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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 03 2011

Category: organ (第2期)  

Tribute to Jimi Hendrix / Lonnie Smith Trio

Foxy Lady Purple Haze

Foxy Lady              Puple Haze
TKCV-79053(VENUS)          TKCV-79055(VENUS)
Rec. March 19, 1994         Rec. March 20, 1994

Lonnie Smith(org) John Abercrombie(g) Marvin "Smitty" Smith(ds)

本作録音の前年にColtrane作品集として、同一メンバーにて"Afro Blue"(別頁あり)を録音
しているこのトリオだが、1年も経たない今回は、ロックの革命児 Jimi Hendrix へのトリ
ビュートアルバムである。
私的には、Abercrombie(B1944)の参加が購入のきっかけともなっているが、内容の方も
編成的に自然そうなってしまうが、Abercrombieのギターを前面に立てての展開で、彼の
普段とはひと味違った面も見る事ができるという点でも興味深いものとなっている。
当初、この企画も1枚の予定だったが、録音時のメンバーのノリも良く、自然発生的に湧き
出す音も予定より長いものになってしまったこともあり、2枚に分けてのリリースとなった
らしい。従って、収録曲もアルバムあたり4曲でいずれも長尺曲という内容になっている。

内容の方は、Jimi へのトリビュートアルバムということで、Jimi 縁のナンバーが多く
Abercrombieとしては、いつになくブルージィーな面を出したプレイが多くなっており、
その辺が本作の魅力ともなっているようだ。
ちょうどこの時期、Abercrombieは、他にもDan Wall, Jeff Palmerなど好んでOrganistと
の共演をしており本作も彼のそんな気持ちから実現したものらしい。
さて、このブルージィーという面だが、WallやPalmerとは違い黒人でもあるSmithのOrgan
は、元来、強烈な黒さを持っており、そのあたりもAbercrombieからブルージィーな面を引
き出した要因となっているのだろう。
しかしながらこのブルージィーという感覚もAbercrombieの場合は、一般のギタリストのそ
れとは、だいぶ違ったもので、露骨に前面に押し出してくるようなものではなく、奥に潜ん
だそのブルーの感性がジワーっと滲み出てくるような印象で、あくまでもクール、彼のギター
の魅力の核心となる部分はこの辺にあるのだろう。

さて、Lonnie Smith(B1943)ですが、リーダーとしてどちらかというとまとめ役という感じ
の役回りでdsのSmithとともにしっかりとしたグルーヴのベースを創り出しています。現在、
70に手が届くというぐらいの年令になりますが、近年では、コンテンポラリー系のギタリス
トJonathan Kreisbergとのアルバムリリースがあるなど、新しいものへの意欲も衰えていな
いようです。




JAZZ-organ 54 



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