前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 09 2012

Category: guitar (第2期)  

Lim with Marc Ducret

  Henrik Frisk (sax)
  David Carlsson (eb)
  Peter Nilsson (ds)
  Marc Ducret (g)

  Recorded live, November 28-29, 2010, Gula Studion, Malmo, Sweden
  KOPACD034 (KOPASETIC) 2011

  01. How Yellow Can This Be?
  02. My Flower, Your Power
  03. The Pointer
                      04. The Medallion
                      05. The Tranebird
                      06. How Black Can it Get?
                      all composed by Henrik Frisk

スカンジナヴィアのフリー系sax奏者 Henrik Frisk を核としたグループ "Lim" にMarc Ducret がゲスト参加した形の本作、購入のターゲットは Marc Ducret。
Lim は以前、このスウェーデンのインディペンデント・レーベル "KOPASETIC"にて"Superlim"(KOPACD 010) のリリース歴があり、またレーベルのフェスティバルのライブ盤 "Music from KOPAfestival 2006, Vol.2"(KOPACD016)にて本作同様Ducretをゲストに迎えての音源が含まれている。

さて本作、完全フリーの爆音、絶叫乱れ飛ぶ展開も予想していたのですが、終始ダーク、シリアスな中にも抑制の効いた展開になっています。
その適度な縛りの中で、自由を探り奔放にワザを繰り出すDucretのギターが、なかなかいい味を出している。
完全フリーで、その絡みのやりとりから活路を探るというスリリングさとは違った、こういった展開は、以前記事とした同年録音となる "Samuel Blaser / Boundless"(別頁あり)でも感じていたのですが、その適度な縛りが、これまでDucretが得意としていた完全フリーの中での魅力とは、また違った魅力を引き出していると感じるのである。その予測しがたい音の選択には、インプロの高い品質も感じられる。

考えるに、完全フリーの場合は、相手の発する音に、最大限神経を集中し、それに反応していくといったやりとりの中から共生の空間を構築していくといった展開となるため、フリーとは言え、相手の音に縛られるという点において、そこには当然のことながら拘束感のようなものが絶えず生じ、音楽の向かう方向も自ずと中へといった形になってくる。それに対し、ある程度の決まり事のある上で展開する場合は、その縛りの中から逆に自由に動こうとする心理により、音楽は外に向かおうとする傾向があり、このあたりの心理の違いが、表れたものと分析している。もちろん、これはこれまでのDucretのプレイを聴いて感じたことであり、これが他にも全て同様に当てはまるわけではないだろう。

本作は、完全フリー下での変態全開の快感ではなく、言ってみれば、制御された変態性が心地良くもある1枚と言えるのだろうか。
しかしこんなものが心地良いとは..............やっぱり病んでいるようだ。う〜む.............。


               Lim-2.jpg Lim-3.jpg

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Marc Ducret

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Category: organ (第2期)  

Joey DeFrancesco / Wonderful! Wonderful!

  Joey DeFrancesco (org, tp)
  Larry Coryell (g)
  Jimmy Cobb (ds)
  
  Recorded at Van Gelder Recording Studio, Englewood Cliffs, NJ on March 22, 2012
  HCD 7241 (HighNote)

  01. Wonderful! Wonderful!
  02. Five Spot After Dark
  03. Wagon Wheels
  04. Solitude
                     05. Joey D
                     06. Love Letters
                     07. Old Folks
                     08. JLJ Blues

早熟の天才として10代でのデビュー以来、しばらく追いかけてきたJoey DeFrancesco(B1971)ですが、私の期待する方向には、思うように伸びてくれず、以前は全作チェックしていたアルバムも、ここしばらくは、そこまでの気力はなく、かすかな期待をたよりに、たまにチェックするというオルガニストになっていましが、久しぶりの新作で懐かしい名前も入っていたので、近況チェックついでにちょっと手を出してみました。
このメンバーでは、普段はまず手を出すことはないんですが、異例の購入です。クレジットをよく見れば、Rudy Van Gelderの名前も、懐かしいものがあります。

一聴して、まずDeFrancescoのオルガンに、相変わらずの上手さを感じます。ハモンドの音もいい音を出しているし、キレもある。オルガン界トップクラスのテクニックもあらためて感じます。何よりもノリが良く、スウィングする、彼の最も売りとするところでしょう。なので、彼の音楽に何を求めるのか、それによっては、彼こそベスト・オルガニストと考える人も多いのではないがしょうか。人の感性は皆違い、求めるものも違って当然、十分理解できるところです。
しかし、こうして彼の新作を聴くにつけ、彼の進んで来ている方向は、やはり私にとっては、求めている方向性のものではないことを感じます。技術面に関しては、あくまでそこは手段であり、そこで評価はできません。
DeFrancescoもいわゆるオルガンらしいオルガニストとしてファンも多いでしょうから、これ以上の負のコメントは控えますが、彼もデビューが早く、活動してきた期間も長いので、もうかなりのベテランとも思われがちですが、まだ40そこそこ、GoldingsやVersaceよりも若く、Sam Yahelとは同じなんですね。まだ彼の考え方しだいで可能性はいくらでもという年令。悪しき流れを変えるためにも、うまくキッカケを掴んでほしい。聴く度に、そんな思いにさせられるオルガンですが、でもそれは外野である私の気持ち、本人は王道を行くオルガンが楽しいようだし、まあ、しょうがないことなのでしょう。でも、つくづく惜しい!

Larry Coryellですが、2008年作のオルガンにSam Yahelを迎えたトリオ作"Impressions"(別頁あり)以来ですが、このアルバムでは、昔のイノヴェイターとしての面影は全くなく、がっかりというよりも何かショックでもありましたが、本作もそれから5年後となる録音になり、年令面を考慮しても音楽に向かう姿勢があれから好転しているとは考えにくく、冷静に考えれば期待できる要素は限りなくゼロに近いのですが、その昔、異種間交配からJazz Guitarの新しい形をつくり出したという革命家としての仕事ぶりは、評価されてしかるべきものがあり、そんな限られた人の現況も知っておきたいという思いが本作購入にもつながった一因でしょう。
一聴して、やはり状態は悪いと感じます。これがごく普通のベテランギタリストであるならば、そこそこやっているということになるんですが、かつて限られた人であった彼ですから、どうしても高いハードルをもって見てしまいます。決してミスではないのですが、極々わずかなピッキングのズレがミスピックに聴こえてしまったり、使い古したフレーズで新鮮味に欠けたりと、こうしたLarry Coryellとの出会いは、ちょっとつらいものがあります。

楽しく演っているだけの音楽は、聴く側としては楽しくなれない。創り出すことの厳しさがあってこそそれが楽しみにもつながるというのが私の感性、そこには忠実にありたい。でないと道楽にはならない。

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Joey DeFrancesco

Category: Gallery > Matchbox  

Matchbox Art Gallery - 21

     
                       carbo-2.jpg carbo-3.jpg
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Gallery- Matchbox-21



Gilad Hekselman Quartet Live

Gilad Hekselman (g)
Mark Turner (ts)
Joe Martin (b)
Marcus Gilmore (ds)

Category: Other Instrument  

Richard Galliano / Ruby My Dear





  Richard Galliano (accordion)
  Larry Grenadier (b)
  Clarence Penn (ds)

  Recorded live on January 1st, 2004
  FDM 36 670-2(DREYFUS)

 01. Ruby, My Dear
 02. L'Insidieuse
 03. Historia De Un Amor
 04. Bohemia After Dark
 05. Gnossienne N°
 06. Teulada
 07. Naia
 08. Spleen
 09. Waltz for Nicky

accordionというとjazzにおいては、その他の楽器として扱われてしまうようなマイナー
な存在ですが、その点ではorganとも多少の共通点があること、そして同じ鍵盤楽器とし
て0rganistがサブとして鍵盤ハーモニカなどとともにプレイすることもめずらしくはなく、
少なからず関心を抱いていた楽器としてたまに聴いてきたという楽器です。
それでも、過去このブログでのaccordion奏者の記事としては少なく、Gallianoの
"Face to Face"(別頁あり)そしてaccordion奏者なのですがbs奏者としてのRony
Verbiestの"Nature Boy"(別頁あり)ぐらいでしょうか。

タンゴとの関わりも深い楽器ということで、そういった要素もブレンドされたものが多い
というaccordion関連作ですが、本作はベースにLarry Grenadier、ドラムスにClarence
Pennを従えての珍しいaccordion トリオという編成にJazzに真正面から向き合った姿勢
も見え、当時、期待をもって購入したという作です。
もっとも、Gallianoの音楽を、Jazzっぽいか否かというあたりで見てしまうのは適切では
ないでしょう。もっと大きな枠で見ないと彼の音楽は見えてこないし、判断を誤るのでは
ないでしょうか。
本作には、Jazzでは、おなじみのナンバー "Ruby, My Dear" や "Bohemia After Dark"
なども入っており、Liveという環境も手伝い、accordion Trioによる、まさに熱いJazzが
展開されているが、私的には、おなじみのラテンナンバー"Historia De Un Amor" (日本
では"ある恋の物語"だったか?)の捌き方がお気に入りとなっている。ミディアム・バウン
スのテンポの上を Gallianoがテーマから、アドリヴへとエモーショナルに熱く、そして鮮
やかに歌い上げる様は、彼の持ち味が良く出ていると思う。

Jazzにおいては、こういったaccordionやら、共通性もある鍵盤ハーモニカなどは、プレ
イヤーも少ないこともあり、まだまだ未開拓と思える部分もあり、さらなる可能性を切り
拓いてくれるような人材の出現を期待したいところです。


     Galliano-2.jpg
                http://www.bluenote.co.jp/jp/index.html

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Richard Galliano


Category: organ (第2期)  

Barbara Dennerlein - Tribute to Charlie (Live 1988)

前回記事としたドイツのオルガニスト Barbara Dennerlein(B1964) ですが、このムー
ビーは、今から四半世紀程前、彼女がまだ24才の時のものですが、タップダンサーのよう
な足技で両手両足をフルに使う彼女のスタイルもできつつあり、その初々しくも音楽への
真っすぐな姿勢は、清々しいものがあります。




Barbara DennerleinのOrgan奏法の大きな特徴はFoot Pedalの使用であろう。
他のほとんどのオルガニストの場合、Foot Pedalは、使ってもアクセント程度でベースラ
インは左手を使うのが現在のジャズ・オルガニストの一般的スタイルとなっている。
それにより解放されたBarbaraの左手は、コードワークでの使用を可能とした結果、サウ
ンドに厚みが増し、特にハモンド特有の持続音を使ったその華麗なコードワークによるス
ケール感もある表現は彼女の音楽の大きな特徴ともなっている。
そんなFoot Pedalの使用によるメリットもあるのですが、反面、細やかな表現の難しい
足によるベースラインは単調になりがちで、満足できる結果を得るためには、かなりの熟
練を要することもあり、粘りあるベースラインを求める他のオルガニストの多くが左手を
使う理由ともなっている。
また、ほとんどのオルガニストが、ピアノ経験者から流れてきていることを考えると、や
はり、慣れ親しんだ手の方が使いやすいということもあるのでしょう。
そんなBarbaraですが、彼女の足技によるベースラインも、やはり初期段階では単調さも
感じられ、なんとか形になってくるまでには、かなりの時間を要しましたが、このFoot
Pedalをフルに使う奏法こそが、彼女のオルガンを他と区別し個性的なものとしている大
きな要因ともなっている。
また、多くのオルガニストが、アナログ感もあるハモンド本来の音にこだわるという保守
派も多いという中で、音そのものにも個性を求める彼女は、エフェクト処理にも柔軟な姿
勢を持ち、一聴してすぐわかる独特の音を持ったオルガニストと言え、その両手両足をフ
ルに使った奏法と多彩な音処理の他、シンセサイザーなども使った多彩なサウンドは、彼
女の音楽を大きく特徴づけているのではないでしょうか。
そんなオルガン奏者が自ら弾くベースの状況ですが、いずれにしてもオルガン奏者にとっ
て、かなりの負担になっていることは間違いなく、それを嫌って、あるいは技術的問題も
あり、あくまで結果優先でベースは専門のベーシストに任せるといった考えのオルガニス
トもいます。MM & WoodのJohn Medeskiなどは、このタイプですが、これは考え方の
問題でどちらが良いというような問題ではありません。大事なのは、そこに結果を考え最
も良い方法を選択できる柔軟な考え方、姿勢がとれるかということでしょう。

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Category: organ (第2期)  

Barbara Dennerlein / Take Off !

Take Off Barbara Dennerlein (org)
 Roy Hargrove (tp, flh)
 Mike Sim (ss, as ts bs)
 Ray Anderson (tb)
 Mitch Watkins (g)
 Joe Locke (vib)
 Lonnie Plaxico (b)
 Dennis Chambers (ds)
 Don Alias (perc)
 Recorded at Power Station, NYC in March 1995
 POCJ-1281(Verve)

                   01. Victory Blues
                   02. Take Off
                   03. Fast food
                   04. Fata Morgana
                   05. Hot House
                   06. Purple
                   07. Fly Away
                   08. Bo-Peep
                   09. Green Paradise
                   10. Give It Up

前レーベル(enja)での最終作 "That's Me"(別頁あり) で、進むべき自身の音楽の方向性を
ある程度見せてくれた彼女は、Verveに移っての初作となる本作で、よりはっきりした方
向性を見せている。作編曲能力に秀でたものを見せる彼女は、単なるオルガン・プレーヤ
ーとしてだけではなく、ある程度のスタッフを揃え、よりスケールの大きなオルガン・ミ
ュージックにトライしてみたかったのであろう。

そんな彼女の思いも見える本作は、T5以外の全9曲、彼女の作となっており、前作から入
ってたDennis Chambers(ds)という強力な推進力もあり、ダンサブル且つスタイリッシュ
でキレのいいオルガン・ミュージックを展開する。
彼女のオルガンの特徴として、クール・ファンクとでも呼びたくなるような根底にブルー
ジーなものが流れているのですが、それは米国系黒人オルガニストに多く見られるコテコ
テの黒っぽさではなく、あくまでベトつきのないサラッとしたもの。その点で彼女は
Jimmy Smithをアイドルとし、そこを出発点としているのですが、独自の感性による独自
のスタイルをしっかり持っているオルガニストと言えるでしょう。またクールなんですが、
ブルーな味が絶えずつきまとうという点では、米国の白人オルガニスト LarryGoldings,
Sam Yahel, Gary Versace....................などとは、感性面で一線を画するものがありま
す。

T6 "Purple" で見せるメランコリックな表現は、これ以上やると違う世界のものにという
紙一重の表現、その紙一重に彼女の美のセンスをみることができる。


Barbara Dennerlein - hammond organ & synthesizer
Dennis Chambers - drums
Andy Sheppard - saxophone
Mitch Watkins - guitar


Barbara Dennerleinに関しては、当ブログでも多数記事としております。関心おありの向
きは → こちらから

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Barbara Dennerlein

Category: Other Instrument  

Scott Tixier / Brooklyn Bazaar

  Scott Tixier (viollin)
  Douglas Bradford (guitar)
  Jesse Elder (piano, rhodes)
  Massimo Biolcati (bass)
  Arthur Vint (drums)
  Emilie Weibel (vocals-track 3)

  Recorded by Mike Marciano on September 13-14. 2011 at Systems Two Recording Studio, Brooklyn, NY
  SSC 1311 (Sunnyside) 2012

                     01. Keep in Touch
                     02. Bushwick Party
                     03. Arawaks
                     04. Elephant Rose
                     05. String Theory
                     06. Miss Katsu
                     07. Facing Windows
                     08. Shopping with Mark F
                     09. Roach Dance        All Songs Composed by Scott Tixier

モントルー生まれ、フランスでヴァイオリンを学び、現在はNYで活動しているという若手ヴァイオリニスト Scott Tixier(B1986)のデビュー作。
"Atlas Obscura"(別頁あり)で記事歴のある同じく若手ギタリストのDouglas Bradfordの参加も魅力で手を出してみました。

内容は、全てTixierのオリジナルとなる全9曲。また本作には、おまけとして5分程度のMpeg4形式のBonus videoのデータも入っているが、内容はPVのよ
うなものでCDではわからない映像として各人の確認ができるといった程度のもの。

まだ20代という若さの全て彼の手による全9曲だが、一聴して、アルバムを通して全曲全てしっかりとしたつくりとなっておりヴァイオリニストとしてのみ
ならず、コンポジション面での能力にも秀でたものがある彼は、おそらくそちらの方面でもやっていけるのだろう。
ヴァイオリンの方も、おそらく少年時代からクラシックでしっかり基礎を叩き込まれてきたのだろう、相当うまい。当方の駄耳では欠点らしきものも発見で
きない。だが、素直でない私は、でも無理にでも欠点を探せばなぁんて余計なことを考えてしまい、20代でこんな欠点、アラの無いキレイな音楽ってどう
なん?なぁんてことも考えてしまう。言ってみれば、今の彼は、キレイな円形、どこから見ても均整のとれた輪だ。でも20代だから、今から完成したら困
る。どこか歪みがあって、それを補ったり、作り直したりの過程で、個性やら魅力がついてくるのだろう。上手いけどそれが魅力につながっていない。イジ
ワルな見方かもしれないが、それが今現在の素直な感想でもある。しかし、かなりの上手さを既に身につけていることは確かなので、そんなイジワルな見方
をはねのけ、次作では、音楽としての魅力も十分備わった進化した姿を見せてほしい。

さて、ギターの Bradford ですが、明るく爽やかさもあるTixierの音楽の中で、彼の上記デビュー盤で見せていたダークで濁りもある質感のギターは、封印
してしまっているようだ。感性の質としては違うが、音楽の質としてはMethenyにも通じる爽やかなギタリストを演じており、その彼のデビュー作でわずか
に感じていた技術面の不安さも、わずか半年後の録音となる本作では、ほとんど感じられないほどになっているのは、進化していることの証とも言えるのだ
ろう。ただ、私にとって魅力だった彼のダークな感性の質が共演者により簡単に違ったものに変わってしまうことが、対応力があるととるのか、それとも自
分が無いととるのか、判断に苦しむところである。
いずれにしても、何か惹かれるものがあり、しばらく追ってみたい感性であることには違いない。


                
                19 years old Twins, Scott Tixier (Violin), Tony Tixier (piano)
                November 2007 at Théâtre de l'Odéon in Nimes (France)

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Scott Tixier


Category: Gallery > ねこばなし  

残暑

neko 11-1


  
  残暑厳しい日々が続いてますが、
  皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。







neko 11-2

シロウくんも
お天道さんの出ている明るい日中はダラ〜っと寝て過ごし
日が沈むころフラ〜っと遊びに出るという
相変わらずのヤクザな日々を過ごしております。

我々人間とは逆のパターンで生活しているということで
シロウくんを見かけるのは、自然、寝てる時がほとんど。

残暑の中、最近はタイルのひんやりした感触が気に入っている
のか、こんな感じ!
まあ、筋金入りの遊び人(猫)ですなぁ!
周りの時間の流れ、しがらみ............などとは一切関係なく
己の思うまま、気ままに生きる..................強い!
ネコを見ているとヒトは、いろいろと考えさせられるものである。
う〜む、、、、、、、、、、、。

neko 11-3

Gallery-ねこばなし-11

Category: guitar (第2期)  

Scott DuBois / Landscape Scripture



  Scott DuBois (g)
  Gebhard Ullmann (ts, bcl)
  Thomas Morgan (b)
  Kresten Osgood (ds)

  Recorded at The Village in Copenhagen
  on February 13, 2011
  SSC1309 (Sunnyside) 2012

                     01. Spring Haystacks
                     02. Prairie Suite
                     03. Goodbye
                     04. Summer Haystacks
                     05. Lake Shore Suite
                     06. Autumn Haystacks
                     07. Passing Spirit
                     08. Winter Haystacks

デビュー当時の2作でDavid LiebmanやLoren Stillmanが参加していたこともあり、ちょっと気になり頭の片隅に絶えず置いてあったギタリスト Scott DuBois
ですが、手を出すこともなく、ずっと放置状態でした。たまたま新作が出ていたことに気がつき、ちょうど良い機会、今後つき合うか否か、ここら辺で一度チェ
ックして白黒はっきりつけようということで手を出してみました。

内容は全てScottの手による全8曲。
一聴して、その処遇に困る厄介なものを抱え込んでしまったというのが率直な感想です。浮遊感ある表現やら時折、速いパッセージを混ぜたりと今時の多くの
ギタリストに共通す部分はあるものの、その感性の質は極めて特異であり、同質のギタリストとなると、ちょっとすぐには浮かびません。そんな個性派という点
に関しては、私も特にギタリストには求める部分でもありマルなのですが、感性の質という点での私との相性というと、惹かれる部分も大いにありながらも、表
現面の微妙なツメの部分で甘さ(?)があり、折角の感性も十分に生かしきれていないと思えるようなところが多々あり、どうも入り込めないのです。
そんな技術面での問題を感じるとともに、そのチープ感のある音使いにもどうも納得できないものがありますがしかし考えてみれば、デビュー間もない新人でも
なく、確か今世紀初めぐらいからのキャリアがあることを考慮すれば、先に上げた問題点などは、ある程度、改善されるものなのですが、そうでないところを見
ると、あえて出したチープ感とも考えられなくもなく、現にJohn ScofieldやClaude Barthelemy........などのように、あえてチープ感を使いそれを味とするよう
な高度な使い手も存在しており、このDuBoisも確信犯的にそれをやっているとしたら、相当な使い手ということになるが、いずれにしても、その辺は本作のみで
判断することはちょっと無理があるようだ。そして、ヘタとヘタウマの見極めは、極めて厄介だ。

白黒はっきりさせるつもりで手を出した本作だったが、結果は限りなくグレー、たった1枚のアルバムで見極められるほど、単純明快な相手ではなかったようだ。
できれば避けたいと思っていたズルズルとした関係だが...............次作を待つか、過去盤に戻るか、いずれ機会を見て、再度お手合わせ願うしかあるまい。
毎度のことだが、関心を持つのが、竹を割ったようにはっきりした性格ではなく、どこか屈折していたり、影があったり、いかがわしかったり、はたまた変態チ
ックであったりと.........................う〜む、......................裏道の人生、まっ、それもいいか(苦笑)。


               
               "Performance", Scott DuBois on Guitars, Gebhard Ullmann on Sax Tenor and Soprano,
               Eivind Opsvik on Bass and Jeff Davis on Drums

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Scott DuBois


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