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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 02 2013

Category: organ (第2期)  

Vic Juris / Listen Here

Listen Here  Vic Juris (g)
  Brian Charette (Hammond B3)
  Anthony Pinciotti (ds)

  Recorded March 2010
  Engineer:Manfred Knoop
  SCCD 31723 (SteepleChase) 2011

  01. Empty Pages
  02. Victim
                    03. My Shining Hour
                    04. Only the Lonely
                    05. Southside
                    06. Eddie Who
                    07. Turquoise
                    08. Israel
                    09. Sun Burn
                    10. Listen Here

Vic Juris(B1953)のリーダー作ですが、購入のターゲットは、オルガンのBrian Charette(B1972)。
内容は、Jurisのオリジナル5曲を含む全10曲。

Brian Charetteは、当プログでは "Upside/Brian Charette"(別頁あり)、"Learning to Count/Brian Charette"(別頁あり)にて記事歴がありますが、感性
としては、コンテンポラリー系の中でも中道を行く今の時代の典型的なオルガニストといったところでしょうか。
そんな彼は、当初はピアニストとしてスタートしており、オルガニストとしてシーンに出始めたのも今世紀に入ってしばらくしてからと記憶してますが、そ
ういったキャリアを考えると、Goldings, Yahel, Versaceといったコンポラシーンを代表する他のオルガニストと比べ、年令面ではほぼ同世代ながら、オル
ガニストとしてのキャリアは彼らより浅く、開発の余地を残しているといった印象もプレイから感じられます。今後どれだけ自分の才能を切り拓いていける
のか、その辺は、あくまで本人の姿勢の問題なのでなんとも言えませんが、これまでの彼のシゴトから判断すれば、磨けば光るものを持っているのは確か、
さらなる可能性を広げるのも自身の考え方しだい、期待したいところです。

さて、本作ですが、同じJuris絡みのオルガン・ギタートリオとして "Gary Versace/Reminiscence"(別頁あり)という盤がありますが、ここでは、あくまで
Versaceリーダーということで、JurisのギターもVersaceの質感に合わせていた感もあり、そういった感性面での柔軟性と器用さも見て取れましたが、本作
は、逆にJurisがリーダーということで、従来メインストリーム系の色も多分に残すJurisのギターのもと、コンポラ色の強いCharetteのオルガンがどうなの
か、チェックしたいところです。

持ち味のキレと歯切れ良さとともに、予想通りのオーソドキシーを感じさせるJurisのギターとその音楽の中で、Charetteも自分の持ち味であるクールなコ
ンテンポラリーティストを発揮しており、オルガニストとしてデビューした当初と比べると、いい意味で合わせるうまさも出てきたという印象もあり、参加
作としては、まずまずといったところでしょうか。
しかし、次回、自身のリーダー作を出す機会があるならば、自身の中から新しいものを引き出し、新たな音楽を生み出すためにも、先進性ある感性の共演者
をぜひ選んでもらいたいものである。共演者との対話の中から、その互いの刺激により新たなsomethingを生み出そうとするJazzにおいては、その共演者の
持つ意味は極めて大きいのである。


          
          Brian Charette (on Hammond 101) and Martina Fišerová (vocals) live in Studi
          Recorded on camera mic in September 2011 at studio Faust Records Prague.

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Vic Juris
Brian Charette



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