前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 08 2012

Category: Gallery > Photo  

20120818

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Gallery-photo 3

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Category: piano (第3期)  

Craig Taborn / Light Made Lighter

Light Made Lighter






  Craig Taborn (piano)
  Chris Lightcap (bass)
  Gerald Cleaver (drums)

  THI 57111.2 (Thirsty Ear) 2001

01. Bodies We Came Out of
02. St. Ride
03. I Cover the Waterfront
04. Crocodile
05. Light Made Lighter
06. Whiskey Warm
07. Morning Creatures
08. St. Ranglehold
09. American Landscape
10. Light Made Lighter - piano
11. Bodies We Came Out of - part two

近年では、アコースティックピアノ以外に各種キーボードも操ることも多いTaborn
だが、本作はリーダーとして2作目となるピアノトリオ作。(デビュー盤は、94年)
内容は、t3を除いて全て彼のオリジナルとなる全11曲。プロデュースはMatthew
Shippが担当している。

一筋縄ではいかないという表現があるが、まさにこんなのを言うのだろうか。いろ
いろ試しに聴いてはいるのだが、一向に解析作業は進まない。かといって放り出し
たくはない、捨てがたい魅力もあるという誠に困った御仁である。

脇を固めているのも、いずれも曲者という本作ですが、伝統の由緒正しき形あり、
今の空気も漂うコンテンポラリーあり、そして自由に暴れる動きも見せるフリーあ
りと、なかなか素顔も見れないのだが、この多面、多彩こそが正体かとも、惑わさ
れるのである。
ダイナミックに転がるような動きも見せるこのピアノは、時にはダーティを感じさ
せる響きもあるが、それを創り出している音の粒自体は澄み、透明感に溢れたもの
だ。

いつも何か課題をつきつけられるようなピアノである。

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Craig Taborn


Category: sax (第2期)  

Jacam Manricks / Labyrinth

  Jacam Manricks (as, ss, fl, alto fl, cl, bass cl)
  Ben Monder (eg, ag)
  Jacob Sacks (p)
  Thomas Morgan (b)
  Tyshawn Sorey (ds)
  Chamber Orchestra (tracks 2 & 7)
 
  Recorded June 6-7 2008 at Bennett Studios Englewiid New Jersey.
  (MANRICKS MUSIC RECORDS)

                     01. Portal
                     02. Micro-Gravity
                     03. Labyrinth
                     04. Move
                     05. Cloisters
                     06. Aeronautics
                     07. March & Combat
                     08. Rothko

オーストラリア出身のサックス奏者 Jacam Manricks の自身のレーベルからのリーダー作。リリース当時、Manricksは未聴でしたが他の4人のメンバーがいず
れも気になる面々だったこともあり手を出した本作でしたが、結果的にこの初めてとなるManricksとの出会いは満足できるものとなった。

Manricksの手による全8曲で内2曲にオーケストラが入るつくりとなっているが、編成に変化をつけることやら楽器を持ち替えての、まずこの全編を通しての硬
質、繊細、クール........といったイメージを創り出している楽曲の精緻なつくりにこのManricksの単なるSax吹きにとどまらないコンポジション面での並々なら
ぬ能力を感じるのである。
クールにコントロールされたManricksのアルトは、知的、クリエイティブであり、他の4人のメンバーからも極上のエキスを抽出しているのである。
私にとっては、好き、嫌いの2面があり極めてつき合いの難しい人となっているMonderも、うれしいことに、本作においては、良い方向に舵を切っているのだが、
その方向付けたのも多分にManricksの手腕によるところもと思わせる全体のつくりである。
抑えたプレイの中にも、ほとばしるような才気も感じられるSacksのピアノも決して走り過ぎることなく実にクールだ。

私的には、後半に好みが集中しているが、最後に、あえて自身のsaxは入れず、妖しさとともに異様な空気感漂うT8"Rothko" で凍りつくような戦慄という余韻
を残して終わるコンポジションにも彼の明確な意志とともに確かなセンスを感じる1枚となっている。
ちなみにRothkoとは、深い内省を表現したロシアの画家Mark Rothko(1903-1970)のことのようだ。

                Labyrinth-2.jpg


Manricksの新作 "Cloud Nine" では、久しぶりにSam Yahelがオルガン参加となってますが、彼の最新の動向などチェックしていたら、ちょっと気になるメン
バーでのMovieを発見しました。Manricksは、本作の次作となる "Trigonometry" でピアニストとして参加のGary Versaceと共演歴がありますが、本Movie
では、オルガンのVersaceとなんとドラムスに本作のTyshawn Soreyという精鋭によるトリオ編成。しだいに熱を帯びるManricksのバックで自在なプッシュを
見せるSoreyがイイ。こんなんでCDも出してくれい、頼む!

                

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Jacam Manricks



Category: Gallery > Matchbox  

Matchbox Art Gallery - 20

      
                      hibiki-2.jpg hibiki-3.jpg
                                              Jinbocho

Gallery-Matchbox-20


Category: organ (第2期)  

Larry Goldings Trio / As One

As One

  Larry Goldings (organ)
  Peter Bernstein (g)
  Bill Stewart (ds)

  Recorded Live to D. A. T. by James Farber
  at Maggie's Farm, May 26, 2000.

  PM-2068 (PALMETTO)

01. Mixed Message
02. Going to Meet The Man
03. The Thrill is Gone
04. Back in the Day
05. Calls
06. As One
07. Time of the Season
08. Mynah
09. Glass

Larry Goldings(B1968)のレギュラートリオによる一編。
このレギュラートリオでのアルバムは、数枚出ていますが、Goldingsの内容としては、一
番好きなものであり、従って聴いた頻度も一番という一枚。

内容は、Goldings曲5、Stewart曲1、Carla Bley曲1、Rod Argent(Zombies)曲1、他
スタンダードの全9曲。

オルガンと言えば、コッテりとした黒っぽいものといったイメージが固まってしまってい
て、どうにも動きのとれなかった時期が延々と続いていた前世紀、Larry Young没後現れ
たいくつかの新種の才能も、大きな流れを創り出すまでには至らず、閉塞感も漂っていた
世紀末のOrgan界。そんな中で新しい大きな流れとまでは言えないが、次世紀のスタンダ
ードなOrganの形づくりに、大きな力となったのが、このGoldingsだろう。まもなくして
Sam Yahel、そして21世紀に入りまもなくGary Vesaceのデビューにつながり、革新性
ある流れとまではいかないが、旧態依然としたSmith型の流れに代わる形がかろうじて
できてきたわけだが、ちょうど世紀変わり目頃の録音となる本作などは、その21世紀のオ
ルガン・トリオのスタンダードな形の見本とも言えるようなものではないだろうか。
特に冒頭の曲を含めた前半の数曲、Goldingsのオルガンは、クールにモーダルに新世紀に
ふさわしいフレッシュで爽やかな空気を振りまいている。
願わくば、これが終着点ではなく、さらに前に進む姿勢を維持してほしい。


Larry Goldings Trio - Going to Meet The Man



尚、Larry Goldingsに関しては、他にも多くの記事歴がありますが、ここに表記しきれま
せんので必要な方は → こちらから

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Larry Goldings

Category: piano (第3期)  

FM Trio / Moment

 moment-2.jpg

Fabian M. Mueller (p)
Kasper Von Grunigen (b)
Fabian Burgi (ds)
Recorded at Radio DRS Studio Zurich on September 6,7th 2007
AS 243 (altrisuoni) 2008

01. Alone
02. Clown
03. Heiwag
04. Think before You Speak, Drink before You Speak
05. Allegria
06. Searching
07. S' Eiga Gfangnis
08. Davor und Danach
09. Hymn of Silence
10. Cliche
11. Track One

本作のリーダーFabian M. Muellerに関しては、このブログでも、始めて間もない頃、彼
参加のグループ Jalazzの"Between Spaces"(別頁あり)にて記事歴がありますが、私が
Muellerのピアノに初めて出会ったのは、FM Trioとしてのデビュー盤である本作で、非常
に魅力あるピアニストであったため、上述のJalazzのアルバムの購入にも繋がったのです
が、このFM Trioとしての次作では、本作が可能性も感じられる好内容だっただけに、大
きな期待をしていたのですが、どうもいまいち感があり、その後、新作の情報もなく、彼
らの情報も途絶えていました。
しかしながら、本作を聴くかぎり、この Fabian M. Muellerというピアニスト、やはり期
待したい存在です。

グループ名のFM Trioは、おそらくリーダーの頭文字からとったものと思われますが、ス
イスのグループです。
内容は、メンバーのKasper Von Grunigen曲1の他は全てFabian M. Mueller曲。
このFabian M. Mueller, 感性面ではPops, Rock, R &B.........など、バラエティーに富ん
だ音楽を通過してきたと思われる痕跡を残してますが、基本は、極めてストレートなJazz
のスピリットを備えたピアニストと言えるでしょうか。
メロディーラインに彼特有の美を感じさせるピアノは、デリカシー溢れた叙情的表現から
モーダルでダイナミズムに溢れた表現まで、そのワイドレンジの表現力には、可能性も感
じます。
また、T9 "Hymn of Silence" での、もう一歩踏み出てしまうと、安っぽいベタな世界へ
というような紙一重の際どいところでの危うさも伴った表現には、惹かれるところでしょ
うか。メンバーの能力も揃っており、グループとして高いクォリティも感じます。

今回、記事UPにあたり彼らの現況なども調べてみたところ、本作と同一メンバーで活動し
ており、その音楽にも前向きな音創りの姿勢を維持していることの結果として変化が見ら
れるのは、何よりもうれしいところです。

FM Trio - Selber Fisch
Recorded live at BeJazz Winterfestival on January 19th 2012


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FM Trio

Category: Gallery > ねこばなし  

あづい〜!

うだるような暑さが続いてますが、皆さんお元気でしょうか。
そんなクソ暑い夏の日中、シロウくんは、ひたすら寝て過ごします。
いろいろ体勢を変えては、ベストのポジションを探りつつ....................
何もそんなカッコせんでも寝れるだろうが................とも思うのですが。
基本、流れ者だったシロウくんは、何をやるにもワイルドそのものです。
奔放にしてワイルド..........ネコでなければ、ギタリストにでもしたい感性だ。
細かいことは気にしないので、どこでも寝れてしまいます。
当然、お行儀良く寝るなんて芸当はできません。

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「しかしまあ、真っ昼間から寝てられる奴はいいよなあ!」

我々人間は、暑くてもおシゴトをしなければならないのです。
あまり気持ちよく寝てられるのも、ちょっとくやしいので、
イタズラにちょっと突ついてみたり................................
ちょっかいを出してみるのだが、全く動じない、無視されちまった。

「う〜む、負けた!」

どうやら、相手の方が数段上だったようだ........................(タメ息)。退散!

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Category: sax (第2期)  

Ellery Eskelin / Trio New York


Trio New York   Ellery Eskelin (ts)
   Gary Versace (Hammond B3 organ)
   Gerald Cleaver (ds)

   Recorded by Jon Rosenberg at System Two Studios in Brooklyn, NY on February 10th, 2011.
   (Prime Source Recordings CD 6010)

   01. Memories of You
   02. Off Minor
   03. Witchcraft
                       04. Lover Come Back to Me
                       05. How Deep is the Ocean

初めて本作の存在を知った時、期待感が非常に高まったものでした。というのも、特に世紀末あたりからは、私の求めるOrganが、それまで半世紀もの間続い
ていたSmith型のものではなく、それに代わる次代のOrganの感性ということで、特に他楽器の分野と比べ絶対数も少なく人材の少ないOrgan界にあっては、
こういった先鋭的感性も備えたメンバーあるいはフリーも予想される中でのOrgan起用もめずらしく、まさに待ち望んでいた新しい形だったからです。こうい
った分野に手を出しているOrganistとしては、過去、John MedeskiやフィンランドのSeppo Kantonenあるいは本作のVersaceのLoren Stillmanとのプロジェ
クト............など、ごく限られたものしかありません。しかも本作は、怪物EskelinとのSax−Organトリオというというガチの絡みも予想されるフォーマット
ということで自然、期待も高まってしまいます。

さて、内容ですが、Monk曲の他、ジャズ・スタンダードといった曲が並び、全5曲すべて15分前後の長尺となっていますが、Eskelinの母親はBobbie Leeと
いう名のOrganistだったこともあり、彼は Organというものには、特別の思いを抱いていたようで、本作もその母に捧げるとのクレジットが入っていました。
まあ、そんなこともあってのVersace起用かと、純粋に新しい音楽を求めてのOrganあるいはVersaceではなかったのかとの不安要素も出てきましたが、いず
れにしてもこういったメンバーでのOrganは、歴史的にも稀なことでもあり、まずは素直に期待を持って聴いてみることにしよう。

一聴してみると、母に捧げるといった意味もあったのか、いつものEskelin(B1959)より全体的におとなしめであったり、どフリーではなく一定の秩序も感じ
つつ、音楽としては温もりもある質感に仕上がっています。
とは言ってもそこはEskelin、かなり自由度の高い動きです。題材としてスタンダードなどを使いつつも、それはインプロを展開していくためのキッカケとい
った意味合いで使われており、中にはオルガニストとしての母親がレパートリーとしていたものもあるようですが、曲自体にそれほどの意味はないのではと
思われ、原曲に縛られない、かなり自由な展開を見せている。一曲の中での、リズムの動きもありつつ、Eskelinの奔放なブロウからは、大らかさとともに、
貫禄すら漂ってきますが、この伝統と先鋭が混然一体となり絶妙な平衡感覚を持った音楽としているのは、彼の感性のバランスそのものなのでしょう。
この点において、本作でのEskelinからは、タイプは違いますが、Archie Shepp、Tony Malabyなどを思い出してしまいます。日本では知名度も低く、正当
な評価も受けていないと思えるEskelinですが、まさにこういった不遇の存在にスポットを当てるというのが当ブログのコンセプトでもあり、機会を見て他作
もUPしましょう。参加作では "Liberte Surveillee / Daniel Humair"(別頁あり)の記事歴がありますので参考まで。

さて、Versaceですが、過去にあまり共演したことのないタイプのEskelinが相手ということもあり、これまでVersaceのオルガンのほとんどを聴いてきている
私もあまり聴いたことのない隠れていた部分も表れ、非常に興味深いものがあります。今世紀に入りまもなくのオルガニスト・デビューから実に多くの異種
プロジェクトへの参加により特にコンテンポラリー・オルガン・シーンでは、欠かせない存在になってきた感がありますが、さらに先鋭性のあるエリアでの
試みとなると、人材の少ないOrgan界にあっては、前例も少なく、結果如何にかかわらず、まずそこに意味の持てる本作であると思います。
内容の方も、奔放に振る舞うEskelinの刺激もあり、Versaceもこれまでの経験から体得したあらゆる技を駆使しての可能性と向き合った表現も感じられ、全
体の温もりも感じられる音楽とは対称的にプレイ自体は、緊張感に満ちた中でのものと感じられるのである。ドローバーなどのコントロールによる多彩な表
現も相手が奔放に技を繰り出すEskelinだからこそなのだろう。
若手コンテンポラリー系共演者では、普段あまり見せないオーソドックスな4ビートの展開も、伝統も巧みに織り交ぜてくる本作でのEskelinにより、かつて
VersaceのOrganからは、あまり聴けなかったレベルのドライヴ感ある左手のベースラインが生まれていると感じるのである。4ビートで語られることもあまり
無いこのEskelinとの共演で、その部分が強く感じられるのもまた興味深いところである。
このEskelinとの共演は、Versaceにとって大きな収穫になったであろうことは十分想像でき、今後の変換の大きなきっかけになるとも思うのだが、すべて
は自身の前に進みたいという気持ち、その考え方しだいということであろうか。

こういったフィールドでの経験も豊富なCleaverのフレキシブルな対応力も見事なものがあり、奔放に展開する流れの中での支えとともに絶妙なプッシュは、
Eskelin , Versaceから多くのものを引き出しているのではないだろうか。自由に動く展開の中で彼の果たしている役割も大きなものがある。

伝統と現代感覚とを備えた誠に魅力的 SaxーOrganトリオである。
また、新しいOrganの世界が生まれるきっかけにも成りうる作という点でも意味ある1枚ではないだろうか。


               

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Ellery Eskelin

Category: vocal  

Jim Tomlinson featuring Stacey Kent / The Lyric

The Lyric-1 The Lyric-2

01. Manha De Carnival
02. Corcovado
03. I've Grown Accustomed to His Face
04. If I were a Bell
05. I got Lost in His Arms
06. What are You Doing the Rest of Your Life
07. Cockeyed Optimist
08. My Heart Belongs to Daddy
09. The Surrey with the Fringe on Top
10. Outra Vez
11. Jardin D'Hiver
12. Something Happens to Me
13. Stardust

Jim Tomlinson (ts, perc)
David Newton (p)
Dave Chamberlain (b)
Matt Skelton (ds)
Stacey Kent (voc - except 1 & 10 and whistling 11)
Recorded at Curtis Schwartz Studio, ardingly, 9th & 10th Augusye 2005
(O+ music) 2005

一応 Jim Tomlinson名義のアルバムには、なっているが、ほとんどに実生活のパー
トナーでもある Stacey Kent(B1968)がヴォーカル参加しており、購入のターゲッ
トもStacey。

これまで、ほとんど聴いてきているというStaceyだが、彼女のアルバムは、あまり
当たりはずれがなく、そういう意味ではあまり波がなく、常に一定以上のレベルの
力を出せるタイプと言えるのでしょうか。
逆に言えば、時に120点のパフォーマンスが飛び出すといった意外性はなく、安定
感があり安心して聴ける反面、多少の物足りなさも残るといったところもあるかも
しれませんね。
特別お気に入りで買った高価な食器は、使用にあたって、いろいろ気も使ってしま
いますが、そこそこ気に入って買ったリーズナブルな食器は、あまり気を使うこと
もなく、そういった意味では、意外と使いやすく、普段の生活の中に入り込み、
使っているうちに、愛着もわき、いつのまにかお気に入りにもなってしまうといっ
たこともあります。
変な例えで、Staceyには悪いが、言ってみれば彼女のヴォーカルの位置づけは、私
にとっては、そんな感じなのかもしれない。

決して特別な存在ではないが、無くてはならない存在、深いね〜!

ベストトラックは、ルグランの曲 "What are You Doing the Rest of Your Life"
染みます。





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Stacey Kent

Category: guitar (第2期)  

Kristjan Randalu & Ben Monder / Equilibrium


  01. Stiller Beobachter
  02. All the Things You are
  03. Equilibrium
  04. 2
  05. Vardja
  06. 1
  07. Milestones
  08. 4
  09. Silmast Silma


Kristjan Randalu (p)
Ben Monder (g)

Recorded on May 25, 2011 at Systems Two Brooklyn, New York
(FSNT 403) 2012

ビアニスト Kristjan Randaluとのデュオとなっているが、購入のターゲットはギタリスト
のBen Monder。
内容は、Randalu 曲4、Randalu - Monder共作曲3、他2曲の全9曲。

Kristjan Randalu(B1978)は、"Matteo Sabattini / Dawning" が初めての出会いでした
が、他は聴いたことは無く、エストニア出身→ドイツ育ちという程度の情報しか持ってお
らず、ピアニストとしての経歴など詳しいところはわかりません。
このSabattiniの作においても、当方のアンテナは、他の共演者であるMorenoやCalvaire
の方に向いてしまい、Randaluについては、特別の強い印象は持っていなかったという状
況でしたが、本作においても然り、基礎をクラシックでしっかり叩き込まれたと思われる
感性は、技術面で非常にしっかりとしたものを感じるものの、私にとってそこは魅力には
ならず、Monder目当ての盤であったとは言え、聴き始め時点で既に外した感を覚えまし
たが、Duoというフォーマットでは、こうしたイメージのプレイになりがちでもあり、機
会があれば、自身をリーダーとするトリオあるいはクァルテットぐらいのフォーマットで
聴いてみたいものである。知らない部分もまだ多くありそうで、たった2枚のアルバムの
みで判断することはできないビアノというのが今現在のRandaluの印象だろうか。

お目当てのMonderについても思わず「う〜む」という言葉ともタメ息ともつかぬ声が出
てしまうほど、はっきりしないものがあります。
もちろんそれは、単純に1つだけというものでもなく、いろいろ重なってのことだと思い
ますが、一つに音そのものの選択(調整)が考えられます。モゴモゴしてしまって輪郭のは
っきりしない雲をかぶったようなギターが、どちらかというとシャープでエッジの立った
Randaluのピアノとの対比で余計に強調されてしまい、滑舌の悪いシャベリと蚊の鳴くよ
うな聴き取りにくい声に、ちょっとイラッとする感覚がついてまわるのです。

そして、本作に魅力を感じない元凶となっているのは、やはりこのMonderが本作で見せ
る彼の感性なのでしょうか。
彼は、私にとっては、元々、好きな部分と嫌いな部分という極端な両極を持った非常につ
き合いの難しい存在。それでも好きなギタリストという特殊な存在でもあるのですが、本
作はどうも私の嫌いな部分が強く出たアルバムとなってしまったようだ。

Randaluの感性の質を考えれば、Duoというフォーマットである本作に、私の嫌いな方の
Monderが表れることは十分にに予想はしていたのですが........................。
ポジティブなことばは浮かばず、いらんことまで口走ってしまいそうなので、これ以上の
コメントは控えますが、総じて2者の高度なプレイによって成り立っている本作であると
は思います。が、これを美ととるか否か、全ては受けての感性の質しだいということでし
ょうか。

JAZZ-guitar 43

Category: guitar (第2期)  

Marc Ducret / "There is no grater love"

前回記事としたMarc Ducretですが、彼を知る資料として貴重な現在の変態型へ移行する前のムービーをUPしておきます。

このムービーに関する情報は一切無く、詳しいことはわかりませんが、ステージバックの表記文字が判別しがたいながらも何となく "'89 PARCO
EUROPEAN JAZZ CONCERT"と書いてあるらしいこと、またこの89年という時期はBenita(b), Allouche(ds)といくつかのアルバムで接点があり一致する
ことやDucret本人の外見状況から推測し、ほぼこの89年という時期に間違いないと思われます。
今現在は、ほとんど取り上げることもないジャズ・スタンダードをプレイする姿に、興味をそそられますが、ストレートな4ビートをやっても超一流を感じ、
しっかりとした基本があった上での現在の変態形であることが確認できます。
現在の彼から想像すると、至極真っ当なプレイぶりですが、そんな中にも後に徐々に変態へと変身する予兆もかすかに感じられ、どう見てもカタギ者に見え
ないというあたりが、この人らしいw。


                Marc Ducret (g) Michel Benita (b) Joel Allouche (ds)
                

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