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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Sort by 07 2010

Category: piano (第3期)  

Island Sceneries / Troja



Peter Zihlmann (p)
Patrick Sommer (b)
Tobias Friedli (ds)
Recorded May 17 & 18, 2007 at DRS radio studio2 Zurich
200728-2 (Brambus)

Troja は2003年結成、ピアノのPeter Zihlmann(B1977)率いるグループ。活動の拠点は、
Zurich。
スイスというと、このブログでも以前取り上げた "Marc Perrenoud" や 自身の FM Trio
あるいは Jalazz での活動でおなじみの "Fabian Mueller" など小国ながらも以外と若手の
有能な Musician が多く活動している地域であり、また "Kind of Blue" など高品質の録音
としっかりしたポリシーを持つレーベルの存在する国として好印象を持っている。

さて本盤の内容だが、全てZihlmannの自作という全9曲。

ジャケットの寂しげな島の風景をイメージさせるような哀愁漂うピアノである。
ダークな方向に指向のある私にとっては、哀愁は嫌いではない。むしろ好みといっても
いいのだが、いたずらに物悲しげなメロディーで意図的に煽られると興ざめになってしまう。
安っぽい哀愁は苦手だ。
本作も多少その傾向があり、ギリギリのところで踏みとどまってくれたら、お気に入りの
一枚となっていたことだろうが、残念ながら私の感性では、ちょっとだけ過ぎてしまった
と思わせるところがあるようだ。
このある一線を境にギリギリのところで勝負するという、生死がはっきりする生き方は
ある意味清いし、決まれば、その美も特別な輝きを持ったものになる。
今回は Zihlmann もそのカケにちょっとだけ失敗してしまったと私的には、受取りましたが、
決して悲観することはない。
本作録音時30才という年令を考えれば、意欲を持ってチャレンジし続ければ、きっといい
結果がついてくると思う。
メロディーの美しさを大切にしたいという意志が見える彼のピアノは暗い感性が持ち味だが
その未来は明るいものがある。

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Troja

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