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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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Category: vocal  

Sarah Partridge / Blame It on My Youth

S Partridge  Sarah Partridge (voc)
  1, 2, 4, 5, 6, 10, 12)Daniel May(p)  BenjaminMay (b) John Merola(ds)
  3, 8)Tony Monte(p) Frank Wess(sax, fl) Bucky Pizzarelli(g) Gene Bertoncini(g) Karl Schloz(g)
     Mark Josefsberg(vib) Linc Milliman(b) Terry Clarke(ds) Rich Derosa(ds)
  9, 11)Larry Ham(p) Fred Hunter(b) Sherrie Maricle(ds)
  7, 14)Allen Farnham(keyboards)

  Recorded 2002 and 2003 at Band-Ade Studios, Long Beach, California.
  NHCD092 (Nagel Heyer Records) 2003

                    01. You Turned the Tables on Me
                    02. Almost Like being in Love
                    03. Everyday I have the Blues
                    04. Haunted Heart
                    05. How Long has this been Going on
                    06. I've Got the World on a String
                    07. Blame it on My Youth
                    08. No More Blues
                    09. Just One of thoes Things
                    10. Detour Ahead
                    11. All the Things You are
                    12. This Can't be Love
                    13. Cheek to Cheek
                    14. Come Rain or Come Shine

幼年期をボストンで過ごし、アラバマの高校に通い、ノースウェスタン大学の演劇科の学生だったという彼女が、Jazz Vocalistとしてのキャリアをスタート
するきっかけは、カラオケだったらしい。
歌に若干の経験の浅さといった部分は感じるものの、クセの無い素直さと、特に豊かな中音域を持つ声質は魅力的で、途上である分、今後の伸びしろも十分
感じられる内容となっている。

特に T2 "Almost Like being in Love" は、お気に入りとなり高頻度でお世話になったという一曲。1曲でそのアルバムの私的価値が決まることがあるが、
私にとっては、まさにそんな感じの典型的1曲聴きアルバムである。
白人女性Jazz Vocalistとしては、取り上げるのもめずらしいT3 "Everyday I have the Blues" では、本格的ブルースも歌いこなすなど、
近年多いオシャレ系路線のVocalistとは、違う方向性を持った面も見せてくれる。

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Sarah Partridge

Category: vocal  

Susan Tobocman / Watercolor Dream

Water Color Dream  Susan Tobocman (v)
  Peter Mihelich (p, rhodes)
  Paul Gill (b)
  Mark Taylr (ds)
  Dan Converse (g)
  Jim Rotondi (tp)
  Steve Davis (tb)
  Mila Schiavo (perc)

  Recorded July 1998.
  Susan Tobocman (1998)

                     01. The Ruby and the Pearl
                     02. Watercolor Dream
                     03. Lazy Afternoon
                     04. Close Your Eyes
                     05. Peel Ne a Grape
                     06. Besame Mucho
                     07. Feel Like Makin' Love
                     08. I Never Meant to Dream of You
                     09. Again It's Spring
                     10. I Don't Think of Him Anymore
                     11. He's Out of My Life
                     12. Close to You

先に "Live in Detroit with The Cliff Monear Trio" で記事歴のあるSusan Tobocmanですが、本作はそれに先立つこと13年ほど前の録音になる、
彼女のデビューアルバム(?)になるのでしょうか。
私は、最新録音の前述盤から聴いて、過去をたどって本作という順序になりましたが、本作はCap Recordsからリリースされ、その後長らく入手しずらい
状況が続き、現在はMP3DLのみという状況でしたが、しばらく前に寺島レコードから本作にポーナス曲が追加されてCD化されたものが出たようです。
しかし、CDでの入手したいのは山々ですが、オマケつけられても、どうも寺島レコードには手が伸びず、DL入手を選択しました。異例です。

さて内容の方は、DL購入なので詳しい情報はなくはっきりしたことはわかりませんが、スタンダード中心という構成ながら、彼女のオリジナルもいくつか
入っていると思われます。編成についても、前述の最新作ではピアノトリオをバックに置いてましたが、本作では、基本のピアノトリオに曲によりギター、
トランペット、トロンボーンなどが入り、変化をつけるなどアルバムとしても充実したものとなっているが、彼女は歌手としてばかりでなく、作詞、作曲、
編曲などもこなすという情報はあるので、おそらく本作も、その辺、彼女が大きく関わっているものと思われます。
前述作からは13年前ということで、声そのものは若干、若さがあるようにも感じるのだが、上手さはこの頃から備えていたようで、年令などの情報もなく
わかりませんが、本作時点で成熟した完成された歌手といったものを感じます。
これも全くの好みの世界ですが、声質自体の魅力は、13年前も全く変わらない。


             
             Featuring Cliff Monear on piano, Jeff Pedraz on bass, and Ari Hoenig on drums.
             Recorded live at Metropolitan Room in New York City on June 21st, 2013.
             Ari Hoenig がこんなところにも顔を出しているんだねぇ!
             叩くのが、とにかく好きといった感じ..........彼の原点なんだろうねぇ!

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Susan Tobocman


Category: vocal  

Susan Tobocman / Live in Detroit with The Cliff Monear Trio

Live in Detroit Susan Tobocman (vo)
 Cliff Monear (p)
 Paul Keller (b)
 Scott Kretzer (ds)

 Recorded at the Steinway Jazz Cafe in Detroit, MI on October 26th, 2011.
 Susan Tobocman 2012

 01. How Deep is the Ocean
 02. I Never Meant to Dream of You
 03. When Lights are Low
                    04. I Got Lost in His Arms
                    05. Leaves of Absence
                    06. Wild is the Wind
                    07. I Love being Here with You
                    08. Nice and Easy
                    09. Where Do You Start ?
                    10. I Don't Think of Him Anymore
                    11.Make Someone Happy
                    12. Besame Mucho
                    13. Again It's Spring
                    14. It's Alright with Me

以前も書いたような気もするが、私がヴォーカルに求めるものは、勿論同じ音楽としてつながる部分もあるのだが。基本的にインストものとは全く違うもの
のようだ。その辺のところはまだ自分でもよく分析できていないところなのだが、インストものには、スタイルとして常に新しいものを求める傾向があるた
め、自然、コンテンポラリー系あるいはフリー系、多種要素が混ざったものなどが多くなるのだが、この同じ方向性をヴォーカルにも求めていくと、私的に
は、非常に味気ないものになってしまうのだ。
従って、インストものには、結構アブノーマルな世界にも好んで入り込む私ですが、ヴォーカルは、至ってノーマルなものを求める傾向があるのです。しか
し、これをもって2面性がある、あるいは2重人格、ダブルスタンダード..........などと言えるものなのか、自分でもよくわからない部分なのである。
といったことは、後から考えればといったことであり、どうでもよいようなことなのだ。要は自分の感性の向くままに求めた結果がこれ、今後も感性の自由
度は維持しつつ、素直に音を求めていきたいと思っている。

さて、ということでこの Susan Tobocman、普段聴いているインストものとは、全く別世界のもの、至ってノーマルです。ほとんどよく知っているという
おなじみのスタンダードを中心に、すべてが極普通を思わせるつくり。その普通の中に潜んだ、ちょっと普通じゃない部分、つまりクセを含めた声質あたり
に波長が合い反応するものがあると感じられるのである。全てはそのあたりの微妙な塩梅なのだが、それだけにヴォーカルというのは、好みで好き嫌いが
大きく分かれる分野なのかもしれない。低音部の極わずかにハスキーぎみの太い声質と伸びの良い高音部、微妙なところだがツボだ。
今の空気感はあっても、決して先端を感じさせるような音はどこにもなく、このあくまで普通の中に、普段インストもので聴いているようなコンポラ系の
尖った感性のピアノのソロでも入ったら、この世界は壊れてしまうだろう。
やはり、ヴォーカルを聴く時とインストものを聴く時とでは、私の中で切替スイッチが働くようである。

昔、映画音楽に関わった方は、Dimitri Tiomkin(ディミトリ・ティオムキン)という名前は、よくご存知だと思うが、その彼の曲t6 "Wild is the Wind"
が入っているのもうれしい。しっとりとバラードでキメてます。
残念ながら本作は、現在DL販売のみで、CDなどメディアしかダメという方は、ガマンするしかないようです。私は、ガマンがきかず手を出した。


              
              A Composition by Susan Tobocman
              An October 26, 2011 - concert performance at The Steinway Jazz Cafe, Detroit, MI
              Artists: Susan Tobocman(vo) / Cliff Monear(p) / Paul Keller(b) / Scott Kretzer(ds)

JAZZ-vocal 37

Category: vocal  

Ariel Pocock / Touchstone

Ariel Pocock  Ariel Pocock (p, pump organ. voc)
  Larry Grenadier (b)
  Julian Lage (g)
  Eric Harland (ds, perc)
  Seamus Brake (ts)

  AS0122 (artistShare) 2013

  01. Exactry Like You
  02. Devil May Care
                     03. Real Emotional Girl
                     04. Barrel Roll
                     05. Country
                     06. GYou Can Close Your Eyes
                     07. Ugly Beauty/Still We Dream
                     08. All The Things You are
                     09. When I Fall in Love
                     10. Rainbow Sleeves
                     11. Mother Stands for Comfort
                     12. Touchstone

過去の経験から、豪華メンバーがバックをつとめるヴォーカルアルバムは、結構ハズすことも多いことは、よ〜くわかってはいるのだが、何せこのメンバー、
過去の失敗はどこへやら、良いイメージのみを頭に、ついつい手を出してしまいました。

冒頭の1曲目、HarlandのドラムスのみをバックにArielのヴォーカルが、冴えを見せます。スキャットもイケてる。
t2 "Devil May Care"は、ヴーカルではおなじみのナンバー、速い展開でストレートに押すAriel、続くSemusのテナーもノリノリで、まずまず。
t3 "Real Emotional Girl" はスローナンバー、Arielのヴォーカル、続くSeamusのテナーも歌心に溢れイイ感じ。

4曲目は、ヴォーカルなしのインスト曲になり、どうもこのあたりから雲行きがおかしくなってきたと感じていたら、5曲がインスト曲ということで、純ヴォ
ーカル・アルバムとは言えない内容にハズシ感が漂う。それでもそのインスト曲が、魅力あるものであれば何の問題もないのだが、このメンバーを従えての
ピアノにしては、技術面は別として、その似つかわしくないテイストにハズシ感も倍増。

しかもこのインスト曲の一部を含め残りのヴォーカルナンバーのいくつかにほのかに漂う、私が苦手としているカントリーフレーバーにハズシた感はMAXに
という展開。

まあ、過去の経験から学習してそれを十分生かせなかった自分に原因があること、それは重々わかっているのだが、売る側の姿勢にも疑問が残る。
まず、外観からは半分近くインストナンバーが占めているとは判断できない、どう見てもヴォーカルアルバムだ。買う側にとってみれば、ヴォーカルアルバ
ムであるか否かは、購入か否かの判断に大きくかかわるところだ。Ariel Pocockのピアノアルバムを買いたいとは、端から思っていない。ピアノ、ヴォーカ
ルが半々であるなら、それが買い手にもはっきりわかるような表記をしておくべきだ。商品内容を明記する、それが売り手としての責任というものだろう。
新人にしては、客引きともとれる豪華なバック、それがちゃんと機能していればともかく、内容的には、Harlandが叩く必要あるの?、Lageが弾く必要ある
の?、Grenadierのベースである必要あるの?...............といった展開に微妙に違和感が残るのだ。
アルバムのコンセプト面でも疑問が残る。
3曲目あたりまでのストレート感、インストものなどにみられる旧態依然とした掴みどころの無さ、その他の曲にみられるカントリー臭など、アルバム通し
て一貫したものが感じられずバラバラな印象を与えてしまうのは、デビュー作であったArielにとっては、極めてマイナスであったと思う。
冒頭の2〜3曲を聴いても、能力的に決して低いArielではない、むしろ高いと思う。彼女にとっては、今後を左右する大きな意味を持つ折角のデビュー盤、
演じた彼女にも勿論責任はあるのだが、何せ新人のデビュー盤ともなれば、プロデュース担当の責任は極めて大きい。中ジャケには、メンバー名や曲名以上
に何よりも大きくプロデュース担当名が印刷されているのであればなおさらだ。
こういった手法を良しとするこのArtistShareなるレーベルには、不信感とまでは言わないが、その音楽のつくり手としての姿勢に少なからず疑問も残る。
そういえば、"Kurt Rosenwinkel Group / The Remedy" も同レーベルで、リリース当初から流通の問題もあり、多くのKurtファンをイライラさせていた
のを思い出す。
ジャケット内にレーベル関係者が記してあったが、その中に "Pocock" という名字が3名入っており、ポピュラーな名前でもないので、このArielも何らかの
関係があるのかもしれない。

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Ariel Pocock

Category: vocal  

Patricia Barber / Companion

  Patricia Barber (p, voc, Hammond B3)
  Michael Arnopol (b)
  John McLean (g)
  Eric Montzka (ds, perc)
  Ruben P. Alvarez (perc)
  Jason Narducy (voc - 5)

  Recorded live at The Green Mill, Uptown Chicago July 17-19, 1999
  (Premonition 22963)

  1. The Beat Goes On
                     2. Use Me
                     3. Like JT
                     4. Let It Rain
                     5. Touch of Trash
                     6. If This Isn't Jazz
                     7. Black Magic Woman
                     8. You are My Sunshne

89年、アルバム "Split" でデビユーしたシカゴを本拠地として活動するPatricia Barberの5作目は、地元シカゴのGreen Millでのライブ作。
低域に特徴のある声質と囁くような歌い方で特異なムードを醸し出す彼女の音楽は、本作でも色濃く見られる。
そんな彼女の特異性は、選曲にも強く現れており、自身の4曲以外にJazzでは、ほとんどとりあげる人もいないSonny Bonoの "The Beat Goes On" や
Santanaで大ヒットした Fleetwood MacのPeter Green曲 "Black Magic Woman" など、ロックあるいはブルースとのつながりも感じられる選曲は、彼女
の個性でもある。
本作では、ピアノ以外にもハモンドも扱っており、全編にわたり彼女の色でもある、ダーク、ミステリアスな霧が立ちこめ視界が悪く薄暗い世界を創り出し
ているその音楽には、彼女の強い意志と姿勢が強く感じられる。
吐き捨てるように軽くシャウトする t1 "The Beat Goes On" などの表現には、ブルースと縁の深いシカゴで生まれ育った彼女が自然に身につけた感覚なの
かもしれない。
t3 "Like JT" には、Jacky Terrasnのピアノが見え隠れする。

ピアノが本職でハモンドは、十分使いこなせていない感もあるが、この感性を持った彼女であれば、ハモンドの場数を踏めば、おそらくいい味を出せるハモ
ンド奏者になることは間違いないだろう。


             
             PATRICIA BARBER - "The Beat Goes On" y "Black Magic Woman".

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Patricia Barber

Category: vocal  

Patricia Barber / Nightclub

  Patricia Barber (voc, p)
  Michael Arnopol (b - 5, 9, 10)
  Adam Cruz (ds - 4, 5, 6, 9, 10, 11)
  Charlie Hunter (8 string guitar - 4, 6, 11)
  Marc Johnson (b - 1, 2, 3, 7, 8)
  Adam Nussbaum (ds - 1, 2, 3, 7, 8)

  Recorded at Chicago Recording Company, Studio 4, May 15-19, 2000.
  (Capitol 7143 5 27290 2 9)

                    01. Bye Bye Blackbird
                    02. Invitation
                    03. Yesterdays
                    04. Just for a Thrill
                    05. You Don't Know Me
                    06. Alfie
                    07. Autumn Leaves
                    08. Summer Samba
                    09. All Or Nothing at All
                    10. So In Love
                    11. A Man & A Woman
                    12. I Fall In Love Too Easily

シカゴを中心に活動しているキャリアも豊富なピアニスト & ヴオーカリスト Patricia Barberのスタンダードを中心とした彼女の6作目。
ヴォーカルに和みや癒しといったソフトで優しい感覚のものを求める方には、甚だ不向きな盤かもしれない。スタンダード中心の選曲にそういったものを予
想するが、内容はそういった一般的なスタンダード集ではない。
声量豊かな美声というタイプではなく、多少低めの声質と囁くようなスタイルのヴォーカルは、ピリピリするようなシリアス感とともにダークなミステリア
スさが、絶えずつきまとう。
間で時折入るビアノのソロも歌と同様、気の入った一音には、妙に説得力がある。歌もピアノも決してテクニシャンタイプではないが、最も大事な部分は、
やはりこの部分だろう。そんなことをつくづく感じさせられる彼女のパフォーマンスである。

そんな彼女のコンセプトは、バックの人選にも表れているような気がする。
ヴォーカルに絡むMarc Johnsonのベースや、あまりこういったシチュエーションではお目にかかることのないベースも兼ねる8弦ギターの使い手としても知
られるCharlie Hunterの乾いたタッチのギターがいい味を出しており、他の一般的女性ジャズヴォーカルとは、違った世界を創り出している。


             

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Patricia Barber

Category: vocal  

Andrea Mann / Photograph

Andrea Mann  Andrea Mann (vocals)
  Martin Pickett (piano - except tracks 2 & 9)
  Paul Jefferies (bass)
  Ben Twyford (drums)
  Nigel Price (guitar)
  Barry Green (piano - tracks 2 & 9)

  自主制作 (2009)

  01. Every Night (Paul McCartney)
  02. Travelin' Light (Jimmy Trundy/Trummy Young/Johnny Mercer)
  03. East Of The Sun (Brooks Bowman)
  04. Scotch And Soda (Dave Guard)
  05. Love, Look Away (Richard Rodgers/Oscar Hammerstein II)
                          06. All I Do (Stevie Wonder/Clarence Paul/Morris Broadnax)
                          07. Sparks (Guy Berryman/Jon Buckland/Will Champion/Chris Martin)
                          08. Yosemite (Andrea Mann)
                          09. All The Way / Come Rain Or Come Shine
                           (James Van Heusen/Sammy Cahn; Harold Arlen/Johnny Mercer)
                          10. Photograph (Antonio Carlos Jobim/Ray Gilbert)


ロンドンをホームグラウンとして活動するイギリスの歌手 Andrea Mannの自主制作デビュー盤。
彼女は、本作ではヴォーカルに専念しているが、普段はピアノも弾くし、またライターとしての顔も持っているようで、なかなか多才な人である。

自身のオリジナル1曲を含めて、マッカートニーやS.ワンダーなどのポップチューンからスタンダード、ジョビンに至るまで幅広い選曲の全10曲という内容
だが、通して聴いてみるとBallad集と言ってもいいほどスローが目立つ内容となっており、ボッサあるいはミディアムな展開のものまで気分はBalladといった
感じだ。スローで統一すること自体、それはそれでいいのだが、その中で変化をつけるなど、選曲で見せた幅広さを表現面にも発揮してほしかったというのが
一聴しての印象である。
そんな不満はあるものの、これがデビュー作の新人であることを考えればまずまずの内容ではないだろうか。中域から低域にかけたやや低めのスモーキーな
声質に特徴があり、腰の据わった歌いっぷりは、新人離れしたものもあるが、何よりもスローな展開でありながらも、このベタつきのないクールでモダンな
タッチでサラリとかわしているあたりにこのヴォーカルのセンスが感じとれる。

クールで抑えたアルバム・アート・ワークもお見事!

JAZZ-vocal 33

Category: vocal  

Jane Monheit in Concert(Taking a Chance on Love)

Jane Monheit  Jane Monheit (voc)
  Michael Kanan (p)
  Orlando Le Fleming (b)
  Rick Montalbano (ds)
  Miles Okazaki (g)
  guest
  Dori Caymmi (g-07)

  Recorded live in Concert at the 2004 Brecon International Jazz Festival in Brecon, Wales.
  SVD 59847 (SONY BMG MUSIC) 2005

  01. Honeysuckle Rose
  02. In the Still of the Night
  03. I Should Care
  04. Why Can't You Behave?
  05. Bill
  06. I Won't Dance
                      07. Embraceable You
                      08. Do I Love You?
                      09. Too Late Now
                      10. Dancing in the Dark
                      11. Taking a Chance on Love
                      12. The Waters of March

しばらく放置してあったJane MonheitのDVDですが、最近何かと気にはなっていたMiles Okazaki、当時は無名だったこともあり、参加していることも気
づかなかったのですが、最近それに気づき、久しぶりのMonheitと合わせチェックしてみました。

右端にダークスーツにキッチリとネクタイのOkazakiを確認(笑)。中央付近にはLe Flemingもいます。Jane Monheitの歌伴を仰せつかったということで、
現在の彼の音楽状況とは、全く別の世界での彼、そんな中で、いったいどんなプレイ状態なのか、これはこれで非常に興味のあるところです。

まずJaneのヴォーカルですが、こうしてあらためて聴くと非常に上手い歌手ですね。ミディアムでのスウィング感、バラードでのナイーヴな表現力、メロデ
ィのフェイクのセンス.............などなど、これは現在の正統派と呼べる歌手の中でもトップクラスに入るレベルだと思うのですが、この欠点らしい欠点が
見当たらず、クセが無く素直といったあたりが、素直でない私のストライクゾーンからボール半個分ぐらい外してしまっているのかといった感じ。こうして
久しぶりに聴いてみると、結局その辺の微妙なところが、長い間、放置してしまった原因なのかもしれない。
ヴォーカルは、私にとっては、声質、クセ(個性)あたりが結構高いウェイトを占め、上手い、ヘタではなく、まずはその辺が好みの範疇に入っているかで、
振り分けられるようだ。
とは言いつつも、このJane Monheit、なかなかいい歌手であることは間違いない。評価を問われれば、Aと答えるでしょう。常々言ってることだが、単純
に好き嫌いの好みと評価は別だ。ただ、ひたすら自分の楽しみを追う道楽となれば、世間の評価は全く関係なく、自分の好き嫌いが全てであることは言うま
でもない。
メンバーの先頭に立って引っ張っていかなければならないヴォーカリストとしては、勝ち気で姉御肌の性格もよろしいようです。

さて、Miles Okazakiですが、現在の彼からは、想像しがたいほどの別人のプレイを見せておりますが、正統派ヴォーカルのコンサートですから当然のこと
です。彼本来のスタイルでやったら、コンサートぶち壊してしまいますから。
こういった状況下でもきっちりストレートにこなせる対応力を見せてもらい、基本がしっかりあっての今ということで、ある意味、納得のDVDでしたが、
当時は感じなかったものの、Miles Okazakiの現在を知った上で、こうしてあらためて見ると多少の違和感があるのも事実でした。

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Jane Monheit

Category: vocal  

You Are So Beautiful / Katrine Madsen

  Katrine Madsen (voc)
  Svante Thuresson (voc - 3, 7)
  Carsten Dahl (p)
  Jesper Bodilsen (b)
  Ed Thigpen (ds)

  Recorded Dec. 14 - 17, 1998 at Sun Studios, Copenhagen.
  (MUSIC MECCA CD 2088-2)

  01.Early In Autumn
                     02.You Are So Beautiful To Me
                     03.When Nightbirds Sing
                     04.You Must Believe In Spring
                     05.They Cant Take That Away From Me
                     06.I Lost Myself To You
                     07.Let There Be Love
                     08.Shadow Woman
                     09.Isnt It A Pity
                     10.Let Me Love You
                     11.Speak Low
                     12.Everything Must Change

デンマークの歌手 Katrine Madsenの通算3作目(?)となるアルバム。
Jazzに関しては、ずっとインスト物を中心に聴いてきた私がVocalに手を出すようになったのは遅く、たしか世紀の変わり目ぐらいであったろうか。なので
キャリアは、10年余りと浅い。えっ、なぜ、それまで聴かなかったのかって、、、、、、話がめんどうになるので省略しますが、硬派Jazzファンにとって、
ある意味、敷居の高いエリアだったということにしておきましょう。

このアルバムとの出会いも、Vocalに手を出すようになって間もないころでしたが、それまでインスト物に関して購入のキメ手としていたのは、基本的に試
聴はせず、過去の経験と勘によるもので、その博打買いを無上の楽しみとしてきたわけですが、Vocalにおいてもしかり、本作においても、バックメンバー
は、いずれもよく知っているメンバーながら、主役のMadsenは、全く知らない人ということで、キメ手としたのは、モノクロのジャケットのイメージ、そ
こにシットリとしたカゲのあるVocalをイメージしてのお買い上げとなったしだいです。

第一印象がその後の関係に大きく関わるという私にとって、入手時の一発目の音出しで、中に入ってたデュエットがどうも馴染めず、そこんところが強く負
の印象として残ってしまい、結果的にその後、長期に渡り放置することになってしまったのは、誠に不運な出会いだったと言えるでしょうか。
結局その後おそらく2〜3年は、全く手にとることもなかったというよりは、あることすら忘れていたというこの盤でしたが、何かのきっかけでその存在に
気づき、久しぶりに聴くその声は、なんと魅力に溢れているのでしょうか。その間わずか2〜3年、Vocal物に対する己の受け取り方の変化とともに、その感
性も確実に変化してきたことを実感したのです。
初聴きで負の要素と感じていた独特のクセは、逆にプラスの要素と感じられ、ハスキーぎみでねっとりするようなコク旨系の歌いっぷりは、なるほど、出会
った頃のVocal初心者であった私には、甚だ不向きな盤だったのかもしれない。
そんな不運とも言える出会いを経てきたこの盤ですが、現在はお気に入りの1枚となっているのは、言うまでもありません。

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Katrine Madsen

Category: vocal  

Sarah Collyer / Yesterday's Blues

Sarah Collyer-1
  
  Sarah Collyer (vo)       01. Call Me
  Peta Wilson (p)         02. Yesterday's Blues
  Stewart Barry (b)        03. Beautiful Love
  Trent Bryson-Dean (ds)     04. Summer Days
                  05. Waiting for You
  自主制作 2012         06. Alright
                  07. Dumb Things
                  08. Silent Falls the Rain
                  09. In the Wee Small Hours of the Morning

Sarah Collyer-2
  今回が初めての購入となるオーストラリアのヴォーカリストSarah Collyerのデビュー作"This Way" に続くセル  フプロデュースによる2作目。

  試聴などによる情報なしの博打買いを基本とする私が、今回、買いのキメ手としたのは、モノクロのジャケット。

  耳ざわりの良いちょっと低めの声質がアダルトな雰囲気でなかなか魅力的な歌手である。端々に程良いブルージー
  さを漂わせながらも、やはり現代の歌手、それが旧王道系の色にならず、あくまで今の空気感を感じさせるあたり
  が彼女の感性なのでしょう。
  ヴォーカルには、インストものに求めるものと全く違い、ノーマル、ナチュラルなものを求める私には、基本であ
  る声そのものの魅力とナチュラルにスウィングするスタイルの彼女のヴォーカルは、まさにその範疇に入るのだ
  が、普通がいいといっても、やはりどこかに普通でない部分がないと...................................
  私にとってヴォーカルは、癖を含めたそのあたりの微妙な差が、単なるBGMになってしまうか否かの分かれ目と言
  ってよいのだろうか。
  ルックス良し、声良し、支えるバックも特に問題なし、歌もこれといってまずいところはないのだが、そこに特別
  惹き付けられる突出したようなところが一つでもあれば...................惜しい。
  ヴォーカルは特に、ほんのちょっとした差が、私の中での合否を分けてしまうようだ。

  不覚にも、そのクールなジャケットに当方のクールな判断にも狂いが生じたようだ。今回記事は、不本意(?)なが
  らビジュアルで勝負!(苦笑)。


追記)2作目となる本作で自主制作にせざるを得ないという状況、このあたりに当方の冷静な判断ができていなかったようだ。反省!

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Sarah Collyer

Category: vocal  

Jim Tomlinson featuring Stacey Kent / The Lyric

The Lyric-1 The Lyric-2

01. Manha De Carnival
02. Corcovado
03. I've Grown Accustomed to His Face
04. If I were a Bell
05. I got Lost in His Arms
06. What are You Doing the Rest of Your Life
07. Cockeyed Optimist
08. My Heart Belongs to Daddy
09. The Surrey with the Fringe on Top
10. Outra Vez
11. Jardin D'Hiver
12. Something Happens to Me
13. Stardust

Jim Tomlinson (ts, perc)
David Newton (p)
Dave Chamberlain (b)
Matt Skelton (ds)
Stacey Kent (voc - except 1 & 10 and whistling 11)
Recorded at Curtis Schwartz Studio, ardingly, 9th & 10th Augusye 2005
(O+ music) 2005

一応 Jim Tomlinson名義のアルバムには、なっているが、ほとんどに実生活のパー
トナーでもある Stacey Kent(B1968)がヴォーカル参加しており、購入のターゲッ
トもStacey。

これまで、ほとんど聴いてきているというStaceyだが、彼女のアルバムは、あまり
当たりはずれがなく、そういう意味ではあまり波がなく、常に一定以上のレベルの
力を出せるタイプと言えるのでしょうか。
逆に言えば、時に120点のパフォーマンスが飛び出すといった意外性はなく、安定
感があり安心して聴ける反面、多少の物足りなさも残るといったところもあるかも
しれませんね。
特別お気に入りで買った高価な食器は、使用にあたって、いろいろ気も使ってしま
いますが、そこそこ気に入って買ったリーズナブルな食器は、あまり気を使うこと
もなく、そういった意味では、意外と使いやすく、普段の生活の中に入り込み、
使っているうちに、愛着もわき、いつのまにかお気に入りにもなってしまうといっ
たこともあります。
変な例えで、Staceyには悪いが、言ってみれば彼女のヴォーカルの位置づけは、私
にとっては、そんな感じなのかもしれない。

決して特別な存在ではないが、無くてはならない存在、深いね〜!

ベストトラックは、ルグランの曲 "What are You Doing the Rest of Your Life"
染みます。





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Stacey Kent

Category: vocal  

Sinne, Sinne, Sinne,

前回、Live情報として話題にしたSinne Eegですが、
ついでに今回もSinne, Sinne, Sinne, の3連発!


珍しいGeorge ColliganとのDuoムービーを見っけました。
Colliganクラスのピアニストを相手にして、Sinneのノリもイイようです。





スキャットもイケてるw!






最後はビッグバンドをバックにしっとりとSinneの哀愁漂うオリジナル "Silence"、イイよ!





Duoで、ビッグバンドで多彩な表情を見せてくれるSinneですが、デビュー当時から
振り返ってみれば、ここ数年、一段と成長したようで、よかった、よかった。

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Category: vocal  

Diana Krall / Love Scenes

Love Scenes





  Diana Krall (vo, p)
  Russell Malone (g)
  Christian McBride (b)
  IMPD-233 (IMPULSE) 1997

01. All or Nothing at All
02. Peel Me a Grape
03. I Don't Know Enough about You
04. I Miss You So
05. They Can't Take That Away from Me
06. Lost Mind
07. I Don't Stand a Ghost of a Chance with You
08. You're Getting to be a Habit with Me
09. Gentle Rain
10. How Deep is the Ocean (How High is the Sky)
11. My Love Is
12. Garden in the Rain

Diana Krallは、お気に入りのvocalistとして、このブログのVocal編の最初で
"The Look of Love"(別頁あり)の記事歴もあり、以前は、全てのアルバムを聴いて
いたのですが、エルヴィス・コステロとの結婚後初めてのアルバムとなった
"The Girl in the Other Room" で、それまでとは何かが変わってしまい、歌に魅力
を感じなくなってしまった私は、それ以後、彼女のアルバムに手がのびません。
しかしながら、かつてよく聴いていた頃のアルバムは、今でも時々聴くこともあり
ますが、やはりその類いまれな天性の歌のうまさには魅せられてしまいます。
しばらく間があきましたが、そろそろ彼女の新作もチェックしてみたいと思える状
況になってきた今日この頃です。

さて、本作は、かつてよく聴いていた頃の中でも、お気に入りの一枚と言っていい
でしょう。特に捨て曲なし、粒ぞろいのナンバーが揃っているという本作ですが、
Dianaのアルバムでは、たいていその中に1~2曲、非常に高頻度で聴いたという、
特別お気に入りの曲が入っていましたが、本作中の "How Deep is theOcean"
がまさにそれです。この曲、多くの人がやってますが、その中でも私的には、上位
にランクしているという程、Dianaのこの一曲には、特別のものがあります。
ドラムレスというフォーマットが、Dianaのヴォーカルのきめ細かなニュアンスの
表現にも、プラスに作用していると思え、このフォーマットを好む彼女の考えもよ
く理解できるという本作です。


さて、この "How Deep is the Ocean" ですが、Dianaバージョンに負けず劣らず、
私的お気に入りとなっているのがデンマークの歌姫 Sinne Eeg(別ページあり)の
バージョン、このデビュー盤以降も順調に伸びて、アルバムリリースもコンスタン
ト、いずれも好内容という彼女ですが、先日その彼女の最新の状態を知るべくLive
に行ってきました。今回初めてとなる場所でSinneとご対面です。ズバリ、エエで
す!
生Sinneは、あまり飾りをつけない素直なフレージングで歌唱も安定し、巧みなス
キャットには、ヴォーカルでは希薄になりがちなJazzの魅力でもある即興性も備わ
っており、Jazzの伝統を踏まえつつ、今を生きる現代のヴォーカリストとしての旬
な感性を見せてくれました。
惜しむらくは、支えるバック陣の感性に若干の古さがあり、彼女の現代的感性との
相性面での問題も感じましたが、共演者によってはさらなる彼女の魅力も引き出せ
たと思えたのがちょっと残念なところでしょうか。
外見に似合わず、勝ち気な性格で姉御肌、キッチリ仕切ってました。
女優並みのルックスは、◎!

Sinne Live

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Diana Krall
Sinne Eeg

Category: vocal  

"From Above" / Viktoria Tolstoy


Viktoria Tolstoyのアルバム 「My Swedish Heart」 からの一曲
"From Above"
Wakeniusのギターが泣かせる。





「My Swedish Heart」の記事は → こちらから

Ulf Wakeniusについては、後日(2006年)、Kjell Ohman(p), Hans Backenroth(b)
Joakim "Jocke" Ekberg(ds)を従えたカルテットを生で聴く機会に恵まれましたが、
このユニットは、Petersonの世界が色濃く反映されたもので、残念ながら、本曲に
感じられるような哀愁ある響きは聴けなかった。
その時点での自分の求める方向性とは違ったこのライブでの印象が後を引き、その
後、彼とは疎遠になってしまったという経緯があるのだが..................................
人生とは、押し並べてちょっとした出会いのタイミングに大きく左右されるもので
ある。


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Viktoria Tolstoy

Category: vocal  

Anna Callahan / It's Just the Rain

Its Just the Rain  01. I'm Old Fashioned
  02. September in the Rain
  03. You'd Be So Nice
  04. It's Just the Rain
  05. Tomorrow I'll Tell You I Love You
  06. What'll I Do
  07. Let's Get Lost
  08. First Kiss
  09. I've Heard That Song Before
  10. You're My Everything
  11. I Fall in Love too Easily
  12. Secret Love

Anna Callahan (vo,tp)
Joe Bag (org)
Greg Gordon (p)
Rick Shaw (b)
Jamey Tate (ds)
Angharad Records 2004

女性では珍しい米国のヴォーカリスト兼トランペッター Anna Callahanは、数少ないお気に
入りヴォーカリストとして、本作の前作となる"My Ideal"(別頁あり)で記事歴がありますが、
本作もそれとほぼ同時期に、オルガンの Joe Bagの参加も魅力で購入したものです。
特別に上手いヴォーカルではない、しかしお気に入り歌手、声質とクセを含めたフィーリン
グ、全てはそこなのだろう。
前作のデビュー盤でもそうだったが、本作でもChet縁の曲が混じっており、トランペットを
プレイすることなど、やはりChetをアイドルとしていたのではないだろうか。
Joe Bagのオルガンは、ブルージーさは出さず、あくまでクールな味付けをしており、その
点、彼女のヴォーカルにもフィットしているようだ。Annaのヴォーカルには、ブルージー、
ジャージーな感覚は似合わないと思えるし、そこがお気に入りでもあるのだ。

さて、そんなせっかくのお気に入り歌手なのだが、現在はエンジニアとしての仕事に専念して
いるようで果たして再びアルバムリリースがあるのかは、定かでない。新作が出たら、また聴
いてみたいと思える歌手もそんなに多いわけでもないのでその点、残念です。

私的ベストは、ポップティストもあるT9 "I've Heard That Song Before"、Annaのクセを含
めたらしさが良く出た1曲。

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Anna Callahan



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