FC2ブログ

前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 07 2010

Category: sax (第2期)  

True Ballads / Archie Shepp

True Ballads

Archie Shepp (ts)
John Hicks (p)
George Mraz (b)
Idris Muhammd (ds)
Recorded December 7th, 1996 in New York.
 
Sheppは第1期sax期にも、フリー・ジャズの闘士として活動していたころのアルバムを
いろいろ聴いており、お気に入りのtenorマンでもあった。
90年代に入り再会したSheppは、だいぶ穏やかになった印象はあったが、以前、前衛scene
の真っただ中でやっていた頃から、時折こんな匂いは漂わせていたので、そんなに驚くこと
もなかった。また、そんな所があったからこそ、お気に入りのtenorマンであったと言える
かもしれない。

ねっとりするほどのアクの強い個性で、好みもはっきり分かれるSheppだが、Jazz Manたる
もの個性があってナンボの世界である。強い個性で敵が多いことは、りっぱなJazz Manの証
でもある。

ということで、第2期sax期に入り、数枚のShepp盤を聴いた後、たどり着いたのが本アルバム
です。ドスの効いた凄みすら感じるテナーの背後には、全編に渡り、絶えず深い哀感が流れて
おり、まずこれにヤラれます。tenor balladのアルバムとして陰影に富んだ誠に魅力ある一枚
になっています。私にとっては、まさに泣きの一枚です。控えめに寄り添うJohn Hicksの坦々
としたpianoもいいですね。
Sheppは、時折ハッタリをかますかのようにフリーキーなトーンを発しますが、この絶妙な
タイミングでハッタリをかまし、相手をダマらせるのも、Shepp一流の話術ということでしょ
う。ひたすら我が道を行く、One and Onlyの愛すべきtenorおやじです。

JAZZ-sax 9 amazon quick link
Archie Shepp

スポンサーサイト



1
3
4
6
7
8
9
11
12
14
15
17
18
19
20
22
23
26
27
28
30
> < 07