースの上っ面だけを舐めたようなブルーススピリット
に欠けたブルースバンド風プレイ...........................これではリスナーは、なかなか納得してくれないだろう。

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Kjeld Lauritsen

Category: Other Instrument  

Linda Oh / Sun Pictures

Sun Pictures  Linda Oh (b)
  Ben Wendel (ts)
  James Muller (g)
  Ted Poor (ds)

  Recorded at WKCR, Columbia University on November 12th 2012.
  GRECD 1032 (Greenleaf) 2013

  1. Shutterspeed Dreams
  2. Polyphonic HMI
                     3. Footfall
                     4. Blue Over Gold
                     5. Yoda
                     6. Terminal 3
                     7. 10 Minutes till Closing     all compositions by Linda Oh

マレーシアと中国という両親のもとでマレーシア出身、オーストラリア育ちの女性ベーシスト Linda Oh の3作目となる本作、オーストラリアのギタリスト
James Muller(B1974)の参加もあり即買いしたものですが、ちょうど先日、彼女参加のLiveを聴いたこともあり、あらためて彼女の諸作品を聴き直し
ていましたので、ついでにこの機会に彼女名義作としては一番新しい本作を記事としておきます。

内容は、Lindaが旅行した際の印象などをスナップショットとした彼女の手による全7曲となっている。
購入前、本作には、クール、ダーク、無機質..........といった質感のものを期待していましたが、前述の彼女のコンセプトもあるのでしょう、ダークといった
質感はあまり無い。それでもカッティングエッジ感に溢れたクールな緊張感は、なかなか魅力的アルバムに仕上がっている。
ダークが多いブルックリン系に対しオーストラリア出身で明快で見通しの良い質感が持ち味のJames Mullerの参加もそういったアルバムコンセプトには、
適切だったのかもしれない。
実際、印象では本作の成功に大きく貢献しているのはMullerのギター、ソロにバッキングに本作のカラーを決定づけているように思える。
いたずらに無機質感に走ることもなく、カラッとした見通しの良さを感じさせつつスピード感に溢れたソロで持ち味を良く出している。Lindaとは、
オーストラリアつながりということなのか?

Linda のベースは、本作においてはコンセプトもあり、抑えぎみながら、巧みなコンポーズワークとともに、これまで同様、リーダー作では全て異なる
人選の多彩な個を巧みにまとめ上げてきたというリーダーとしての高い能力も感じられる。Mullerのギターから本作に合った適切なカラーを引き出している
のも彼女が大きく関わっていることは間違いないだろう。
先日のライブでは、そのイマジネイティブでエッジの効いた現代感覚に溢れたベースワークで一際存在感を放っていたし、よく歌うベースという印象も残った。
今後が楽しみな存在である。

パワーと瞬発力を感じるTed Poorだが、本作においては丁寧な抑えぎみのシゴトで大いに貢献している。そういう流れをつくり出しているのもLindaなの
だろう。

             

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Linda Oh

Category: Gallery > Photo  

201404-3

         

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Category: guitar (第2期)  

Diego Barber / The Choice

  Diego Barber (ag)
  Seamus Blake (ts)
  Larry Grenadier (b)
  Ari Hoenig (ds)
  Mark Turner (ts)
  Johannes Weidenmueller (b)

  Recorded June 2010 at MRS studios, NY
  SSC 1272 (Sunnyside) 2011

                     1. To Annie
                     2. Contraste
                     3. Jose's House
                     4. Chicago
                     5. Ailanto
                     6. Pittaluga
                    Sonata Banc D'Arguin
                     7. Nouadhibou
                     8. Mauritania
                     9. Nouakchott

アフリカ大陸北西部に位置するカナリア諸島出身でその後スペインに移り住んだという経歴のギタリストDiego Barberのリーダー2作目。
曲は全てBarberのオリジナルと思われるのだが、メンバーの担当楽器とともに担当曲についても一切クレジットが無く、担当楽器に関しては、ほぼ上記の
通りで間違いないとして、担当曲に関してはSeamusとMarkのテナーなど、おおよそ判断はつくものの100%の確実性はないので表記しないでおきます。
尚、M1はギタートリオ、M7〜9は組曲仕立てのギターソロとなっており、全てがアコギによるものとなっている。

Barberのギターは、クラシックやフラメンコを通過してきた痕跡が多分に感じられ、音楽には、決してハッピーという質感ではないが地中海を思わせる
カラッとした光と影のコントラストと豊かな色彩の重なりをイメージさせられる。
アコギを使いアルペジオも多用するというその奏法は、Jazzの世界では極めて少数派になるが、技術面でも高いレベルにあると感じられる。
Barberの地中海あたりを思わせる感性とNYがクロスし、出来上がったサウンドは、素朴さにも通じる色彩感とNYコンポラが入り混じった独自性ある
世界を創り出している。
曲により、SeamusとMarkのテナーの醸し出す質感の違いもおもしろいし、抑えぎみのHoenigのシゴトも光る。

この種のJazzは、決して多くのJazzファンに支持されるものではないのだろうが、Barberも自分の個性は大事にしつつ、さらなる己の道を切開いていって
もらいたいものである。要注目の個性派。

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Diego Barber

Category: guitar (第2期)  

Luis Lopes Lisbon Berlin Trio

Luis Lopes  Luis Lopes (G)
  Robert Landfermann (b)
  Christian Lilliger (ds)

  Recorded 22nd February 2011 by Joaquim Monte at Namouche Studios, Lisbon.
  CF234CD (clean feed) 2011

  1. Hang Out With
  2. Mutant Free 1
  3. Song for M
  4. Mutant Free 2
                     5. Trip to
                     6. Unknown Tele
                     7. She is

今回初となるポルトガルのフリー系ギタリスト Luis Lopez のトリオ作。
Lopez曲2、3者共作曲5の全7曲という内容。

一聴してみれば、のっけから怪しげな音の煙幕が立ちこめ、ダークな世界へ誘ってくるというプロローグは、まんざら嫌いでもないのだが、
それにしても、とっつき悪いことこの上ない輩だ。
フィードバックを駆使したノイジー、音響系から、もちろんLopesのソロが入る展開もあるのだが、この男、流れるようにスムーズな気持ち良いソロなど
は一切とらない。神経を逆撫でする引っかかりのあるようなソロは、イラッとししたり、逆に惹かれる部分もあったりのアッブダウン、この音をまともに
受け止めていると、正直なところ疲れます。一聴した印象では、爆音野獣系といった感じだ。
同じフリー系のギタリスト、フランスのMarc Ducretなどの場合は、キャリア初期のオーソドックスなプレイでもかなりのハイレベルのテクニックを
感じさせるものがあり、そういったいわゆるベーシックな部分のしっかりした土台が、フリーという無秩序の展開の中でも、感じられるようなところも
あり、また一見乱れ、混沌とした中でも、自分のプレイを俯瞰で見る醒めた別の目の存在も感じさせるような冷徹さも備えているのだが、
本作を聴く限りでは、Lopesのギターからは、そこまでの音楽的深度は聴きとれない、というよりこの一枚で判断できるようなものでもない。解析不能だ。
おそらくこういったスタジオ録音ものとライブでは、だいぶ違うタイプという気もするし、いずれ機会を見て他作もチェックしてみたい。

ボルトガルは、欧州の中でもあまりJazzの情報は無いのだが、以前、集中的に記事にしたギターのMario Delgadoもそうだったが、怪しい個性派が多いのだ
ろうか?ちょっと洗ってみる必要ありかも。

             
             Luis Lopes Humanization 4tet "Bush Baby"
             playing at The Stone New York, July 3rd, during our U.S. tour 2011.

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Luis Lopes

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201404-2 コジャレた奴!

             

             ルックスから小型犬と思われるでしょうが、とんでもない!
            まあっ、クマみたいにデッカイ図体、そして生意気なほどのコジャレ感、そこはかとなく漂うリッチオーラ!

            それを撮ってるオイラは、ヨレたジーンズにジャケット、
            それに底の減ったスニーカー................................何か、負けてる感じ(苦笑)!


            

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Category: vocal  

Yvonne Sanchez / Invitation

  Yvonne Sanchez (voc)
  Stanislav Macha (p)
  Robert Balzar (b)
  Jiri Slavicek (ds)
  Special Guests
  Filip Jelinek (tb)
  Radek Zapadlo (ts)
  Ernesto Chuecos (g)

  Recorded January 2002
  Cube (Czech)

                     01. Old Devil Moon
                     02. The Way Look Tonight
                     03. In a Mellow Tone
                     04. Feitico de Irena
                     05. My Romance
                     06. Invitation
                     07. Nica's Dream
                     08. All of Me
                     09. I'll Remember April
                     10. Lover Man
                     11. Well you Needn't
                     12. dindi
                     13. Autumn Leaves

半分キューバの血を引くというポーランド生まれの Yvonne は、94年から隣国のチェコに移住し、プラハ界隈を拠点として活動しているようで、
98年にはチェコのVocalist of the Yearにも選出されるという経歴の持ち主でもある。また、本作もチェコのグラミー賞とも言える国内賞に
ノミネートされている。

ポーランドとキューバの混血という彼女だが、それが彼女の歌にもそのまま素直に表れているように思える。
彼女のルーツ、南国キューバの熱いエモーションを感じさせつつも、一方で東欧らしいクールネスが混在しており、それはそのまま、他の東欧圏の
ヴォーカリストとは異質の感性として彼女のヴォーカリストとしての魅力となっているのではないだろうか。
おなじみのスタンダードナンバーがほとんどという内容だが、その解釈に平凡さは感じず、新鮮。ベースのみをバックにした M13 "AutumnLeaves"
など、なかなか新鮮に聴ける。
ピアノのStanislav Macha Trioを中心としたバックも水準以上の出来を見せ、好内容のヴォーカル盤。

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Yvonne Sanchez


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201404-1

       

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Category: guitar (第2期)  

Rez Abbasi / Third Ear

Third Ear  Rez Abbasi (eg, ag, synthsized g, synth perc & tabblas)
  Peter Erskine (ds)
  Marc Johnson (ab)
  Billy Drewes (ss, as. ts)
  Bob Mintzer (ts, ss)
  Kenny Werner (p)
  Ben Perowsky (ds)
  Scott Colley (ab)
  Marc Copland (synthsizers)
  Russ Lossing (p)
  Jamey Haddad (perc)
                     Satoshi Takeishi (perc)

Recorded at Skyline Studios, NYC, in 1992 by Paul Wickliffe, except Peter Erskines drums, set up by James Farber. (2, 3, 4, 7, 8)
Recorded at Sound on Sound, NYC, in 1991 by Malcolm Pollack. (1, 5, 6, 9)
OZ008 (OZONE) 1994

1. Look Around
2. For The Birds and The Bees
3. Memorial Daze
4. Mood Sketch
5. Resonance
6. Elephant Island
7. Sheets
8. Third Ear
9. A Passage for You       All Compositions Written by Rez Abbasi

私が Rez Abbasi(B1965) に初めて出会ったのは、2003年録音の "Snake Charmer"、それは楽器編成なども含めて彼の出身であるパキスタンを中心
とした南アジアの影を色濃く残した音楽となっていた。その後、隣国インドと関わりを持つ Rudresh Mahanthappa(as) や Vijay Iyer(p) なども巻き
込んで、こういった傾向の流れは、加速しつつしばらく続いていくのだが、私が感じていたのは、Mahanthappa や Iyer はともかくとして、Abbasi に
ついて、彼は4才で米国のカリフォルニアに移住してしてきており、これまで人生の大半を米国で過ごしてきたという状況を考えると、こういった濃いアジ
ア色を放つ音楽に多少の不自然さと違和感のようなものを感じていた。この初めて出会った当初のAbbasiは、Methenyの影をわずかに残しながらも、独
自性に溢れた感性と高速フレーズも難なくこなす確かな技術には魅力を感じながらも前述の不自然さ、違和感などがネックとなり、のめり込む存在とはな
らなかった。そんなAbbasiですが、彼の初期段階では、その音楽も不自然とも思えるようなアジア色はなく、もっと彼の自然な感性が出ていたはずとの
思いもあったので、いずれチェックしてみたいと思っていたのが彼の初期作、ということで遅まきながらゲットしてみました。

内容は、全てAbbasiの手による全9曲となっており、曲により4〜7人編成といったスタイルになっているのだが、一通り聴いて、やはりの思いである。
私が最初に出会った頃の2000年代前半頃の濃いアジアン・テイストは無く、音楽は、当時のコンテンポラリー・テイストに溢れたJazzとなっているので
ある。しかもいずれの楽曲もアンサンブルも見事な緻密に創り込まれた感もある楽曲揃い。クセになるような美曲も入っているという内容には、本作録音
当時20代という年令を考えれば感心させられるものがある。そして自身のギタリストという部分に抑制を利かして、音楽をトータルに見ることのできる強い
意思も感じられるのだが、彼のコンポーズ面での高い能力を、あらためて確認できた本作である。今になって思えば、最初にこれを聴くべきだった。

ギタリストとしてコンポーザーとして独自性も備えたハイレベルの存在だったAbbasiですが、以降、思うように知名度が上がらなかったのも、その後のそ
ういったアジア色を強く出した活動も多分に影響したと思われるのは、不運でもあり残念なところです。

尚、enjaレーベルに移ってからの近作では、それまで続いた濃いアジア色もやや薄れ、音楽は自然な発露の結果とも思えるコンポラ色に溢れたものとなって
きており、私的には、やっと肩の力も抜け音楽は、良い方向に向かいつつあると考えている。彼のアジア色に溢れた音楽を否定するわけではないのだが、
私的には、彼の感性がより素直に自然に表れていると思えるのだ。

その他のRez Abbasi関連作は → こちらから

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Rez Abbasi

Category: 未分類  

掛時計

画像クリックでそれぞれの記事にリンクします。


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 BNC006/BRAUN     SideClock LR123/LEXON   RIKI SteelClock/Lemnos    STANDARD/SEIKO


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City Hall/Rosendahl     UrbanClock/Lemnos      dandelion/Lemnos      NorthClock/Lemnos


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MIZUIRO/Lemnos      プロジェクションクロック/OVO     ExtraNormalWallClock    SteltonTime/Stelton


Bankers-2.jpg     X020-1.jpg    GUGU-1.jpg    PictoCl-1.jpg
Bankers/Rosendahl          X020/±0          GUGU/Lemnos     PictoClock/AIR FRAME


CARVEDII-2.jpg     MaxBill300.jpg    CARA-2.jpg
CARVED II/Lemnos    MaxBill1956/JUNGHANS     CARA/Lemnos


時計 - 掛時計 - 0

Category: Gallery > Matchbox  

Matchbox Art Gallery - 34

                          

                当時、ビッグネームも結構出ていたちょっとゴージャス感もあるライブスポットと記憶している。
                背中の大きく開いたドレスを着た阿川泰子が、歌いながらテーブル席に回ってくると
                「ヒュー、ヒュー」なぁんて冷やかしの合いの手を入れていたような雰囲気があった。
                何せ、歌舞伎町のど真ん中だからねぇ。


Gallery-Matchbox-34

Category: guitar (第2期)  

Steve Walsh / Daily Specials

Steve Walsh  Steve Walsh (g)
  Jan Korinek (Hammond B3 organ)
  Tomas Liska (ab)
  Daniel Soltis (ds)

  Recorded in May 2011 by Steve Walsh at Sono Records, Nouzov, CZ.
  ANI 028-2 (Animal Music) 2012

  1. Conjunction Mars
  2. Dirty Old Bossa Nova
                     3. Funky Dumpling
                     4. A Little Piece of Tennessee
                     5. Blue Pepper
                     6. Hot Chicken
                     7. Backyard Camping
                     8. Riding The Blues
                     9. Sombrero Sam

プログレッシブ・ロック・バンド Kansas のヴォーカル、キーボード担当だった Steve Walsh(b1951)ですが、Jazzのコーナーにジャケットも
何かコンテンポラリーな雰囲気を放ちながら置いてあったので手を出してみました。
ロックを通過してきた私ですが、Kansasとは関わってこなかったので、ここではギターを担当しているSteve Walshは、未体験です。
内容は、Walsh曲4、Korinek曲1の他ジャズメン曲などで全9曲。

一聴してみれば、残念だが、ジャケットのモダンでコンテンポラリーな雰囲気はどこにもなかった。もちろんJazzのスピリットも伝わってこない。
サウンドは、いずれも遠い昔に聴いたようなもので、当然のことながら新しい発見は無かった。
DUの宣伝文句には「スタイリッシュな伴奏に乗るエレキギターの音が素敵」などと書かれていたのだが、どうもこれも意味がわからない。

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Steve Walsh

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