前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 03 2011

Category: 未分類  

節電

今日は、病院へ行ってきましたが、現在の電力事情もあり、計画停電実施中ではなかった
のですが、節電ということで病院の待合室も照明を落とし、ごらんの通りでした。
考えてみれば、人は電気を使い過ぎる生活にあまりにも慣れてしまい、こうしてちょっと
電気が思うように使えなくなると全てが混乱してしまいます。
電気を極力使わなくて済むようなしくみとともに、発電源として限りある資源に頼らず
自然エネルギーを利用した効率良い発電システムの開発も求められます。
メーカーさんは、効率良く利益の上がる商品ばかりを一番に考えるのではなく、世の中に
とってプラスになるモノという観点からの商品開発が求められます。自社にとってではな
く、世の中にとって良い仕事ができる会社ほど、儲かるという仕組みができれば、我れ先に
世のため人のためにという流れができ、世の中まちがいなく良くなるのだが..........う~む?




夜の時間帯に計画停電になると、バッテリー駆動の非常灯のみ、街もごらんの通り真っ暗。
皆さん、夜遊びは控え、まっすぐ早めにお家に帰りましょう!
teiden-2.jpg

未分類-5

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Category: piano (第3期)  

About Stories / Michel Bisceglia

About Stories

Michel Bisceglia (p)
Randy Brecker (tp)
Bob Mintzer (ts, bass clarinet)
Werner Lauscher (b)
March Lehan (ds)
Recorded November 1997 PRO803-CD2(PROVA)

Michel Bisceglia(B1970)のデビューアルバム。'97年にBMGからリリース後、廃盤状態
が続いていたが、Biscegliaが権利を買い戻し、自身のPROVAレーベルより復刻となって
いる。全10曲中、5曲にBreckerとMintzerが参加、残りがトリオという内容。

ストレートアヘッドな典型的新主流派モーダルバップといった内容の快演が展開される。
メジャーデビュー盤ということもあり、気合いが入っているということもあるのか、今の
Biscegliaと比べると勢いを感じるプレイである。これは、BreckerとMintzerの参加も大い
に関係しており、特にBreckerのペットは、そのアグレッシブなプレイでこのグループに喝
を入れているようだ。
こうして、聴いてみると、確かに今のBicegliaに当時から多少の進化は、感じることは、で
きるものの、内省的傾向が進み、考え過ぎたプレイが感じられる現在の彼には無い、音楽の
明快さと、それに向かうエネルギーが感じられるのだ。繊細さを手に入れる一方で、失った
ものもあると思える現在の彼のプレイは、それが良かったのか悪かったのか、今後の彼を見
守ることにしよう。

Biscegliaについては、このブログでも下記関連記事(別頁)がありますので参考まで。
1.Diary / Cattleya
2.Nature Boy / Rony Verbiest

本作には、後に上記 "Diary" で再録されるT10 "Red Eye" が収録されており、この2つを聴き
比べてみるのもおもしろいだろう。この曲に関しては、後の2005年録音 "Diary/Cattleya" で
のプレイに進化の跡が見られ、Biscegliaの魅力が凝縮された一曲となっていると私的には考え
ている。

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Michel Bisceglia

Category: organ (第2期)  

Tribute to Jimi Hendrix / Lonnie Smith Trio

Foxy Lady Purple Haze

Foxy Lady              Puple Haze
TKCV-79053(VENUS)          TKCV-79055(VENUS)
Rec. March 19, 1994         Rec. March 20, 1994

Lonnie Smith(org) John Abercrombie(g) Marvin "Smitty" Smith(ds)

本作録音の前年にColtrane作品集として、同一メンバーにて"Afro Blue"(別頁あり)を録音
しているこのトリオだが、1年も経たない今回は、ロックの革命児 Jimi Hendrix へのトリ
ビュートアルバムである。
私的には、Abercrombie(B1944)の参加が購入のきっかけともなっているが、内容の方も
編成的に自然そうなってしまうが、Abercrombieのギターを前面に立てての展開で、彼の
普段とはひと味違った面も見る事ができるという点でも興味深いものとなっている。
当初、この企画も1枚の予定だったが、録音時のメンバーのノリも良く、自然発生的に湧き
出す音も予定より長いものになってしまったこともあり、2枚に分けてのリリースとなった
らしい。従って、収録曲もアルバムあたり4曲でいずれも長尺曲という内容になっている。

内容の方は、Jimi へのトリビュートアルバムということで、Jimi 縁のナンバーが多く
Abercrombieとしては、いつになくブルージィーな面を出したプレイが多くなっており、
その辺が本作の魅力ともなっているようだ。
ちょうどこの時期、Abercrombieは、他にもDan Wall, Jeff Palmerなど好んでOrganistと
の共演をしており本作も彼のそんな気持ちから実現したものらしい。
さて、このブルージィーという面だが、WallやPalmerとは違い黒人でもあるSmithのOrgan
は、元来、強烈な黒さを持っており、そのあたりもAbercrombieからブルージィーな面を引
き出した要因となっているのだろう。
しかしながらこのブルージィーという感覚もAbercrombieの場合は、一般のギタリストのそ
れとは、だいぶ違ったもので、露骨に前面に押し出してくるようなものではなく、奥に潜ん
だそのブルーの感性がジワーっと滲み出てくるような印象で、あくまでもクール、彼のギター
の魅力の核心となる部分はこの辺にあるのだろう。

さて、Lonnie Smith(B1943)ですが、リーダーとしてどちらかというとまとめ役という感じ
の役回りでdsのSmithとともにしっかりとしたグルーヴのベースを創り出しています。現在、
70に手が届くというぐらいの年令になりますが、近年では、コンテンポラリー系のギタリス
トJonathan Kreisbergとのアルバムリリースがあるなど、新しいものへの意欲も衰えていな
いようです。




JAZZ-organ 54 



Category: Gallery > CD Jacket  

Original CD Jacket 6

       Jimi Hendrix

       
    )この Original Jacketは、あくまで個人使用目的で作成したものです。
      商用への転用、転載等はご遠慮ください。
      ご理解のほど宜しくお願いいたします。

Gallery-CD Jacket-6

Category: oldies  

Are You Experienced / Jimi Hendrix

Are You Experienced





  Jimi Hendrix (g, voc)
  Noel Redding (b, voc)
  Mich Michell (ds)
  Recorded 1967


"Red House"

Bluesに取り憑かれた少年時代の1曲。
ロックでカテゴライズされることの多いJimi Hendrixだが、同時に天才的ブルース・マン
でもあった。その独創性、先進性に富んだ彼の表現するブルースは、多くの黒人ブルース
マンの中にあっても、とりわけ魅力的存在だった。
dirtyなブルースの世界に足を踏み入れてしまった少年時代に出会った Jimi のデビュー盤
"Are You Experienced"中の1曲 "Red House" は、40年以上前の録音、今聴いても全
く色褪せていない。

同時期に、ヤードバーズを経てクリームを結成したクラプトンがおり、スロー・ハンドの
異名をとる彼のギター・プレイは、当初、非常に魅力的に映ったが、聴き進めていくうちに
過去の黒人ブルース・マンのフレーズ、手クセ多用のストックフレーズの連発であることに
気づき、アドリヴの質に疑問を感じ離れる。
その点でJimiのBluesは、アイデア、オリジナリティー、テクニック...........どれもが群を抜
いたもので、先人の黒人ブルース・マンの残した成果に、独自のアイデアを加えたBluesは、
モダンで斬新な感覚に溢れていた。
過去、出会った天才と呼べる数少ないミュージシャンの1人だと今でも思っている。




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Jimi Hendrix

Category: guitar (第2期)  

John Scofield / Live 3 Ways

Live 3 Ways   1st Set)John Scofield(g) Don Pullen(org) Marvin "Smitty" Smith(ds)
  2nd Set)John Scofield(g) Dr. John(p)
  3rd Set)John Scofield(g) Joe Lovano(ts) Anthony Cox(b) John Reilly(ds)
  Recorded May 23, 1990
  DVD (BLUE NOTE)  
  
  1.Boliver Blues
  2.Charlie Chan
  3.Please Send Me Someone to Love
  4.My Babe
  5.Wabash 3
  6.Meant to Be
  7.Big Fan
  8.Keep in Mind
  9.Cissy Strut

トリオ、デュオ、クァルテットと3つの違うユニットによるNYチェルシースタジオで収録されたJohn Scofield(B1951)のLive DVD。当初はレーザーディスク
としてリリースされたものですが、時代も変わりあらためてDVDで再発されたものです。Don Pullenのオルガン入のユニットが魅力の一枚でもありました。

Scofieldの非常に勢いを感じる時代の録音ということで、内容充実の一枚です。私は、Jazzに入る以前、Blues にのめり込んでいましたので、Bluesのそれも
特にギターでの表現に関しては敏感になっているのですが、冒頭の1曲 "Boliver Blues" にはシビれるものがあります。
Bluesといっても、いわゆるBlues Guitaristのそれとは違い、彼のモダンな感性を通して表現される現代感覚に溢れたBluesは、90年録音ではありますが、
今聴いてもなお彼独自の新鮮なBluesの表現として受取れるものがあり、いわゆるJazzという括りの中でのギターによるBluesの表現としては、私のお気に入り
の1曲ともなっています。
T2 "Charlie Chan"では、一転して彼の独壇場とも言える疾走感溢れるソロが走り痛快です。Pullenのオルガンは、彼がピアノで見せる尖り感は、見られず
ちょっと物足りないものもありますが、安易にJimmy Smithのスタイルを追うわけでもなく、彼独自の形を持っていることは評価できると思います。また
彼の活動のメインはあくまでピアニストであり、オルガンに専念して取り組んでいればおもしろい存在になったとも思え、その早過ぎる死が残念です。
T3, T4はDr.JohnとのDuoで、南部臭プンプンの泥臭くファンキーなサウンド。このラフでダーティーな味わいのギターは、Scofieldならではのものがあります。
T5~9は、盟友Joe Lovanoのテナーを前面に立てて、力で押し切るような攻めのプレイを見せてくれます。

本作は、ほぼ20年前のものですが、あらためてこうして聴いてみると、John ScofieldというギタリストがJazz Guitarの歴史の中で残したものは大きく、その
特異なスタイルであるがために直接的フォロワーというよりも、間接的に次世代のJazz Guitar Sceneに与えた影響は大きなものがあったとつくづく感じさせ
られます。


               
               Someone at Sam Ash asked John Scofield to play a traditional blues, so he did.
               The guitar he is playing in the video is his own that he brought with him to the store.

JAZZ-guitar 20
John Scofield / Live 3 Ways

Category: organ (第2期)  

Looking Back / Dan Schwindt

Dan Schwindt-1 Dan Schwindt-2

Dan Schwindt (g)
Pat Bianchi (Hammond B3 Organ)
Chriss Lee (ds)
Recorded January 13-14, 2005 N.F.A. Studios, Denver, CO
001 (自主制作)

ギタリスト Dan Schwindt (ダン・シュウィント?)名義の自主制作盤ではありますが購入の
ターゲットはオルガンのPat Bianchi(パット・ビアンキ)。
Pat Bianchiは、以前から存在は知っていたのですが、私の求める感性の持ち主ではないで
あろうということでずっと手を出さないできたオルガニストでした。今回は若手のギタリス
トDan Schwindtのリーダー作でもあり、この初物ギタリストの確認、検証を兼ねて、遅れ
ばせながら手を出してみたといったところでしょうか。
内容は、全9曲Schwindtのオリジナル、自主制作盤でもあり勝負の姿勢が見えます。

さて、まずギターのSchwindtですが、感性としては今の感覚を漂わせるコンテンポラリー
系といった印象です。感性の質としては違いますが、エフェクトなど音使いの面、そして
フレーズなどに、ごく部分的ですが、明らかにScofieldの影を見ることができます。こうし
てScofieldを聴いて育ったと思われる次の世代のギタリストとの出会いに感慨深いものがあ
ります。
基本的にはScofieldのような重度の変態性はなく、私としては寂しいことではありますが、
もう少し真っ当な道を歩んでいくのではと思わせるギタリストです。
ただ、この辺の感性の表れ方も共演者に大きく左右される場合も多く、おそらくまだ若い
であろうSchwindtにとっては、進歩的コンセプトを持ったミュージシャンの中でもまれれ
ば、伸びる可能性を持った素材という印象で、次回作も聴いてみたいと思わせるものがあり
ます。

そしてPat Bianchiですが、出発点はJimmy Smithと思われる感性で、ちょうどJoey
DeFrancescoのようなといったらわかりやすいでしょうか。所々でSmithのキメのフレーズ
が出てしまうあたりも似たものががあります。30代と思われるBianchi ですが、Goldings,
Yahel, Versaceあたりと比べると現時点で先進性という面では希薄かといった印象で、メイ
ンストリームとコンテンポラリーの中間といったところでしょうか。
強い個性はあまり感じられないので、彼のめざしたい音楽がどの辺にあるのかわかりません
が、Schwindt同様、進歩的ミュージシャンとの交流がないと進化は期待できません。
テクニック面もしっかりしたベースはあり、可能性を十分残した年令でもあるので、期待し
たいところです。いずれにしても本作のみでは、わからない部分もあるので他盤もチェック
してみようと思います。

本作全体を見れば、コンテンポラリー系の感性のSchwindtとどちらかと言うとメインストリ
ーム寄りの感性のBianchiが、互いに引っ張られて全体としてその中間的サウンドが出来上が
ったという感じで、今の空気感を漂わせたオルガントリオ作として、十分楽しめる内容のある
盤として評価できるものとなっています。


Pat Bianchi-Take The Coltrane


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Dan Schwindt

Category: 未分類  

東北関東大震災 3

今回の地震発生から1週間が過ぎましたが、以前、膨大な数の行方不明となっている方の捜索
活動が続き、30万に近い過酷な環境の中での避難生活を強いられている人々がいます。
さらに原発という途方も無い大きな問題も抱えています。
しかし、そんな出口の見えないような厳しい状況の中にあっても、人々の悲しみ、絶望に満ち
た目も現状を打破するべく徐々に明日を見る活力が感じられる目になってきたと思えること、
何にも増してうれしくそして勇気づけられます。

我々戦後世代がかつて直面したことのないような今回の困難、しかしそういった負の要素が
大きいほどに、それに立ち向かう正の活力も大きく強くなるというのが自然の摂理というも
の。今回の困難もきっと乗り越えるでしょう。そう信じています。その時日本は、いままで
以上に強くなるでしょう。それが長期に渡り繰り返されてきた人類の歴史でもあるから。

希望の小さな、けれど強い光が見え始めた今、このブログも共に明日に向かって歩み始めよう
と思います。

このブログも、しばらく休んでしまいました。読者の皆様にはご迷惑おかけしましたことお
詫びいたします。
そして、この復興へと向かう流れに乗り遅れないようこのブログもそろそろ再開いたします。
よろしくおつきあいください。

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Category: 未分類  

東北地方太平洋沖地震 2

地震から3日が経過し、なお大きな余震も予想され、かつ交通網、電気供給、食料調達な
ど生活に大きく関わる部分でまだまだ大きな問題が山積しているという状況で、不自由な
生活を強いられている方も多いかとお察しいたします。

前回記事で津波による大きな被害の出た地域において安否のわからなかった友人とは昨日
やっと連絡がとれ、無事であることが確認でき、まずは心配が一つクリアーされ、一安心
といったところですが、あらためて無事であったこと報告させていただきますとともに
皆様にご心配おかけしてしまい大変申し訳なく思っております。

そして、このブログについてですが、今回の地震で多くの被害に遭われた方々の、まさに
その生死をかけた戦いが続いているという大変過酷な状況の中、言わば道楽ともいえる部
分を扱ったこのブログ、それはそれで単なる遊びの世界ではない真剣なものがあるのです
が、私自身、心情的に通常通りの更新を続けるにしのびません、従ってとりあえず現在の
窮状を脱し被災された多くの方々が、明日に向かって歩み始めたと私自身が思えるまで、
通常記事の更新を休ませていただきます。

まずは今、一人でも多くの方が助かってほしいと祈るばかりです。

未分類-3

Category: 未分類  

東北地方太平洋沖地震

余震も続き落ち着かないという中、皆さんご無事でしたでしょうか。
こんな状況ですので、今日は通常記事はありません。

今回の地震では、かつて経験したことのない揺れを体験しました。周りの物全てが激しく
揺れ、物が落ち出し始め、近くの机の下に逃げ込むしかないという状況でした。壊れた
物はありましたが、幸いケガもなく無事だったこと何よりも感謝です。
ちょうど前回記事で、最も激しい地震のあった仙台のJazz喫茶を扱ったばかりだったので、
びっくりです。
そして、津波による大きな被害が出ており200~300の遺体があるらしいとされ、まだその
全容もわかっていない、仙台若林区、心配なことにここに友人が住んでおり、いまだに連絡
とれません。ちょっと心配です。K.I君無事なら連絡ください。

食料調達、電気.................等、しばらく不自由な生活も予想されますが、前向きに乗り切り
ましょう。
被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます

未分類-2
Category: Gallery > Matchbox  

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                目の前のALTECのドデカいスピーカーが印象的な仙台の歴史あるJazz喫茶。
                当然、話声など通るはずもなく、リクエストは大声でマスターに耳打ちしたのを思い出す。
                あの人の良さそうなマスターは、今はどうしてるのか.....................。

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Category: piano (第3期)  

Words Beyond / Alon Nechushtan

Alon Nechustan-1 Alon Nechustan-2

Alon Nechushtan (p)
Francois Moutin (b)
Dan Weiss (ds)
Recorded April 12, 2010 at Acoustic Recording Studio, Brooklyn, NY
br024 (buckyball)

1.Muppet Shock
2.Different Kind of Morning
3.Sppinning the Clouds
4.Dr. Master Plan
5.Spring Soul Song
6.Secret Short / Short Secret
7.Entranced
8.Heartbreakthrough
9.The Traveler

Discographyなど過去の参加作などを見ると結構ダークなイメージのものに関わっている
ということで少なからず関心を持っていたピアニストのAlon Nechushtanですが、生ま
れ、生い立ちなど詳しい情報がなくよくわかりません(ユダヤ系?)。この素性がよくわか
らないというあたりにも、吸い寄せられてしまいます。
NY, ブルックリン系、アンダーグラウンド系の先進的多くのミュージシャンとの交流があ
ったようで、その辺の音楽性にも期待し、またFrancois Moutin(b), Dan Weiss (ds)とい
うメンバーにも大いにそそられての購入です。
内容は、全てNechushtanのオリジナルによる全9曲。

さて、一通り聴いてみると、Tzadikレーベルからのリリース歴もあることから予想そして
期待していたようなダークなイメージは無く、どちらかというと明るくカラッとしたもの
をイメージするようなサウンドです。その点では自分の指向とはちょっとズレがあり、ハ
ズしたかとも思ったのですが、ちょっと気になる曲などリピートしたり、あらためて聴い
てみると、2人の強力な共演者もあり、その全体としてのサウンドは、色彩感とともに動き
のある刺激に満ちたコンテンポラリー・サウンドを創出しており、そこで展開される多様
な要素からは、彼の幅広い音楽性も感じとれるのだ。
またそこには、現代を生きる他の多くの若手ピアニスト同様、かすかなキースの影も感じ
とれるのだが、他と違うのは、そこにこだわり引きずったものはなく、あくまで過去のス
テップでしかないものであり、自らの音を創り出す明確で強い意志が見えることであろう
か。実際、これまでの彼の音楽的体験他を通して、いろんなものを吸収してきたであろう
彼のピアノにはいろんな要素も感じつつも、それ以上に彼独自といっていいカラーを感じ
ることができるのだ。技術的にも左右両手のバランスの良さを感じるピアニストだという
印象を受ける彼のプレイである。
また、多くのピアニストが陥る、キレイにまとめよう、収めようという姿勢が見えないの
が潔い。T8 "Heartbreakthrough" ではリリシズム溢れた彼の一面も見せてくれるが、そ
こからは「見せかけの美」には、決して感じ得ない強い美を感じ取ることができる。
その終始攻めの姿勢の55分からは、可能性も見えてくる思いがする。

初物ピアニストということで、彼中心の記事になってしまいましたが、Moutin, Weissの
働きがあったればこその本作であり、ある意味、彼らの能力がNechushtanに潜む能力を
引き出した一枚とも言えるかもしれない。

JAZZ-piano 36 amazon quick link
Alon Nechushtan

Category: Other Instrument  

Polish Jazz を支えてきた面々

"DZIEŃ SZAKALA"



Fotorelacja z koncertu, zdjęcia: Krzysztof Wierzbowski i Bogdan Augustyniak. „Dzień Szakala" to prestiżowy koncert poświęcony jednemu z najwybitniejszych polskich muzyków jazzowych. To wydarzenie artystyczne o podwójnym charakterze. Z jednej strony wieczór prezentujący 40 lat aktywnej i twórczej pracy Tomasza Szukalskiego, z drugiej -- charytatywny koncert i licytacja, które mają wesprzeć materialnie Artystę, znajdującego się obecnie w bardzo trudnej sytuacji zdrowotnej. Warszawa. 21.11.2010

後半のBGMは、前々回の記事としたアルバム "Time Killers" からの1曲 "Double-B"です。

JAZZ-Other Indtrument 4

Category: vocal  

My Lullaby / Agnieszka Skrzypek

Agnieszka Skrzypek
  1.Two See a World
  2.Waltz for Debby
  3.I've Got the World on a String
  4.My Lullaby
  5. You and the Night and the Music
  6.I Put a Spell on You
  7.Never Said (Chab's Song) / Trust Me
  8,Still We Dream (Ugly Beauty)
  9.I Hear Music
  10. Polka Dots and Moonbeams

Agnieszka Skrzypek (voc)
Tomasz Szukalski (ts)
Michal Tokaj (p)
Darek Oleszkiewicz (b)
Lukasz Zyta (ds)
Recorded at M1 Studio, Warsaw, September 2-4, 2001
MW 737-2 (NOT TWO RECORDS)

前回、ポーランドのJazzをとりあげてみましたが、関連したものは続けた方が、記事とし
てわかりやすいだろうということで、急遽予定変更、今回もPolish Jazzでいってみます。
Agnieszka Skrzypek(B1976)はポーランドのヴォーカリスト。現在は、芸名であるAga
Zaryanという名前で活動しており、リリース当時購入した彼女のデビューアルバムである
本作もこの新しい名前でBlue Noteより最近再発されているようです。新名での新作
"Looking, Walking, Being" も本国ポーランドBlue Noteから2010年リリース済みです。
あまり情報の無いポーランドのVocalistというと、日本ではハデなジャケ写もあり、どう
してもAnna Maria Yopekあたりが真っ先に思い浮かぶという方が多いかと想像しますが、
本国ポーランドでは、人気、実力共にYopek以上という評価も多いようです。

さて、本作購入にあたっては、前回記事にてとりあげたTomasz Szukalski (ts)が参加と
いうことで、普段はこういったColtrane派のテナーが入ったヴォーカルアルバムに手を出
すことは、無いのですが、Szukalskiということで特別扱いの一枚です。

Darek Oleszkiewiczは、記事歴のある "Expectation / Los Angeles Jazz Ensemble"
(別頁あり)では、リーダー格としてすばらしいベースワークを見せてくれましたね。
近年は、同じくPeter Erskine, Alan Pasqua絡みのアルバムなどにも参加していますが、
本作の主人公Agnieszka嬢のライバルとも言えるYopek嬢のアルバムにも参加歴がある
など引く手数多の才能あるポーランドのベーシストです。

彼女のVocalは、一言で言うならハッタリの無い素直な印象とでも言ったらよいのでしょう
か。セミハスキーな声質でハデさはないのですが、ジワーッと染み込んでくるような旨さ
を持っています。感性の質としては、やはり東欧という風土もあるのでしょう明るくカラ
ッとしたテイストではなく、あくまで多少のダークな質感を含んだ叙情性といったものが
ベースとなっているようです。その辺もダーク指向の私にはマルです。
T10 "Polka Dots and Moonbeams"では、ヴォーカリストとしての力が、あからさまに
なってしまうベースとのデュオで、その能力の高さを見せてくれます。

先に、こういったタイプのテナーが入ったヴォーカル盤は避けるというようなことを書き
ましたが、それはテナーの存在感が強く出てしまい、ヴォーカルを殺してしまうというこ
とで、インスト物と違い、ヴォーカルにはノーマルなものを求めるという単に私の好みに
よるものなのですが、本作でも手抜きを知らないSzukalskiのテナーは、ソロになると俄然
前に出てその濃いプレイで光り輝き、その存在感を大いに見せてくれます。まあ、そこを
期待しての本盤購入でもあったわけですから、私としては満足といったところです。
Michal Tokaj(ミハウ・トカイ) のピアノも高いセンスを感じます。
そんな中ですが、全体としてヴォーカルアルバムとしてのバランスは、全く崩れておりま
せん。Agnieszkaのヴォーカルは、それに負けないだけの存在感を持っているということ
でしょう。

Aga Zaryan

 
 Aga Zaryan名での再発のジャケットはオシャレに模
 様替えした感があり、本作の内容を表しているもの
 ではなく、そのイメージに強い違和感を覚えます。
 この売り出し方を見るにつけ、彼女にとって良い方向
 に向かっているのか甚だ疑問です。
 Blue Noteのこのメジャーなカラーが裏目に出ないこ
 とを祈るばかりです。


"Throw it away" - Aga Zaryan live - 2010
Aga Zaryan(voc) Michal Tokaj(p) Michal Baranski(b) Lukasz Zyta(ds)
アルバム "Picking Up The Pieces" からのこの曲はAbbey Lincolnの手によるものですが、
Zaryanは、切々とした哀感溢れる彼女流の魅力的なナンバーとしています。中盤で見せる
本作にも参加のミハウ・トカイのソロは、もう涙ものです。


JAZZ-vocal 15
Aga Zaryan


Category: organ (第2期)  

Karolak-Szukalski-Bartkowski / Time Killers

Time Killers  Wojciech Karolak (org, synthsizer)
  Tomasz Szukalski (ts, bs)
  Czesaw "Maly" Bartkowski (ds)
  Recorded December 1984, Polish Radio, Warsaw (POL JAZZ CD 62)

  1.Anniversery Blue
  2.Double - B
  3.Gem
  4.State Train
  5.Trata - Tata
                   6.Pass into Silence
                   7.Time Killer

ポーランドのオルガン奏者 Wojciech Karolak(B1939) をターゲットとしての購入ではありますが、同じポーランドのsax奏者Tomasz Szukalski(B1947)の
参加も魅力の本作は、全てポーランドの3人の連名作となっている。

本作はシンセサイザーを大胆に取り入れた当時としては、非常に新しいサウンドでポーランドジャズシーンにおいては、80年代の重要な意味を持つ一枚として
評価されているようだ。
確かに私もこれだけシンセをふんだんに使っているJazzは、あまり聴いたことがことがない。シンセはソロにバックにフルに使われており、そのサウンドは、
時にはフルバンドが、時にはオーケストラがバックに控えているかのようなとてもトリオという小編成のバンドとは思えない全体としてスケールの大きな音楽
となっている。このサウンドの源ともなっているKarolakの手腕によるところ大というところだろう。
ただ、Karolakのオルガンソロ、キメのフレーズでJimmy Smithのフレーズが時々顔を出すのは、この新しいサウンドを目指した音楽のイメージの中で古さと
ともに違和感を感じてしまい、もったいない。多くのOrganistがこれをやらないとオルガンにならないという変な考え違いをしているようで、この悪しき習慣
は21世紀に入って10年を経た現在も度々耳にする。それだけJimmy Smithの影響力が大きいということでもあるのだろうが、この呪縛から抜け出さないと、
先には進めない。

さてColtrane直系とも言われるSzukalskiですが、本作録音時の30代後半では、単なるフォロワーの域は脱し独自のカラーを備えた才気に溢れたSax奏者という
印象を受けます。力強さと抜群の歌心を基本に持ち、若干のハードボイルド感とかなり自由な展開まで対応可能と思える先進性も見えてきます。
かなりヒートするタイプでグイグイ曲を盛り上げていく、そのあたりが彼の持ち味でしょうか。そんな彼のbsによる T6 "Pass into Silence"は、ヒートする気持
を抑え気味にクールに歌うBallad。都会の孤独感をイメージさせるような、かすかなハードボイルド感とともに哀愁漂うこの曲は、私のお気に入りのSax Ballad
の1曲ともなっています。


                 Live in Tygmont 2010
                 Jerek Smietana(g), Wojciech Karolak(org), Adam Czerwinski(ds)
                 行動を共にすることも多いポーランドのベテランギタリスト Jerek Smietana(B1951)
                 のグループでのKalolak。
                 

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7
9
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13
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16
17
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25
27
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