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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: sax (第2期)  

Archie Shepp / I Know about The Life

I know about the life   Archie Shepp (ts)
   Ken Werner (p)
   Santie Debriano (b)
   john Betsch (ds)

   Recorded at McClear Place Studios, Toronto on Februaryy 11, 1981
   hatOlogy 598 (HAT HUT Records) 2003

   01. Well You Needn't
   02. I Know about the Life
   03. Giant Steps
   04. Round Midnight


フリー・ジャズの闘士として先鋭的な活動をしていた頃からの長いつき合いとなるSheppだが、ある時期からは、かつての伝統を破壊するかのような激しい
プレイから、あたかも伝統を再創造するかのようなプレイを見せている。
そういった兆候は、前衛の真っただ中にいた時から、なんとなく匂わせており、それは彼自身のルーツを確認していたかのようでもあり、そこから発展的展
開を試行していたかのようでもあった。
そんな流れの中で、特にTenorのBalladには特別の思いを持つ私の心に響いてきたのが後期SheppのBalladプレイである。
SheppのBalladの魅力を簡単に言えば、彼独特のドスの利いた凄みすら感じるテナーでありながらも、その背後に流れる黒い哀感とでも言ったらよいのでし
ょうか、そこに強く惹かれるものがあるようで、これを感じさせるテナーは、他にいません。一音で彼とわかるほどの強烈な個性とアク、まさにワン・アン
ド・オンリーの世界を持ったテナーマンであり、私が長年つき合ってきたのも、そこに特別なものを感じていたからに他ならない。

Sheppは、非常に多作家であり、自身名義のアルバムの他、参加作も含めると膨大な量となり、これまでお目にかかったこともなく知らないという盤は、数
知れず、それらを全て聴くことなど到底無理なことですが、たまに気になるものが出てくると手を出すというパターンが長年続いているといった具合です。
本作は、かつてカナダのSACKVILLEに吹き込まれたようですが、あらためてhatOlogyから出たもので、出会った時のジャケットの印象が、当時、私がShepp
に抱いていたイメージと重なり思わず手にとったという盤ですが、内容の方は、フリーあるいは難解な要素が入ったりするようなこともなく、全編、極オー
ソドックスに通してます。タイトル曲ともなっている自身のオリジナル "I Know about the Life" そして "Round Midnight" がBalladとなっていいますが、
出来としては、Sheppとして極平均的レベルといったところでしょう。それでも、他の誰でもない強烈な個性とともに粘るようなアクを発散するテナーは、
それだけで納得してしまう存在感があります。
そんなSheppの普通の盤ではありますが、Sheppをイメージした時、なぜかこのジャケットがダブるという、私にとっては、普通とは違った不思議な魅力を
秘めた盤と言えるのかもしれません。

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I Know about the Life


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