前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 03 2014

Category: Gallery > Photo  

201403-9

            

Gallery-photo-49

スポンサーサイト
Category: organ (第2期)  

George Colligan's Mad Science / Realization

  George Colligan (Hammond B3 organ, computer synthesizers)
  Tom Guarna (g)
  Rodney Holmes (ds)

  Recorded at Astoria Soundworks, New York, September 2004
  SJL1030 (Sirocco) 2005

  01. Grounded
  02. Snidely Whiplash
  03. Realization
  04. Oblivion
                     05. Blue Box
                     06. Human Need
                     07. Utopian Struggle
                     08. Muse
                     09. Remainder
                     10. Goblet of Roc

本作は、リリース当時、買い逃してしまい、そのままになってましたが、最近になってやっとゲットしたものです。
内容は、Guarna曲、Holmes曲各1の他は全てColliganの手による全10曲。

一聴してみると、ある程度予想してはいたものの、ここまで全て非4ビートのハード・テクニカル・フュージョン色全開とは思っていなかった。
そのこと自体は、雑食傾向もある私ですので何の問題もないのだが、全作とはいかないまでも、ここ10年ほどのColligan の状況やらBS & T出身とは言え、
2000年代半ばぐらいからの正統派ジャズギタリストとしてイメージが定着していた感もあるGuarnaの状況もよく知っていたので、この彼らからは聴いた
ことのない全く別人とも思えるようなフレーズを畳み掛けるように連発してくる彼らの広い対応力には感心してしまう。
エフェクトをきかせてHoldsworthばりに切り込むギターは、正統派Guarnaしか知らない人には、別人にしか聴こえないだろう。ちょうど1年ほど前の録音
で同じオルガントリオとなるGuarnaのリーダー作 "Get Together" が記事化してあるが、それとの違いにはおどろく。
Guarnaは、最新作"Rush"では、正統派ではない面を出してきているなど、その変化が楽しみにもなるギタリストだ。

この展開で水を得た魚のごとくイキイキしているのが Rodney Holmes、乱れ打ち連発でハマってます。なるほど、このためのHolmesの指名、納得です!

Colliganのオルガンも、彼の知らない面が聴けたことは、私的には成果です。このいろいろな形で勝負できる感性、オルガンももっとやってほしいですねぇ。

JAZZ-organ 149 amazon quick link
George Colligan

Category: Gallery > Photo  

201403-8

               

                           環境にマッチしたカラーリングw

Gallery-photo-48

Category: organ (第2期)  

Ken Clark Organ Trio / Eternal Funk

Eternal Funk  Ken Clark (Hammond B3, Rhodes)
  Mike Mele (g)
  Steve Caggaris (ds)

  severn cd-0021(Severn Records) 2003

  01. Eternal Funk
  02. The Curse
  03. Duke Elington superstar
  04. Blue in Green
  05. The Doctor is In
                     06. Right Now
                     07. Young One
                     08. Rhythm and Biz
                     09. On the Cuff
                     10. Truth is

知らないオルガンは、すべからく聴くべしを基本方針としていたこともあり、当時、初物オルガニストとして購入したもの。
前回記事で、後にゲットした彼の参加作"The John Stein Trio / Green Street"(1999年作)での新人らしいフレッシュなプレイを聴くにつけ、
当時あまり強い印象もなく長らく放置盤としていた本作ですが、この機会に再度チェックしてみました。

チープ感漂うジャケットですが、Ken Clark(org)のデビューアルバムとなっています。メンバーの3人は、共にバークリーの卒業生らしく、タイトで
キビキビしたそのプレイぶりは、技術面では、全く問題の無いレベルと思えるものがあるのですが.........................。

一聴してみると、このorgan−guitarトリオという編成、そしてアルバムタイトルから、おそらく多くの方がイメージするであろう、いわゆるオルガン
らしいファンキーな音がまんま飛び出し、そのイメージ通りのサウンドに安心感を覚えるという方も多いのだろうか?
しかし、このかつてどこかで聴いたと思えるような刷り込まれた音が並ぶという展開に新鮮味に欠けるといった印象を持ってしまうのは、当時
初めて聴いた時とあまり変わらなかったようだ。
前述のおよそ4年前となる参加作では、フレッシュな勢いといったものも感じられたのだが、ウマイ、ヘタではなく独自の音か否かといったあたりを
基本と考えている私にとっては、この既聴感ある音といったあたりがどうも入り込めない原因となっているらしい。
これからという年代の彼らにとっては、上手くまとめることより、そこに失敗を恐れない攻めと冒険の姿勢がないと、なかなか道も拓けてこない。
振り返ってみれば、当時はジャムバンド系のブームといったこともありMMWやSOULIVEなどオルガン入りの似た編成のバンドも注目されていた時期、
彼らもそんな時流に乗ってという気持ちもあったのかもしれないのだが、私的には前述作のように、正統派としてのストレートなプレイスタイル
の方に彼の方向性があるように感じる。

やはり、流されるのではなく自ら流れをつくる道を選ぶべきだろう。

JAZZ-organ 148 amazon quick link
Ken Clark

Category: Gallery > Photo  

201403-7

              
                                               山茱萸 (さんしゅゆ)

Gallery-photo-47

Category: Gallery > Photo  

201403-6

                

Gallery-photo-46

Category: guitar (第2期)  

The John Stein Trio / Green Street

Green Street-1

  John Stein (g)
  Ken Clark (organ)
  Dave Hurst (ds, perc)
  David "Fathead" Newman (fl-2, as-8, ts-3, 4, 6)

  Recorded at PBS, Westwood, MA, USA on Jne 20, 1997 and January 23, 1998
  AL 73158 (A Records) 1999


Green Street-2  01. Jack's Back
  02. Hotcakes
  03. Booga Lou
  04. When I'm Away from You
  05. Sultry
  06. Green Street
  07. Greyhound
  08. Do Nothing Till You Hear from Me
  09. Culebra
  10. Digits


カンサス生まれのベテラン・ギタリスト John Stein のトリオにゲストとして David Newman(ts, as fl)が参加した99年作。
Stein のオリジナル8曲他で全10曲という内容となっているが、タイトルに入っている "Green" とはGrant Greenを意味しているのか? 、曲の方もGreen
の感性とは質が違うものの、ブルージーにシングルトーンで攻めるスタイルには、60年代の熱いサウンドが思い出される。
最近聴く機会もめっきり減ってしまった定型パターンのサウンドだが、何か懐かしい郷愁を感じるものがあり、タイムスリップしたような気分にもなる。
ブルージーに押すSteinのギターだが、やはりそこは白人の感性、端正で簡潔なラインが一種の爽快な味付けをしており、そこに何曲かで参加するコッテリ
感もあるNewmanのスパイスが加わり全体としてなかなかいい塩梅になっている。

さてKen Clarkのオルガンですが、本作より先に彼のリーダーとしての2003年デビュー作"Eternal Funk"は、当時聴いていたのですが、正直あまりいい印象
は持っていませんでした。本作は、そのデビュー作より4年程前という時期になり、おそらくオルガニストとしてシーンに出てきて間もない頃、多くのオル
ガニストがそうであったようにJimmy Smithに感化されたと思われる感性を基本に持つそれには、独自性という面でもの足りないものがあるものの、プロ
としてスタートしたばかりの勢いが感じられ、基本的に持っている技術の高さも手伝って、その外連味の無いプレーには、前述のテビュー盤では感じなかっ
た新鮮な好印象を持った。
この機会に、あらためてそのデビュー作も再チェックしてみよう。

私的に、フルートというのは楽器として結構好きなんですが、久しぶりに聴いたt2 "Hotcake" でのNewmanのフルート、楽しめました。

JAZZ-guitar 108 amazon quick link
John Stein

Category: Gallery > Photo  

201403-5

             

Gallery-photo-45

Category: Gallery > Photo  

201403-4

           

Gallery-photo-44

Category: piano (第3期)  

August Rosenbaum / Beholder



August Rosenbaum (p)
Jakob Bro (g)
Thomas Morgan (b)
Dan Weiss (ds)

Recorded by Michael Brorby at Acoustic Recording, Brooklyn NY, March 16-17 2009
AROS 001CD (Gateway Music) 2010

1. Beholder
2. Absentia
3. Way Out
4. Romantica
5. Still
6. It Moves
7. Heinseit
8. Delicate Matter
9. Shoyn Fargessen     All compositions by August Rosenbaum except Romantics by Jacob Bro

デンマークの若手俊英ピアニスト August Rosenbaum(B1987)と奇才 Jacob Bro(B1978)、それに米国のMorgan、Weissという強力なリズム陣も
加わり、NY、ブルックリンでのレコーディングとなっている。
全9曲中8曲がRosenbaum曲、残り1曲がBro曲という内容。
一聴してみればRosenbaum名義作ではあるが、Motian、Frisell, Rosenwinkelなどとの共演もあり経験も豊富な同じデンマークの先輩格でもある
ギタリストのJacob Broのカラーも色濃く反映されたものと感じられる。
Broは、このブログでも "Bandapart" で記事としたことがあるのだが、本作でもそれに通じる一種のアンビエント感が常に漂い、音楽は、澄み切って
どこまでも見通しのきくような空間を漂い、緊張感ある張りつめた空気感を形成する一方ではホッとするような日常性も感じられるという摩訶不思議な
世界を創り出している。
アドリブパートと言えるようなものもあまり無く、ビート感も無く、掴みどころの無い浮遊感を伴う音の流れは、ともすると単に退屈な音楽とも受け取られ
かねないのだが、この創り込まれた音列、これほど自身のプレイに抑制を利かすことができるのは、よほど強い意志をもって表現されているからこそなの
だろう。
全てはリスナーの価値観、そこで評価は大きく分かれるのだろうか。

             
             Live at Vega, March 24th 2012

JAZZ-piano 76 amazon quick link
August Rosenbaum


Category: Gallery > Photo  

201403-3

   20140332.jpg 20140333.jpg

                         20140334.jpg

                    100%硬派のJazzブログとしてスタートしたつもりだったが、
                    気がついてみれば、気の多い性格そのままに、不純なものをしこたま取り込んで、
                    収拾のつかないほど軟弱なブログと化してしまったようだ。
                    まあっ、風の向くまま気の向くまま、あえて逆らわず、軟弱に流れに身を任せるのもよいだろうw
                    軟弱とは、言い換えれば、己に正直に生きた結果、またそれも道なり。

                    人間とは、自分を納得させることばを何とか捜そうとする生き物である。

Gallery-photo-43

Category: Gallery > Photo  

201403-2

           

Gallery-photo-42

Category: sax (第2期)  

Loren Stillman + Bad Touch / Going Public

Going Public  Loren Stillman (as)
  Nate Radley (g)
  Gary Versace (Hammond B3 organ)
  Ted Poor (ds)

  Recorded in Brooklyn, NY, September 10-11, 2012 at The Seaside Lounge Recording Studios.
  FSNT434 (Fresh Sound New Talent) 2014

  1. The Preachers Ophelia
  2. Verse
  3. New Three
                     4. P
                     5. Gnu
                     6. Dream Therapy
                     7. Holiday of Un- Numbered Tears
                     8. Letters and Jewelry

Loren Stillman(B1980)率いるBad Touchによる "Like a Magic Kiss(2008)" に次ぐ2作目、この前作とは同年に同メンバーにてStillman名義で
"Winter Fruits(2008)"もリリースしている。
Bad Touchとしては、およそ4年半ぶりの録音となる本作、内容はメンバー持ち寄りの全てオリジナルで固めた全8曲となっており、その4年半という時の
流れが彼らの音楽にどんな変化をもたらしているのか、非常に楽しみなところである。

一聴してみれば、前作が゜メインのソリストに他のメンバーがかなり自由に絡むことでのやりとりから、そこにスリリングな緊張感を生み出していたが、
本作においては、その音楽のスタイルもJazzの一般的な形へと変化してきている。しかしそれはあくまで形の上でのことであって、音楽が普通になった
というようなことではない。
おそらく明確な方向性も定まっていなかったであろう当初のBad Touchにおいては、自由なやりとりの中から何かを見つけ出していこうといった動きも
見えたのだが、本作においては、方向性も定まり、はっきりとした意志のもとに音楽は成されているとも感じられ、その流れで自ずとスタイルも変わった
ということなのだろう。
これまでクール、繊細で思索的といったイメージも強かったStillmanですが、時にエモーショナルといった部分も加わり、そのプレイは、音楽とともに
より表情の豊かなものになってきたとも感じられ、本作も彼のリーダーとしての一貫した意志の通った一枚になっているとも感じられる。

前作では、その音楽のスタイルからソロらしいソロもとっていなかった Radley や Versace ですが、本作においては、あくまで抑制の利いた、必要に
応じてという展開ながらソリストとしての出番もあり、私的には、極めて興味深い内容となっている。
Radley のギターを聴くと、あらためて音楽は感性そして技術はそれに従うものでしかないといったことを確認させられる。ハイテクで多弁なギタリスト
がウケる世の中だが、寡黙だが自分のことばを持った独自性あるこういったギタリストにも目を向けてもらいたいものである。
Versaceも他のプロジェクトでは、あまり見せない動きをしており、目の離せない状態になっている。大体がこのエリアでオルガンがこういう形で使われる
こと自体、前例が少なく、このBad Touchの音楽もまさに未踏の地を開拓しているようなものかもしれない。

そんな流れの中で、終始ヘビー級のパワーを見せながらも軽量級の俊敏な瞬発力も感じさせるPoorのプッシュ、そしてタイムロスなしの瞬時の反応が光る。

進化し、音楽の深度も増したと思えるBad Touch、オルガン入りのこの編成でこの種のJazzをこなすグループも他にいないだけに、ますます目の離せない
存在になってきた。

             )
             Loren Stillman(saxophone alto), Gary Versace(orgue), Nate Radley(guitare), Ted Poor(batterie)

その他のIoren Stillman関連作は → こちらから

JAZZ-sax 57 amazon quick link
Loren Stillman

Category: Gallery > Photo  

201403-1 Spring is Nearly Here

               

Gallery-photo-41

Category: piano (第3期)  

Alan Pasqua / Body and Soul

Body  Soul  Alan Pasqua (p)
  Darek Oles (b)
  Peter Erskine (ds, perc)
  Lina Bruukell (voc) on trk. 2

  Recorded on December 10 and 11, 2003
  VACM-1242 (Videoarts) 2004

  01. You Must Believe in Spring
  02. Highway
                     03. Stella by Starlight
                     04. Barcelona
                     05. God Only Knows
                     06. All the Things You Are
                     07. A Winter Shade of Pale
                     08. Body & Soul
                     09. Witchita Lineman
                     10. Smile

普段、ダーク、ダーティー系、あるいは怪しい系などの音に好んで浸る事の多い私ですが、根っこのところでは至極真っ当なのです(?)。
逆のパターンだとちょっと怖いものがありますが、今のところかろうじてこの状態は保てています。
昔からの悪癖である、周期的に、ある楽器ごとに聴くものが集中してしまうという傾向が顔を出し、ちょっとピアノから離れていたこともあり、
軌道修正及びメンタル面のバランスをとる意味もあり、最近遠ざかっていたキレイ系のピアノを引っ張り出して浴びてみました。
このしばらく離れて飢えた精神状態をつくっておくことも、反動もあり時にはそれがプラスに作用することがあることは度々経験してきたこと
である。そんなわけで、しばらくご無沙汰していたPasquaの一面であるキレイな面としてのピアノ、乾いた地面に久しぶりの雨が染み込むよう
に、五臓六腑に染み渡ります。この感覚です。

内容は、Pasquaのオリジナル2曲を含む他は、スタンダードを中心とした全10曲。聴き慣れたスタンダードですが、Pasquaの手さばきにより、
それぞれに格調高いと思えるほどに一段高いステージに引き上げられたと感じられるのも彼のセンスでしょうか。
そしてエレガントでデリカシーでありながらも、同時に力強さも備えた、決してひ弱な美ではないというあたり、彼のピアノに惹かれるところ
でしょうか。清く正しく美しくだけではなく、ダーティーなところも通過してきている、由緒正しいだけでは生まれない強さも備えた質の美と
感じるからでもあるでしょう。

ただ、本作での彼のピアノに常につきまとうEvans〜Keithの影、奇麗だが、唯一不満があるとすればこの部分。この後の同じ流れの3年後の作
"The Way You Look Tonight(Standards)" でも同様の印象を持った。この辺は同じトリオ作の "Live at Rocco(1999)" あたりと比べると、
その質感に微妙な違いも感じられ、本作を初めて聴いた当時は、ちょっとした違和感もあったのだが、これは本作が日本で企画されたものであり、
ある意味、提示された条件という制約の中ということで、言ってみればオーダーに素直に応じた表現の結果ということなのか........................?
まあそういった内輪のことは、ともかくとして我々リスナーにとっては、最終的に出て来た音が全て、そこでの先人の創り出した形、そして
自分独自の形、私的には、音楽としての楽しみにもつながるという部分だけに、この差がそして影の部分が妙に気になってしまう。

JAZZ-piano 75 amazon quick link
Alan Pasqua

Category: sax (第2期)  

George Adams - Don Pullen / Live at Montmartre

at Montmartre  George Adams (ts)
  Don Pullen (p)
  Cameron Brown (b)
  Dannie Richmond (ds)
  John Scofield (g)

  Recorded at Montmartre, Copenhagen April 4-5 1985
  TJL74501 (TIMELESS RECORDS)

  1. I. J.
  2. Flame Games
                     3. Well, I Guess We'll Never Know
                     4. Forever Lovers
                     5. Song Everlasting

熱い男 George Adamsのクァルテットにゲストとして John Scofield が参加したコペンハーゲンは "Montmartre" における火の出るようなライブ。
このGeorge Adamsクァルテットは、ベースを除き Charles Mingusのバンドからの流れで結成されており、コルトレーン派のテナーAdamsも、この80
年代は、Pullenとのコンビが相乗効果を生み出し、旬と言ってもいい充実したプレイを見せていた時期ではないだろうか。

冒頭のScofield曲となるM1 "I. J." から、いきなりアクセル全開のトップスピードで飛び出す。テナーとギターとによる超高速ユニゾンのテーマからの
Scofieldの傍若無人の暴走ソロが圧巻!キレキレだ!この時期、マイルスのところでウジウジと言われつつプレイしていたストレスが一気に噴出したかの
ようなハジケぶりを見せている..........と考えるのは考え過ぎかw

本作は全編に渡りこのライブの異様なまでのホットな空気感が支配しており、ドス黒い体臭をまき散らしながらの時にフリーキーに吠えるAdams、時に
必殺の拳骨奏法も飛び出し疾走するPullenといい、バラード系の曲まで完全にイッてしまっている。
このGeorge Adamsクァルテットのみでも十分すぎるハチャメチャ感を持ち合わせているのだが、そこにさらにJohn Scofieldという血気盛んな不穏分子が
乱入したことで、事態は退っ引きならない方向へとなってしまったようだ。

クールな音にすっかり馴染んでしまった昨今の我が耳だが、久しぶりに引っ張り出した、むせかえるほどのムンムンとした体臭と汗がほとばしるような熱気
充満する音に接し、すっかり気分もリ・フレッシュされた感じだ。(こんなむさ苦しい音でリ・フレッシュというのも変な話だが.......................)
全員が目立とう精神全開で、オレがオレがと問答無用のソロをとろうとする、ある意味その潔さがアグレッシヴで活力に溢れた一枚としているのか。

近年のScofieldしか接したことのない若いJazzファンには、参加作ではあるが、この時代の彼のシゴトぶりもぜひ確認していただきたいアルバムでもある。
昨今の優等生タイプも多いというコンポラ系ジャズギターシーンの中において、このラフでダーティーなアウトローの匂いも振りまくギターも貴重だし、
それまでのジャズギターの流れに新たな流れを生み出した彼の特に初期〜中期のシゴトは、押さえておきたいところである。

JAZZ-sax 56 amazon quick link
George Adams

Category: Gallery > etc  

Eric Dolphy / Out to Lunch ...?

                 Out to Unch


               昔、確かSJ誌だったと思うが、レコードジャケットをパロってみるというような企画があって、
               おなじみのDolphyブルーノート盤 "Out to Lunch" を、たしかこんな風だったような、
               たった一文字抜いただけなのだが、思わずニンマリ!
               日本人にしかわからない内容だが、そのマイナー感が、また良い。
               作者の下系のひらめきには、敬意を表したい。
               困ったことだが、それ以来Dolphyというと 「うん○の人」 と即座にイメージするようになった(笑)。
               思い出したついでに再現してみました。
               ちょっとお遊びということで。

Gallery-etc-11

Category: organ (第2期)  

Laurent Cohen Trio / En Retard

En Retard  Laurent Cohen (g)
  Damien Argentieri (Hammond B3 organ)
  Frederic Jeanne (ds)

  Miss Wing production (2013)

  1. En Retard
  2. La Javanaise
  3. Boomerang
  4. Dyptique
  5. Sarkophage
                     6. Berceuse Tourmentee
                     7. Stellar
                     8. Syracuse

"Unitrio / Page 2" にて出会ったフランス人オルガニスト Damien Argentieri ですが、なかなか魅力的感性の持ち主だったこともあり、過去作など調べて
いたら、ギターオルガントリオ編成の2013年リリースという最新の参加作が見つかり速攻でゲットしました。

リーダーのギタリスト Laurent Cohen またドラムスの Frederic Jeanne に関しては、全く情報を持っておらず、何者なのか全くわかりませんが、ヘタな
情報でいらん先入観を持ってしまうより、無になって音と対峙できるということで、まあそれもいいでしょう。

一聴してみれば、リーダーのギタリスト Cohenは、典型的コンポラ系で今の感性を持ったギターと言えそうですが、誰系とはっきり言えそうな明確な影は
なく、その点では、それなりの独自性も感じられます。感性の質としては、やはり典型的欧州系で、米国では生まれにくい感性でしょう。
いろいろ見るべきポイントはありますが、つまるところ自分にとって魅力があるか否かといったところ、私的好みから言えば、ちょっとキレイ過ぎるかな
といったあたりのテイストに若干の不満も残りますが、技術面も含めまずまずといったところ。しかし、本作のみでは、その全貌は見えてきません。年令
情報なく判断しにくいところもありますが、若手ならば、将来に向けての変化も含め、これもアリですが、ベテランであればチョッとといった感じでしょう
か。機会があれば、他作でまたチェックしてみたいところです。
そう言えば、このギターを聴いていたら何となくイタリアのギタリストFabio Zeppetellaを思い出しました。

そんなギター氏のもとでの Argentieriのオルガンですが、私的感想で相性バッチリともいかず、Unitrio ほどの冴えは出ていないと見ます。
とは言ってもこのオルガン、随所に非凡なものが感じられ、曲によってもM7 "Steller" などでのドライブ感ある左手のベースラインに乗ったアドリヴでの
キレのあるフレージングなどを聴くと、やはり今後マークしていかなければいけない存在であることもあらためて感じてます。
この時期、共演者によってもその刺激から自身の音楽が大きく前に進む場合もあり、そんなところに意識した活動も心がけてほしいところです。
自身の感性を刺激し、その可能性を引き出せる感性を持った共演者を見つけ出す嗅覚もミュージシャンとしてのセンスと言えますが、運もあること、いい
出会いがあることを期待したい。

JAZZ-organ 147

1
3
4
6
7
9
10
11
14
16
18
20
30
> < 03