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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 07 2013

Category: guitar (第2期)  

Jake Langley / Diggin' In

Diggin In  Jake Langley (g)
  Joey DeFrancesco (Hammond B3 organ)
  Terry Clarke (ds)

  Recorded June 27th 2003 at Reaction Studio, Toronto
  Eng:Peter J. Moore
  ACD14292 (ALMA) 2004

  01. Cheesecake
  02. O.G.D.
  03. Blues for Jim San
                     04. God Bless the Child
                     05. The Garage
                     06. Gibraltar
                     07. Sugar

オルガンの入ったトリオというフォーマットを好むカナダのギタリスト Jake Langley は、当ブログでも本作同様DeFrancesco参加で本作の次作にあたる
"Movin' & Groovin'(2006)" や Sam Yahel参加の "Here & Now(2008)" で記事歴があり、彼自身の音楽的方向性としては、多少のブルージーさと従来メ
インストリーム系の質感を残した極めてオーソドックスなギタリストと言えますが、やはり相手となるオルガニストの持つ音楽的方向性により、彼の音楽も
微妙な質感の違いを見せていたのは興味深いところです。
似た方向性を持つDeFrancescoとの音楽では、相性の良さが音楽にも表れ、楽しめるJazzとなってましたが、そこから何かsomethingがといった期待感は
薄く、おそらく何度セッションを重ねても、音楽は変わらないであろうといった印象も持つのですが、一方、クールで強いコンテンポラリーな質感を持つ
Yahelを相手とした場合は、Langleyのギターも多少そちらの感性に引っ張られ、微妙な質感の違いが出ており、私的には、そこに何かが生まれるかもとい
った期待も感じられる音楽となっていたこと、わずかな差ではありますが、極めて大きな部分とも感じていました。

と、そんな書き方をしてしまうと、本作もつまらないもののように誤解されてしまいますが、決してそんなことはありません。そこに今まで体験してこなか
ったような新しい何かを求めてしまうと、確かに厳しいものがありますが、従来から続く伝統のスタイルの中で楽しむということであれば、非常に充実の内
容となっています。
Wes Montgomeryから続くまさにJazzギターのど真ん中を感じさせるLangleyのギターと加えてJimy Smithから続く伝統のJazzオルガンを背負う
DeFrancescoの左手の作り出すベースラインは、ハンパないドライヴ感を生み出しており、近年、このスタイルのギター・オルガントリオとしては、トップ
・レベルのものと言ってもよいのではないでしょうか。

DeFrancescoに関しては、早熟の天才として10代でのデビュー以来、私としては常に進化による変化を期待し続けてきたのですが、あらためて本作を聴く
につけ、この路線で行くべきオルガニストなのかなあなどとも感じています。考えてみれば、Smith から続くJazz Organの本道を、しっかり守れる人材とし
ては、彼が最右翼、そういう星の下に生まれたということなのでしょう。本作では特にLangleyのギターにも、Wesへの強い思いが感じられ、音楽からは、
彼らがリスペクトするであろう2人の巨人の姿も目に浮かぶが、そんな彼らの音に接し、長年続いてきた伝統のギター・オルガントリオの形として、やはり、
これもありだと思ったりもしている。


             
             Jake Langley soloon Close My Eyes in Liege

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Jake Langley

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